雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

笑顔で朗らかに未来を信じてそれに殉ずるあなたにこそ生きていてほしいのだ

いかん。いかんですドリフ6巻。さっきうっかり読んだら、お豊が捨てがまるくだりで、うっかり泣きそうになりました。いかん。7巻出るまであんまり読まないようにしよう。7巻でデストロイヤーがちゃんと間に合ってお豊が助かるなら、安心して読めるんだけどね。ヒラコー先生お願いします。お豊を助けてください。あと、4巻で土方さんに折られて5巻でドワーフのおっちゃんらが直したお豊の野太刀君も助けてください。脇差と一緒にボロッボロの、ただの鋼の棒になっちゃってたの、審神者の端くれとしては見ていて痛々しかったので。お願いします。

 

それにしても、野太刀の折られた断面見てドワーフのおっちゃん達がざわつくところ、すげえ好き。

「変態の所業じゃ」「変態の国の所業じゃ」って評価、職人には至高の誉め言葉じゃないのかなと。凡人には絶対に真似できないどころか、思いつきもしない斜め上の発想で物を作って、しかもそれが狂おしきハイレベルの出来栄えなんだから。

で、こんな変態の技、再現なんかできるかよって言ってると、お豊に「どわあふは鍛治の匠ち聞いとったが出来んがか」って発破かけられて燃え上がるのがね、もうほんと骨の髄から職人肌。自分らの腕に誇りを持ってるからね、初めて見るものでも、何やってるのか推測できれば、それが大変な労力と手間が必要であっても、いや、だからこそ負けられないんだよなあ。

なんか「その道を極めた」って人を見ると、すごいよなあ、と単純に感心しますね。生半なことではたどり着けないところにいる人だよ。そこまで行く、その覚悟がすごい。だからドワーフのおっちゃんだけでなく、多聞丸ちゃんがデストロイヤーに「日本はどうなった。まあひどいことにはなったろうな」って、訊ねるのでなく、確認するところがね、軍略家としてあらゆる点から分析した、その思考を重ねる過程が、たぶん我々凡人では途中で疲れたり飽きたりして投げ出すだろうところを乗り越えて、もうこれ以上他に結果は推測できないぞというところまで解析していく。その結果があの確認なんですよ。だから勝敗でなく、被害の規模を確認しようとする。戦力差や国力の差を比較すれば、どちらがどうなるのかなんてすぐにわかることですから。

あとねえ、個人的にはデストロイヤーがワンワンに装備つけさせてのらくろ魔改造したりとか、おひい様がシャイロックとバケバケの化かし合いする会合とか、もいいんだけど、最後のお豊が群集相手にカツ入れるあそこで、もうどうにでもしてと口走りそうになった。やばい。漢前なお豊やばい。

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こんな、「戦おうと思うなら一緒に立ち向かって一緒に死んでやる」なんて言われたら、惚れない方がおかしい。無理。しんどい。こんな漢前、恋に落ちない方がどうかしてますわ。

 

よし。あと3日仕事入ってるけど、5巻までをしつこく読んでホルモンバランスを整えて生きる。

お豊で整わなかったら、そのときは最終兵器YOIを発動しよう。離れずにそばにいて。