ゆうべはどうにも具合が悪かったせいか、9時過ぎにはもう寝てしまいました。
だから夜中に目が覚めちゃって、なかなか寝付けなくて、やっと二度寝できたのが5時前。
10時ぐらいにやっと頭が働き出したので、朝飯をいつもの休みと同じように食べて医者行ってきました。
近所にできたクリニックで、マミーが行け行けとあまりにしつこいので、個人的にはやたらとあちこち行って個人情報ばらまくの嫌なんだけど、まあ行ってみたわけです。
いつもかかってる隣駅の診療所は、いつ行っても乳幼児がすげえ数来ていて、待つのが当たり前だったんですが、今日行ったところは空いてました。
看護師の問診の段階で、身近にインフル患者がいるかと訊かれて「何人かいまっせ」と答えたら、そこで即座に「じゃあ検査しましょうか」。
両鼻の穴に棒を突っ込まれるハズカシメを受けました。
「あだだだだだ(棒)」
「痛いですよねーごめんなさいねーハイ終わりましたー」
で、結局は陰性。インフル反応出ませんでした。フツーに風邪で具合悪かっただけ。
薬2種類出されましたが、いつもより少ないな。今までの診療所だと、喘息持ちなのがわかってるからか咳止めの漢方薬シロップ出されてましたが、今回はなし。
診療終わって外に出たところで、職場に電話入れて派遣元の担当にメール。
職場の店長で看板娘ツートップの片割れ・N嬢と相談の結果、スタッフの大半が風邪引きとインフル患者とでうごうごしてるので、明日あさって休みにして、土日に健康な状態で戻る、ということになりました。
やっぱりアレか、推しというか御手杵と共に過ごす空間を清潔に保ちたくて掃除して、加湿器たいて紅茶ガブ飲みして、職場では携帯加湿器で鼻喉を加湿して、仕事柄やたらと手洗いしてたからなんですかね。あとはあきまん先生の真似して、カイロで首あっためてたからなんですかね。風邪は引いてもインフルにはまだかかってません。まあ、どんなに対策しててもかかるときはかかるから、たまたまでしかないんですが。
明日は一度フートンを干して、掃除して、とにかくダラダラして体力を温存しよう。
ああ、洗濯もしておかなくては。
この間割り切った、と言っていたとうらぶ劇場版ですが、やっぱり観に行こうかと考えてます。
観に行った方のツイートを読んでいたら、すげえことやってるみたいで、この構造が成功していたとして、映画1本で終わってしまうのか、シリーズ作品として確立する可能性はあるのか、この劇場版で行われた仕掛けは他へ影響するものなのか、そういう点をこの目で確認してみたくなりました。
端的にいうなら「日本映画でアヴェンジャーズは成立しうるのか」といったところでしょうか。
キャラクターはこれ以上ないほど立っているので、その要素はクリアしているでしょう。問題は、刀剣男士の課せられた使命や任務に、どう今日的な問題や普遍的なテーマを絡めて提起できるのか。今回の劇場版でそれがなされているのか、なされているとして、自覚的に盛り込まれた要素なのか、偶然の産物でしかないのか。
アメコミヒーローたちの映画が、あそこまでしっかりした物語として成立しているのは、ただヒーロー万歳だけの無邪気なストーリーでなく、ちゃんと現実の世界が抱えている問題とリンクしたテーマを提示して、主人公や仲間たちがそれに向き合っているからこそなのだと思うんですよ。キャプテン・アメリカが洗脳された親友と対峙したり、年老いたウルヴァリンがかつての自分と同じ能力を持った子どもを導くことになったり、そういうことをきっちりやれる、やろうとするところに、ハリウッドの凄みを感じます。ジジイになって衰えたヒーローとか、ほとんどの人間は「誰も見たがらないだろう」と後ろ向きな推測しかできないからやろうとしないでしょ。でもウルヴァリンがじーさんになったあとのお話をやるんだぜ。すごくね? 日本でこういうことができる度胸のある人って、サイボーグ009の映画の企画が出たときに「フランソワーズをおばさんにしよう」とアイディア出された押井監督ぐらいじゃないのか。いや、ファンゆえの欲目とかじゃなく、シンプルな推測として。
そういう、ある種タブーというか、斜め上の要素を取り入れられるのか、正面からがっぷり四つで取り組む度胸が日本の映画関係者にあるのか、そういう動きが先へ続く可能性はあるのか、というところを見たいんですよ。
「ゲームのファン向けのお祭り映画」としてしか存在を許容され得ないのか。「日本の映画の余命を伸ばす可能性を探る試金石」として、後に続く道を切り拓く作品となり得るのか。
まずは風邪を治してから、その辺を確かめに映画館へ行ってみたいと思います。
実写劇場版2作目には無用組出るよね(グルグル目で)