雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

園芸も絵も結局は思い通りにならない不確定な要素を楽しむものだと思う

明日仕事に出たら、また一日休みになります。

今日は昼前にスポーツジムに行って、午後は「勇者ヨシヒコ」の続きを観ながら、羽衣ジャスミンに手を入れてました。枯れた葉を取って、伸びた蔓を行灯にくくりつけ、活力剤突っ込んで肥料やりました。もういつきたのかぼんやりしていた梅雨も、気がついたら明けていたので、鉢は部屋の中に回収しています。真夏の直射日光はよくないらしいので。

どうにも根づく気配がなかった多串くんは、様子を見ていたらいつの間にか枯れてたので、もう処分して、なんか考えるか。

そういえば、職場の入ってる駅ナカの花屋で苔玉売ってたな。もう何年も苔玉気になってたし、明日にでも買って、帰ってから鉢を空にするか。

 

今までにいくつか鉢植えを買って育ててきて、ダメにしちゃったものもボチボチありますが、そういう試行錯誤を繰り返す過程で、ふと思いました。で、今回の多串くんの一件で確信したんですよ。

植物増やすときには、生活が安定してセイシンテキも安定していないとダメな。

生活が不安定でゲン直しに鉢植え導入とかすると、ホントあっという間にダメになっちゃう。

そこそこ安定してた頃に買った羽衣ジャスミンは元気だけど、他はどうもダメな。

人間が安定してないといかんってことなんですね。

今はね、おかげさまでどうにか安定してます。やっと長く続けられそうな仕事につけたし、健康状態も落ち着いたし。貯金もできるようになりました。

仕事もなかなか面白いし、ちゃんと朝起きて夜に寝る生活ができているし、今はそう悪くない状態です。

「人間は確信の持てないことはできない、やってもいい結果は生まれない」と押井監督が仰っていたけど、ホントその通りで、あやふやなフワッフワしたままやっていても長続きなんてしないんですよ。だって自分がやってることを信じられないんだもの。世間の人がどうなのかはわからないけど、少なくとも私は、自分のやってることに確信が持てないとダメなこともよくわかりました。

結局は自分の感覚を裏切って能書きだけで動くと、まじでろくなことがなかったからなあ。

どうもゴーストのささやきみたいな本能の部分で決定した方がうまく転がるし、また出た結果を納得して受け止められるので、もうつまらない考えをこね回すのはやめることにしたら、イロイロな面で楽になりました。確信って馬鹿にできないね。

よし。明日は苔玉買って帰ろう。

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こんな涼しげな感じになってくれるかもしれないと期待を抱きつつ、でも植物も運命的な出逢いがあるので、それを感じられるものを探してきます。

園芸も絵を描くのも、手を尽くしても簡単には自分の思い通りにいかないもので、それを受け入れて楽しめるのかどうかにかかってるのじゃないかと思うんです。

思うような枝ぶりや花の付き具合ではなくても、思うようにサラサラとデッサンの取れた絵を描けなくても、愛をもって、楽しく手間をかけられるのか。その結果を肯定できるのか。次につなげようと思えるのかにかかってるのじゃないですかね。

私は少なくとも、まだ楽しいと思えるので、コレしばらくは続くのでは。

明日いいのが見つかったら、写真撮って載せるのでお楽しみに。