雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

柄にもなく真面目な話なんてしちゃったら最後はうんこ投げておくといいかも

今日も仕事でしたよ。しかも、忘れた頃にしかやらないことを頼まれて、一日無の表情。

まあいい。あとは明日出勤すれば休みだ。

きのうは毛糸玉を作ったところで寝てしまいましたが、今日はぼちぼち編み始めようかなと思っております。てゆうか作り始めないと、えー加減寒い。床暖房入ってるとはいえ、フローリングそのままダイレクトは冷える。おまけに私、仕事で一日靴と靴下穿いてるから、仕事が終わったなら即座に裸足で過ごしたいんですよ。できることなら日常の外歩きは下駄で済ませたい。

 

きのうは完全に仕事に出る態勢になっちゃってたもんだから寝ちゃったけど、ゆうべはえねっちけスペシャルですげえ面白い……って言うと語弊があるな、興味深い、というか、とんでもなく考察を必要とする、ながら見を許さぬ番組をやっていたそうで、明日の夜中に再放送があるので、それを頑張って観ようかなと思っております。

南米のアマゾン奥地に住んでいたのが、ある日突然住んでいた森から出てきた人について取り上げたルポルタージュで、すんごい多方面からいろいろなことを考える要素が出てきます。

森から出てきたのは男性が2人。しかも、彼らはお互いにしか通じない言葉で話し、文明を本質の部分では受け付けることはなく、唯一お互い以外で受け入れた文明人は言語学者のおっちゃんひとりだけ。

そのおっちゃんは、必死に心底から2人と交流を持とうと頑張って、2人の住む小屋の隣で寝起きして一緒に過ごし、どうにかある程度までは受け入れてもらえるようになったそうです。

そのうちに、どうも自分たちの部族に何があって滅びたのかを話しているらしきことがわかってきた、とはいえ、なんせ意味を汲み取れた単語が800程度、しかも文法・時制がボンヤリなもんだから、いつ頃何があって森に住むようになったのかがさっぱりさっぱり。

すさまじい話でしょ。こんなことが、地球の裏側で実際に起こってるんですよ。「ブラジルの皆さん聞こえますかー! 」とサバンナのネタのように叫びたくなりますが、世界は実に広くて過酷だ。

彼らの使っている言葉とよく似た言語は、南米大陸のもう少し南の方の部族に多いらしく、そこからいささか物騒な推測をすると、企業のコーヒー農園だかカルテルのコカ畑だか、とにかく土地がらみで先住部族が焼け出されて、言語の習得状況などから鑑みるにおそらく十代前半ぐらいであったと思しき最後の2人だけが生き残り、文明の及ぶ地域を避けて森に逃げ込んだ、というところなのか。

言語学者のおっちゃんがどうにか意味をつかめた言葉が「(部族以外の人間という意味ではないかと推測される)あんたたちがやった」「父親死、母親死、女死、子供死」だとかで、そういう中南米のマッタリしたテンヤワンヤを考え合わせれば、そんなところなのかもしれません。国際ニュースとしては結構衝撃的な話だと思うんだけど、ペルーではさほど騒がれることなく、ローカル番組が作られたぐらいで下火になっちゃったって点からも、あちらではそうありえない話でもショッキングなニュースでもないということなんでしょうね。森の中に未知の部族が住んでいても不思議じゃない。なんだろう、近畿地方で工事すると遺跡が出てくるぐらいの、日常で遭遇してもおかしくないよね、程度の感覚なんでしょうか。

たぶん、番組はそういう地政学要素までブッ込んでしまうと尺が足りなくなるからなのか、主眼がボケるからなのか、あくまでも2人の存在のありようをフォーカスして作られているようですが、土地柄起こりうる事柄の可能性も頭に置きつつ、腰を据えて観てみようと思います。

 

しまった。なんかすげえ真面目な話をしてしまった。

ああ! 耐えられない! どうにかしなくては! もっとこう、テケトーな、ゆるみかけのパンツのゴムぐらいのゆるみを! もっと!

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鯰尾ー! うんこ投げようぜ! うんこ!

 

よし、これでいつも通りだな。それでは足が冷えてきたのでフートンを出します。

明日はもっと脱力するぞ。