雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

何だかんだ忙しい初夏になりそうだな

さあ今日からまた4連勤だぜ。

帰りの電車でエターナル寝に落ちかかったけど無問題。

あと3日? 4日? 江戸城徘徊イベントは、どこまで歩けるか。2周目は未知の領域なので、ちょっと楽しみでもあります。

 

明日は給料日なので、最近やっとコンビニにチョコミントが出回るようになったことだし、アイス買って帰るか、と滾っていたらですね。

夕飯のあとに新聞読んでたら、すげえもん見つけました。

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ちょま……ちょ待って、何、コーネル? 来てるの? 川村美術館? どこだ!

ジョゼフ・コーネルとあっては無視できない。ググって場所と交通の便を調べましたよ。

そうしたら、佐倉市にあるんですね。千葉県佐倉市

一度だけ、20年近く前に一度行ったことがあります。そのときは国立民俗学博物館に行ったんですが、京成線で行ったもんだから、乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎ、しかもタイミングが悪くて乗り換え待ちが結構な時間あったもんだから、なんかすごい遠いところというイメージしか残ってないんですが、そうか、東京駅で総武線乗り換えなら楽に行けるのか。

今月は兼さんに会いに行くし、連休明けにマミーがトーハクの東寺展行きたいって言ってるから、それが終わってからだな。

オイなんだよ今年忙しいな! 夏にはパナールちゃんをお出かけに連れて行って、秋にまたマミーが京都行きたい言ってるから、宿と飯の手配して、ということは俺ちゃん同行して店まで連れて行かないとだし、そのあとにはまた兼さんに会いに行って、ってやること山の如しじゃねえか!

おい誰だ今「日本刀なんかなんども見たって変わりないじゃねえか」って言った奴。いいかよく聴け、うちの刀剣男士の晴れ姿は、何度観たっていいんだよ。強くてかっこいいうちの子の勇姿は、いくら観ても足りんのだよ。最推しかどうかじゃないんだ。うちの子だからな(グルグル目)(下宿屋本丸の管理人の顔で)

もうね、とうらぶは箱推しするしかないです。他の選択肢は存在しない。

 

おっと、コーネルの話だったな。(お茶をそっと出すアシスタントの平野藤四郎

 

たぶんご存じない方が多いだろうから、ネットでの拾いもんですが、まずはご覧ください。

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こういう、箱の中にいろんなもんを配置したコラージュを作る芸術家で、アメリカの現代アートというと名前が出る作家のひとりです。

この、箱の中にまるっと物語をひとつ閉じ込めたような、自分のインナーワールドを切り取って納めたような、このなんとも言えない感じが好きなんですよ。

最初に名前を知ったのは、ギヴスンの「カウント・ゼロ」。3つのストーリーサーキットが終盤で一つにまとまる物語で、3人の主人公のひとりは、このコーネルの作品の贋作をつかまされたことから物語に飛び込むことになります。

作中で、コーネルを模して作られた箱を「宇宙を、詩を、人間の経験の限界に凍りつかせた」とあらわしていますが、じゃあオリジナルはどんなものなんだろう、と、長いこと憧れていました。

のちに作品の写真集を入手して、じっくりと観て納得。確かにその言葉通りであり、またそれ以上に観るものの心を捉えて離さない。

写真でここまで魅了されたなら、もう実物を見に行くしかないじゃないですか。ねえ。

 

行くとなったら一日仕事、ちょっとした日帰り旅行ですが、身辺が落ち着いたら行ってこよう。会期が終わらないうちに。

忘れた頃にテレビを見ると面白いもんをやっていることもある

まじで掃除洗濯鍵集めだけして、一日終わりました。

蔵は4棟全部一度に開けました。千子と南泉君また来た。

江戸城下はまだしばらく入れるし、刀剣・刀装破壊はないし、周回してるだけで結構練度も上がるので、蔵のリセットして、もう一回集められるだけ鍵集めて、開けられるだけ開けてみることにしました。

現在、近侍当番はいち兄。ディズニープリンスアトモスフィア濃厚。

朝少しゆっくりして、掃除洗濯と鉢植えをベランダに出して日に当てたところで、ポプテピ観ながら周回。午後にえねっちけBSで、面白そうな海外ドラマやってたので、それを見ながら周回。テレビ消そうかと思ったら、あとの番組が「激動の20世紀」だったのでそのまま見ながら周回。いやあ、久し振りに「見よう」と思ってテレビ見ました。

海外ドラマは2時間ぐらいの作品で、ヒトラー暗殺を計画したものの、タイミングが悪くて無関係な人間ばっかり爆殺しちゃったおとこを主人公にした、歴史ドキュメンタリードラマ。

何がすげえって、この人、なにがしかの政治団体だのパルチザンだのの組織には一切関わらずに、ピンで計画立てて下調べして、時限装置付きの爆弾作ってセットして、全部単独で実行したってのが、どこまで決意固いのか。

ゲシュタポに捕まって尋問されて、身内を人質にされ観念して自白、という流れに、計画の実行に至るまでの道のりを描いてるんだけど、内向的で音楽が趣味という時計職人が、時代がどんどん物騒になる中で、どんな風に大それた計画を立てようと思い立って、どう振る舞ったのかを、地味ながら丹念に、一切おかしな具合にドラマチックにしたりせずに見せていて、なんか、すごいもん観ちゃった。

ラストは収容所で処刑されちゃうんだけど、その半月後に連合軍が来て解放、という事実に、歴史の皮肉を感じざるを得ない。で、どうもこの人の経歴や逮捕された罪状その他がはっきりするのに結構な年数を要したらしくて、最近になってやっと、反ナチの闘士として評価されるようになったそうです。

いやもう、下手な創作なんてとてもじゃないけど、この強烈なほどの事実の力には及ばないわ。

やっぱり、わかりやすいキャッチーなドラマ仕立てにしちゃうと、途端におかしな具合に安っぽくなるんだよ。安易なメロドラマはいかん。

「実際になんか起こった瞬間って、その場にいるとすげえ地味でなんてことないもんだぞ」ってうちの近侍も言ってる。御手杵がそういうこと言うと、ミョーな説得力を感じてしまうのはなんでなの。

 

明日から4連勤なので、合間合間で鍵集めしていこうと思います。蔵リセット2周目3周目の審神者の皆様、共に行けるところまでがんばりましょう。

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おとなも子供もじーさんも酔っ払いもシラフも、うちの子はみんなかわいい。

 

ところで、最近ポテチ買おうかと思ってスーパー行くと、ニコ兄と結託して人の耳元で「アオサはナニワの心やで」「ってこの人が言ってるー」って、のり塩ばっかり買わせるのやめなさい御手杵

なんか、何もしてないのに疲れてるみたいなので、もう寝てしまえ。あとのことは全部明日だ明日。もう知らん。

中学生なんて30年も前に引退したのでもうどんな生き物だったのかよくわからん

明日は休みですぜ。

もう掃除洗濯鍵集めだけして、あとはダラダラする。

 

仕事から帰ったら、ちょうどパナールちゃん(姪)とお嫁さんがいたので、ちょっと話をしましたよ。

「パナールちゃん、中学に入ったからお祝いしたでしょ」

「うん」

「あんたもう散々なんか買ってもらったりお小遣いもらったりしたでしょ」

「うん」

「じゃあお祝いがわりに星龍とお出かけしてみる? 」

「いきたーい」

だそうで、なんかあっさりいきましたわ。

1学期中だと、学校に慣れるまで落ち着かなさそうなので、夏休みに入ってから出かけることにしました。夏休みだったら出かけて疲れても、翌日遅く起きたところで問題はないですし。

お子様相手だったら、鎌倉に連れて行ってイワタコーヒーで甚だしき厚みのホットケーキ食ったり、小町通り歩いたり江ノ電で海に行けばウケると思うの。たぶん。

あっついだろうけど、お子様同行なので、泡の出る茶色い奴は控えようと思います。

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いやうまいのよ昼間に呑むと。

あのうまさは背徳感も作用してるのじゃないかと思うんだけど、実際のところどうなんすかね。

 

さて、泡の出る茶色い奴を呑みながら鍵集めするか。

行くぞやっさん、目指せ100万首(物騒)

スギとヒノキのテロリズムが下火になるまでおとなしくしておくか

きのうはなぜかまったくわからぬ荒ぶりでしたが、今日は心穏やかに上海決勝の見逃し配信を観ながら、江戸城下を徘徊して鍵集めしてました。とりあえず1000近くまで集まった。今は花丸1期観ながら鍵集めてます。やっさんを近侍当番にしたら、ボスマス踏むとヒャッハーしながら斬り込む、とんだウォーモンガーでした。かわいい顔しておそろしい子……! みっちゃんは無事カンストしたので、これからは本丸で家事をしてもらおうか。なあ伊達男。

あとは何だっけ。ああそうだ、ガムテ買ってきたから箱組み立てて、いらない書類ぶち込んで、回収頼んだんだった。あさっての午後に引き取りにきてくれるそうです。

 

明日は仕事に出ると、また一日休みですが、さて何しようか。

給料前だから外には出られないし、また鉢植えを日に当てて、掃除洗濯して鍵集めして、お茶淹れてダラダラするか。

月末には兼さんに会いに行くけど、5月末か6月あたりにまたどこかに行きたいのう。こう、デジイチ持って、独りでぶらっと遠征に。なんとなく候補はあるけど、ああそうだ俺ちゃん、パナールちゃん(姪)の進学祝いもあったんだ。小遣いやったりなんか買ってやったりは、もう他でやってるだろうから、俺はどこか中学生ではなかなか行動範囲として選択肢に入らないような、ちょっとしゃれたところにでも連れて行ってやろうかと考えてはいるんだけど、どうなのか。どういうところに連れて行けばウケるのか。行くとしたら、本人が行きたがってお嫁さんと弟のOKが出て、更に兼さんに会ってから私の小遣いに余裕があれば、なんだけどね。

今どきのお子様はどういうところに行きたがるもんなのか。JCに一番感覚が近そうなところで、ねえ乱ちゃん、どんなところに行ってみたい?

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「はいッ、ボク、かわいいお洋服を買いに行きたいですッ! 」

うんごめん、それはまた今度ゆっくりね。

アレかなあ、ステキなお庭できれいなお花とか見て、おしゃれなお店でお茶をいただくとか、そういうのはどうかしら、ウケるかしら。あと下町巡りとかは……地味か。

もうわからんのよ。昔から、原宿とか渋谷とか、博物館美術館以外まったく興味関心を持てなかったからわからんのよ。

仕方ない。いよいよとなったら本人に訊くか。

まずはすぐ目の前のものからだ。待ってろよ兼さん。

言いたいことはハッキリクッキリザックリでかい声で言ってくれないと伝わらない

明日は休みですが、今日は上海GP決勝。

しかしすげえダルッダル。

朝の電車で、俺とほぼ同年代と思しきネエちゃんが連れのおとこ相手に舌っ足らずのニャンニャン口調で話してて、ひたすら不気味だったので、ずっととうらぶ歌詠集聴いてました。御手杵って、イイよね!

昼の休憩に入れば、休憩所の電子レンジの前でよその店のおばさんが突っ立ってて、私がレンジ空くのを待ってると「あのう」「電気ポットが」と、声が小せえから何言ってるのかわからなくて、ブレーカーの関係なのか同時に使っちゃいけないみたいっすね、とだけ答えたら、なんかね、クネクネクネクネ、何が言いたいのかわからんのですよ。「それ『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のサルマ・ハエックの蛇踊りの真似してんのか小便してえのかどっちだ」と訊こうかと思ったところでやっと「電気ポット使いたいんですが」。

いや「ですが」じゃねえ。その小便我慢してるアクション取ってる時間を「お先にポット使わせていただきますねー」のひと言にあてれば、物事サクサク進むんじゃねえのかと。第一、声がささやきリポーターばりに小さいので聞こえないんですよ。そんなカマトトぶってささやく小鳥みたいな声しか出さないでどうするの。そんなんで客商売務まらねえよ。店員の声がそんな小さいんじゃ、お客さんに金額だの商品情報だの、必要なことが何にも伝えられないんじゃないの。

その、小便我慢アクションとささやきリポーターとで軽く苛立ってたので、イイすよとだけ応じましたが、あの人あんな声量しか出ないのに、よく立って歩けてるな。腹筋がフニャフニャだと、声も出ないし体支えることも難しいのにな。

んで、そんなことを午後にすいか斬りながら、お野菜部門のおばちゃんと話してたら「星龍=サン機嫌悪いでしょー」と言われました。

そのときには「え? いやどうなんだろ。別に腹減ってないし、てゆうかむしろさっき昼飯食ってきたばっかりだし」なんて言って、2人でケタケタ笑ってたんですがね。

今気がついた。私はアレだ。毅然としてない人間を立て続けに目撃して不愉快だったんだ。

他人に対して性別のみを根拠に「かわいい/かわいくない」という、およそ相手の人格を無視した評価基準で接されて、それをバットで打ち返すどころか、その馬鹿馬鹿しい評価をありがたがって喜んでいるようなぶりっ子は、人格否定されてお人形扱いされてるのに何をのん気に喜んでるのかと思うし、言いたいことをはっきり言わない人間を見ると、あなたの言いたいことなんて誰にもわからないし、黙っててもわかれというのはエスパーでも連れてこないと無理だし、それに何でも他人に察しろというのは何様のつもりだとしか言えないし、自分で言わなくちゃいけないことだってたくさんあるんだから、できることはちゃんと自分でやりなさい、おとなだろ。としか思えません。

抜かれたら抜き返す。それでもまた抜かれたら抜き返して、更に相手のピットにカチコミかけてぶん殴ってくる。胸倉摑みあって「何だとこの野郎」を堂々とやれるF1ドライバーの姿勢を見習えよ。

と、今何となく今日の出来事を振り返ったら気がついた。

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私アレだ。基本仕様が大兎撫子だった。

舌出せやてめえええええええ‼︎‼︎

試合に勝っても勝負に勝てなかったらそれはもうあかんやつだろう

きのうはヘルシング観てイロイロ考えてたけど、今日は仕事しかしてないよ!

そうそう、なんやかんや書くだけ書いて更新してから気づいたけど、アンデルセンのおっさんの話するの忘れてた。

あのおっさんもなあ。旦那が激怒したのは、もしかしたらこいつが俺を殺すかもしれない候補に入れるぐらいに「人間として戦うことができる奴」と買ってるところがでかかったのに、よりにもよってそんなおっさんが、試合に勝つため勝負を捨てる的な最悪の選択肢を選びやがったので、心の底からがっかりしたんだろうなと思ってますが、その辺、ヘルシングお好きな方やヒラコー先生のファンの方はどうお考えになるのでしょう。

旦那からすれば「こいつすげえ! このすごさには全力で挑んでこその礼儀だろ! 」とノリノリで立ち向かったのに、自分から人間やめてなんかよくわかんないモノになっちゃって、白けるやら腹が立つやらでしかなかったでしょうね。だから心臓ブチ抜いて聖釘を強引に押し出して抜いたのは「俺みたいになるな」「人間として生きて死ぬのが一番なんだから自分からこんなことのために捨てるな」という、そういうアレだったのじゃないかなと。最期にイスカリオテの武闘司祭じゃなく「孤児院のアンデルセン先生」の顔で死ねたのを見てほっとしたのは俺だけではないはずだ。

でもまあ、最後はちゃんと、くだらないことで大騒ぎできるぐらい平和になって、みんなニコニコできるラストだったのでよかった。

旦那はシュレディンガーのちからまで自分のものにしちゃって、でけえこと言ってたけど結局全面的に負けてるな少佐。

 

明日仕事に出ると休みですが、なんもやることねえ。

ああでも上海GPあるんだったっけ。レース何時スタートだったかな。昼間のレースだったら、またアレだ。日中に見逃し配信で観て、リアルタイム観戦しているかの如き感じで観よう。

 

なんか、きのう今日とヘルシングの話ばっかりしてますが、別に私、ドロッドロの誰一人助からない系の残虐バトルロイヤルが好きなのじゃなくて、ガンアクションと伝奇ジュヴナイルと謀略モノが好きってだけの話ですよ? てゆうかそういうの嫌いな人っているの。

 

んで。

現在、江戸城探索は超難ルートで周回、鍵は500本越えました。もうすぐみっちゃんもカンストするので、そろそろ次のメンバーを考えなくては。

ああ、文章ばかりだと華がないな。

なんかいい画像ないもんか(フォルダを掘り返す)

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そういえば、去年の今頃こんなことしてたんだったな。何もかも、みな懐かしい(違うぞ)

今日はもう、さっきコーベインで買った手形を使い切ったら、江戸城から帰って寝ます。

「ヘルシング」は裏返しかつど直球の人間賛歌である

休みですがめっさダラダラしましたよ。

ゆうべは3時近くまでヘルシング観ちゃって、ただ最後まで観ちゃうと夜が明けちゃいそうだったんで、途中でやめて寝ました。昼に起きてフートンをしまって、掃除洗濯して鉢植え外に出して日に当てて、そのまま江戸城探索しながらヘルシング最後まで観ました。

うん、アーカードの旦那カックイイな。ただし俺的最推しはベルナドットさんなんだけどな。

ベルナドットさんいいよな。さんざんおネエちゃんと遊んでるだろうに、婦警に対しては小学生男子が気になるおんなのこだとどう接していいのかわかんなくてつい下ネタ言ったりする的な、あのシャイなアンチクショウ的なね、最期に腹に大穴開けながらおんなのこ守って、死に際にベロチューかまして「俺を喰って一緒にあいつらぶっ飛ばそうぜ」って、カックイイにも程があるだろうが!(萌え過ぎてキレる)しかも人狼少尉とのバトルで婦警が諦めかけると出てきて、タッグ組んで戦い方を教えるとか、ヤダもうSUKI!

旦那は旦那で、人間であることに耐えられなかった自分というものをちゃんと自覚しているだけに、人間が年を重ねて老いていく姿に敬意を持ってうつくしいと感じていて、だからこそ50年から経ってもなお変化や成長を受け入れない最後の大隊の連中や、姿かたちがまったく変わらない少佐のことが嫌いだし許せなかったのかな、とも思うんですよ。

少佐のあの真の姿については、どこまでを人間といえるのか、どこからが人外のものとなるのか、という線引きが、何を基準に推し量られるのか、ということをふと考えてしまいました。なんとなく京極夏彦先生の「魍魎の匣」を思い出しました。

人体の部分を他のもので代替するとして、そのとき意識は、元々の個人のものといえるのか。そこに代替したものの要素が混ざり込むことがないと、どうして断言できるのか。

ロンドン大侵攻がもう、みんなまとめて真っ平らというか血風呂というか「胎界主」第2部・生体金庫襲撃のくだり的な修羅場だっただけに、ラストでインテグラさんが小じわを気にするぐらい平和になったので安心しました。歳を取りたくても若い姿のままの婦警に八つ当たりしたりとか、やっとそういうかわいいところを見せても問題ないくらい平和になったんですよ。でもやっぱり婦警は相変わらずベルナドットさんと一緒に存在していて、ハインケルは頰に開けられた銃創を治療もせずに包帯巻いてふさいでるだけで、生き残った者はみんなあの地獄の夜を忘れずにいる。

最後に、インテグラさんは「私はもうおばさんになってしまった」と漏らしますが、その言葉への「だからこそうつくしいのだ」という答えが、生きること歳を重ねること、歴史を刻むことへの最大級の肯定の言葉となっていて、だからこそ人間は怪物に打ち克てるのだというメッセージにつながっていくわけです。

物語の冒頭で一度死んで吸血鬼になった婦警も、怪物と戦い撃ちたおす使命を負っているインテグラさんも、吸血鬼になったことで人間というものを見続けたアーカードも、みんな知っていたしわかってきたことが、人間であることに執着していた少佐にはまったくわからなかった。知ろうともしなかった。

そうしたことを考える上で、最後の大隊の吸血鬼たちと、アーカードと婦警との違いもまた、非常に興味深いです。

血を吸い相手のたましいを受け入れることで共に存在するアーカードと婦警に対して、最後の大隊の吸血鬼たちは、グールを使うことはあっても他者を自分のうちに取り込むことはない。他者を拒絶した少佐と同じく、超常のちからを振るうことはできても、それはあくまでも自分だけのもの。独りで充足しているだけのものでしかない。だからこそ「触れる私と触れられるあなた」を体感として知っているアーカードや婦警に打ち果たされてしまったのではないかと思うんですよ。

ヒトも怪物も、他者を知り、それを通して自己を知るからこそ真の意味で存在できるのです。

 

なんてことをつらつら考えながら、ずっと江戸城で鍵集めしてましたが、もうすぐみっちゃんがカンストするし、あと1100本集めると蔵の箱全部開けられるのでがんばるぞい。

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御手杵御手杵なら第一部隊に入れたから、キラッキラしながら敵串刺しにしてるよ(「俺の隣で寝てるよ」のノリで)

江戸城探索は23日までだそうなので、今回はたぶん蔵全部オープンできるぐらいには周回できる、はず。まずは地道に回っていきます。

よし、みっちゃんがカンストしたら代打にやっさんを入れよう。かわいい顔して、事あるごとに首落としたがるやっさん。

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いや、こうして沖田君の話してるときはかわいいんだけどね。

明日あさってはまた仕事だ。きのうは朝の電車がひどいことになってたけど、土日だからそうそうおかしなことにはならないだろう。と祈りつつ、薬飲んで寝ます。

 

ああそうか。ニコ兄とか悪い紳士とか御手杵とか、私、平常時と戦闘時のギャップが激しいタイプがストライクだったのか(唐突な気づき)