雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

昭和は遠くなりにけり

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ということでね、いきなり写真で始まりましたが、届きました。「立喰師列伝」のDVD。

夕飯食べて早速観てます。しまった、観てるとやたらと食欲を刺激される映画を、よりによって夕飯後になんて観始めてしまった。まあいいや。

 

今度は「人狼」を入手しよう。終戦の年に生まれたマミーに見せたらどんな反応するだろうか。

「銀座の恋の物語」を観ると、見事に「人狼」があの時代の空気を、今に生きる俺たちに伝えてくれていることに驚かされます。「銀恋」、初見は割と最近だったんだけど、見た瞬間に「『人狼』じゃねえか! 」と驚いたからね私。あと「第三の男」クライマックスのあの追跡行は、こっちの方がはるかに先に世に出ていたってのに、真っ先に「人狼」の終盤を思い出したからね。

ただ、マミーは昔に俺が師匠から借りた「紅い眼鏡」観てたら「アングラ映画みたい」って言った。うん、まあ画面モノクロだしスラム街っぽい背景だし、仕方ないっちゃあ仕方ない。

 

夕飯の後に皿を洗っていて、気がつくと「灰色の花びら」を鼻歌で歌っていたので、俺はたぶん結構ご機嫌なのかもしれない。

シャープ兄弟かわいいなあ(「立喰師列伝」を観ながら)

 

もし「立喰師列伝」未見の方がいらしたら、ぜひ一度ご覧いただきたい。山寺宏一氏による話芸の究極をお楽しみいただけると思います。個人的にはケツネコロッケのお銀、フランクフルトの辰のパートが白眉と思っております。あとはそうだな、冷やしタヌキの政のエピソードは「時代の終わり」を嫌という程痛感させられます。

 

ああしまった。お茶淹れようと思ったら、ティーバッグ買ってくるの忘れた。あの、自分で茶葉だとか煮干し鰹節だとか入れて、お茶淹れたり出汁とったりする、空で売ってるアレ。明日買ってこなくては。

 

では皆様、今日はこの辺で、哭きの犬丸エピソードを観ながらお別れいたしましょう。

もし間違いましたらごめんください、犬丸さんじゃあございませんか(CV:立木文彦