雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

たとえすべてが嘘で偽物なのだとしても僕らはそれを愛して引き受けよう

連休2日目ですぜ。

今日も7時前に目が覚めて、10時前には飯を喰い、スポーツジムも接骨院も行って、午後にはまたひたすらダラダラしておりました。

偽物語」「猫物語(黒)」と観ていました。通して観て思う。

羽川ちゃんが一番の食わせ者なうえに、一番業が深くて怖い。コワイ!

しかし、あそこまでいくとあの子は人格障害的な何かなんじゃないのか?

 

で、今日はアニメ観ながら鏡台の上を片付けておりました。いらないもん捨ててすっきりさせたった。

明日は起きたら洗濯ばい。

あとシャンプーリンスをボトルに詰めておこう。

 

明日も早く起きられればいうことないなあ。

洗濯して、昨日今日と同じように午前中にスポーツジムと接骨院済ませてしまおう。

あさってから仕事だと思うと、アレ。休みが長いもんだからダルッダルになってしまった。

まあ、でも首はだいぶ動くようになったので、何とかなりますって(鯰尾)

そうそう、今月末でバンダイチャンネルはYOIの見放題メニューが終わりますが、dtvでも観られるみたいですね。コレで生きていける。

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コレで何度だって幸せになれる。

ただ、バンチャはとうらぶ花丸2期も有料メニューにしてるし、コレでYOIも有料にしちゃうと利用者離れるんじゃないのか。まあいいや、バンチャは富野アニメを観るためのサービスだと割り切ろう。

最近は花丸2期観たくて、久しぶりにHulu利用することが増えました。そういえば「宝石の国」もHuluで観たなあ。あのアニメも、かなりエグい内容だったよなあ。舞台設定と、子供達の体が宝石だっていうところが煙幕になってるけど、あれって実のところ、紛争地帯の子供兵のお話なんだよ。先生と子供達の関係は、部隊長と子供兵の関係そのものだよ。寝食を共にして、知識を与えて保護して、子供達に慕われて、自発的に大人のために戦わせる、そういう手口の、言ってみれば洗脳です。

キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー」では、かつてのソヴィエトで強引な洗脳を施されたキャラクターが登場しましたが、宝石の子供達の方が受けた洗脳は巧みで、しかも砕かれでもしない限り老いも死にもしないゆえに長期にわたってなされているから、浸透ぶりは赤い星をつけられたあいつの比ではないんですよ。月人と戦うことも、だからあの子たちは自発的に行う。疑問を持っても、それがどんなに深くて強くても、確かめることはないんです。自分が生きている世界がまるっきりのでたらめで、全部は嘘で固められていると思い知らされるのは、何より怖ろしいから。世界を失うってのは、生きる上での基準、足場をなくすってことで、そんなことになれば誰だって生きてはいけなくなりますよ。

で。翻って冒頭で触れた羽川ちゃんの場合ですが。

あの子が置かれた生育状況を思うと、家庭という世界は決して自分を守ってはくれないので、ならばと自分の尺度を改変してしまい、それが常軌を逸した改変だったから余計に適応できなくなって歪んだ、ということでしょうか。傍から見ているぶんには「よくできた優等生」ではあっても、誰であれ正視されるほど密な関係は築いていなかった。ところが暦や忍野と交流ができたことで、微妙でも決定的な歪みに気づかれてしまった。

私と世界の相性が悪いのなら、私の物差しを上書きしてしまえばいい。

忍野は羽川ちゃんを「おそろしい子だよ」と評しますが、それをやってのけて15年もそれを常時維持し続けたその精神的な強靭さをこそ怖れていたのかもしれませんね。言ってみれば、自覚的に自発的に発狂するようなものですから。

全部が嘘で全部が偽物であっても生きている以上は生き続けるしかないし、でもそんな怖ろしいところで、正気を保ってはとても生きていけない。だとしたら、覚悟をもって歪んで、すべてを受けとめて引き受けるしかない。そういうところに身をおいているんですね。その姿は痛々しくもあり、またそれ故にまっすぐ過ぎて怖ろしくもある。

 

喰って寝て排泄して、だけでは、生きているというより「生存している」だけでしょう。真の意味で生きるには、もっといろいろなものが必要なんです。

 

よし、明日はまたちゃんと早い時間にスカッと起きられますように。