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雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

今の私の何割かを占める要素はこのゲームで叩き込まれました

うちの中がわっさわさしていて、まだお子様起きてるので「ユーリ!on ICE」一挙放送は観られません。バンダイチャンネルで1周します。

洗濯物干したし、酒のアテもまあ何とかなった。あとはコレ書いてフートンを出してから、ゆっくりと観るとしよう。

なんか私のiPad、「フートン」って打鍵すると「胡同」って出るんですが、最低限文化的なiPadなんでしょうか。

ああ「クーロンズ・ゲート」やりたい。胡同といったら「クーロンズ・ゲート」だよ。

 

ご存知ですか。「クーロンズ・ゲート」。

プレステ黎明期に、今考えるとおっそろしい、何とディスク4枚組でリリースされた「伝説のクソゲー」との誉れ高い、アドベンチャーゲームです。

今のヌルヌル動くツルッツルのCGに慣れた目には、確かにカクカクでいささかぎこちない動作ではありますが、それでも最初期のプレステで、これをやってのけたこの情熱と偏狂的な愛と熱量を思うと、むしろ愛すべきクソゲーではないかと思っております。

ときに斜めに傾ぐ画面内の視覚に酔いながら、ときにストーリーを進めるためのアイテムのありかが判らずコントローラーをぶん投げたい衝動に駆られながら、それでもゲームの世界観にどうしようもなくフェチ心をくすぐられ、ダメなところがむしろ愛おしくさえ感じながら、ちまちまとプレイしたのも、今となっては思い出。

中古ソフト屋のワゴンで、化粧箱とブックレット付きの豪華版が…500円、だったかな? もう明らかな投げ売りで出ていて、当時から中華好きだった故に、名前だけは知っていたゲームの、それも豪華版をこんなに安く買える! と飛びついて、迷わずレジに飛んで行ったわけです。

いやあ、買って正解だったね。

もう好きなもんばかりが寄せ集まったゲームでした。

中華。スチームパンク。チープないかがわしさ。路地裏の薄闇。あからさまなパチモンテイスト。香港ノワール。主人公のあずかり知らぬところで密かにめぐらされる陰謀。ジャンクな風景。道教思想。ああ、数え上げればキリがない。

プレイヤーは主人公の目線で、ゲーム内の世界…九龍城砦のスラム街を歩き、町の住人たちから話を聞き、ダンジョンを探索して、街の風水バランスを整えてゆく中で、思わぬ冒険をすることになります。あるときはダンジョンのガイドを務めるキャラクターの助けを借りて別の街区へ、またあるときは、時間を飛び越えて、過去から現在へ至る風水の乱れを整えてゆきます。その中で、主人公を助ける者、鬱陶しく思う者、また主人公に敵対する者、様々なキャラクターが登場しますが、みんなとにかくアクが強い。ちなみに私のお気に入りはエビ剥き屋の子供と、ダンスホール妖精さんです。

もし、ちょっと遊んでみようかな、と思ってくださるなら、一つだけ忠告。

 

このゲームは、ずんずん進めて早くクリアしよう。と、一般的な他のゲームと同じ感覚で遊ぶと、すぐにストレスが限界にまで達してハードごと破壊したくなります。

心がけるのは、クリアではなく「街を歩くことを楽しむ」ことに徹する。気楽な観光のように。あてのない旅のように。

 

他のゲームではまず見られない、珍妙なアイテムばかり出てきますが、どれもパンチが強いです。何をどう使うのか、さっぱり見当もつかないですが、筆頭は「うがい水」ですかね。個人的には「美顔クリーム」「海藻パック」も捨てがたい。

もしも、ゲームソフトを探していてこれを見かけたら、物は試しでプレイしてみてください。ホントもう、アクの強さなら天下一なので。