雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

小岩井よつばさんよりも写真が下手だとばれてしまうブログ

前回・前々回と、旅行中の様子を書いた訳ですが、今回は道中に撮影した画像の中から何枚かをお見せしようと思います。

まずは、f:id:bf021hugtlang:20161002222652j:image

鴨川デルタ。橋の上から見ると、気候のよい時季にはここで学生がピクニックしたりしてます。ロケット花火を撃ち込んで阿鼻叫喚の地獄絵図を観られたら、それも一つのエンターテインメント。でもさえない若者達だったら、酒でも買って差し入れて励ましてやりたい。

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下鴨神社は、何だか必ず寄ってしまいますね。さるやもあるし。あと、森の中をまっすぐに分け入っていくのがいいんだ。夕方はホント、何か出そうなおどろおどろしきアトモスフィア漂ってしまいますが、早朝や昼間はいいですよ。

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それから、ここも必ず旅程にねじ込む詩仙堂。前回も言いましたが、行くたびに石川丈山にジェラしい思いで一杯になりますね。将来隠居してこういうところに住みたい。この環境で、ほどほどに電化してネットつながるなら最高。(ダメじゃん)

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庭に降りるだけでも、こんな演出をサラッと当たり前にして、しかもそれがホントに普通のこととして行われているから気取ったイヤミさが全くないんだよ。「だってこの方がカッコいいじゃん」「こうする方が美しいでしょ」って、心地よさや快適さが、生活の中で必要な要素の一つになっているのね。

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そして詩仙堂を出て、一乗寺の町で出逢ったおキャット様は美しかった。

この「撮影か。そうか」と言わんばかりの、神々しきオーラ。

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北野天満宮もよく行きますね。境内の牛をムツゴロウさんみたいな撫で方するし。

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もう少しするとずいき祭なので、こんなん立っておりましたよ。

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こんなんだとか、

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こんな、想像上の、明らかにいる訳ねーだろこんなんと言われたらそれまでな動物ですが、こういうものや妖怪、伝説、昔話のたぐいは「その時代の人たちはこういう風に世界をとらえていた」という、今の私達が知っている知識情報だけが世界のすべてじゃないのだと教えてくれるので好きです。今の私達は獅子をライオンのことだと解釈してますが、昔の人たちにとっての獅子は「獅子」であって、ライオンは違うもんと思うのかもしれないし、あるいは獅子=ライオン、と同時に「獅子は獅子でしょ」という、それはそれとして、という図式も同時に複層的にあるのかもしれないし。

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これは以前の写真ですが、こういう古いものがあると思えば、

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街の中にこんなんとか、

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こんなん出て来たりして、いつまでも同じことしかしない訳でなく、かといって東京みたいにいいものでも古いってだけで切り捨てたりもしなくて、残るものは自然に残るし、新しくてもいいものであれば徐々にだけど自然に取り込んで行く、何でもありなところが、この居心地の良さのもとなのかなと、河原町三条の進々堂でモーニングを鬼ムシャしながら、ぼんやり考えたりもする訳です。(2秒後頭の中はクロワッサンにイチゴジャムがうますぎてサクサクに占領される)

 

と、まあこんな具合で、何枚か画像を貼ってみましたが、いかがでしたか?

京都は憧れてるけど行く機会がなくて、という方。いつ行っても、その時季にあった楽しみが何かしらあります。思い切って行ってみてください。

とっつきにくいと敬遠されている方。大丈夫、イメージよりも気さくな土地です。バスの中に貼ってあるマナー広告が吉本新喜劇です。東京、少なくとも西多摩では考えられないポジティブさです。まずは見てもらおう、注意を喚起して情報を発信しようという点で、非常に優れていると思います。いくら公共のポスターでも、ソツなくお堅いだけじゃ誰もしっかりとは見ない。見習えよ東京都。

行くたびに痛感するのは、東京の一万倍便利で、百万倍環境がいい。妙な具合に街や行政区域、商業区域などが拡散しているから移動だけでも面倒だし、住宅街はスプロール化していてつまらないし、東京は人間が住めるところでなくなってます。物もやたらと高いし。なので、将来…は無理だったら、もう来世でもいいよ。京都に住みたい。さもなければロシア。

4年後にはオリンピックとかやるらしいですね。ただでさえ気ぜわしいのに、そんなことされたら余計にうるさいじゃないのさ。少なくとも半月は京都に高飛びできるようにしないと。

とにかくそこそこ楽しく、そして基本は静かに暮らしたいので、ホント京都に住みたいです。別荘とか、月のうち半分弱行ってるとかでも我慢するから。