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雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

紳士も食わず嫌いせずにいっぺん観てください

まだロシア大会観てないけど、改めて振り返りたくて「ユーリ!on ICE」1話から観てます。

ユーリの眉の角度ひとつ、目線の高さひとつで、こうまでメンタルの成長が判るってのがね、本当に丹念に、愛を込めて作られた作品だなと。

この、ユーリがヴィクトルの振り付け完コピするのも「好き過ぎてつい完コピせずにいられなかった」感が丸わかりで、こんなの観たら、そりゃあヴィクトル惚れるわ。そして迷わず日本に来るわ。

オープニングもエンディングも、選曲がちゃんとフィギュアスケートで使いそうな曲感漂ってるし、細かいところまでちゃんと目配りされていて、世界観にどっぷり浸かれるようになっているのも最高。

メインのキャラクターそれぞれの動機もちゃんと描かれていて、そこもまたいいですね。ヴィクトルは出る試合出る試合全部圧勝しちゃうのが当たり前になっちゃって、もう退屈しきってたのが、ファイナル最下位の選手が自分のことを好き過ぎて完コピして、それが試合よりもはるかにクオリティ高い滑りで、すっかり魅了されちゃったし、一見ひねくれててチンピラなユリオは親の愛に恵まれなくて、唯一自分を可愛がってくれたじいちゃんが褒めてくれたスケートを、じいちゃんに喜んでもらいたくて熱中していたら代表選手になってたけど、まだどっかお子様なので、帰らないマーマへの愛憎半ばする気持ちや、世界中の人間に注目させればマーマも見てくれるんじゃないかという、自分でも気づかない期待からくるハングリー精神が強いし、ジュニアの南くんはユーリからすると、遠くから一方的にヴィクトルに憧れてた、ちょっと前までの自分みたいなんだよねえ。「ユーリくんに黒歴史なんかなかばい! 」って、ユーリ本人は封じたいこっぱずかしい衣装すら好きって断言する。

人と人の関係や心の成長を、本当に丁寧に描いている物語ですよ。

反吐が出るような嫌な奴なんか出さなくったって、ちゃんとステキな物語は作れるんですよ。

そういう点で私の中では「モーレツ宇宙海賊」「Gのレコンギスタ」と並ぶね。

作中で使用されている曲も、さすがに大きな大会に出るエピソードもあるから、絢爛豪華なラインナップです。サントラ出てるかな。

 

野郎ばっかりでイチャコラしてるのイヤだとか言わずに、男性もいっぺんご覧ください。じっくりと、人の絆を描いている名作です。そんな些細なことで食わず嫌いするのはホントにもったいない。

 

いくら何でも「ヴィクトルもうユーリと付き合え」「はよ告れ」「ああもうこの二人くっつけ」「尊い」ばっかりだと、せっかくの名作なのにもったいないので、できるだけ冷静に魅力をお伝えできるようにがんばってみた。もう入籍し添い遂げろ。(ついにこらえ切れなくなった)(崩壊)