雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

俺は何者にも縛られたくない俺は俺の旗のもとで自由に生きるのよ

夏ですね。

昼過ぎに、エヤコン付けっ放しな部屋から出てコンビニまで歩けば、コレ人殺せるだろというレベルの暑さ。昼のパンとすいかバー買ってきました。

今度の休みには散髪に行かなくては。暑くて死ぬわ。近侍は御手杵君だけど、懐刀は薬研だから、また薬研みたいにしてもらおう。

午前中は掃除洗濯しながら「さよなら絶望先生」観てましたが、買い出しのあとは「メン・イン・ブラック」2作続けて観ていて、なんでこのチョイスなんだろうと自分で疑問に思いながらも、肩のこらない娯楽にちょうどいい程度のライトタッチで、まあ楽しく観ておりました。いぬもかわいかったし。いぬを揺さぶるトミー・リー・ジョーンズには噴いた。あんな喋るいぬなら、うちにも来てほしい。個人的には柴か和犬の雑種でぜひ。和犬ダメならゴールデンレトリバーかシェパード。シュッとしてるけどのほほんな、でけえいぬがいい。あとチューしてくれる犬種。(いぬのチューは顔なめ)

 

しかし、あのエージェント、もし俺がやれって言われたら、余裕のある生活ができて年に最低限2回の京都旅行と福利厚生と社保ががっつり保証されていれば、二つ返事でなってしまいそうな気がする。

やむを得ぬ事情で家族と生活してるけど、そういう縛りがなくなれば、金さえあればどこででも生きていけるデラシネタイプだもんなあ。根っからの亡命者。程度の差はあれど、何某かから亡命する部分が生活上にないと息がつまる性分。生まれた国を出て、真物の亡命者になる人もいるだろうし、家庭生活から亡命して外での時間を持つ人間もいるだろうし、その辺はそれぞれだろうけど、私の場合は、日常の仕事と家での生活とは別に、単独行動したり、こうしてブログ書くだのついったで誰かとやりとりしたりだの読書や映画やゲームだの、そういう時間がないと窒息する。おかしくなる。だから、普通に遊びに出かけるとかよりも、完全に日常から切り離した過ごし方ができないと息が抜けない。モード切り替えとも違うし、何だろう、だから一番ぴったりくる表現はやっぱり亡命なんですよ。そうやって過ごす間は、それ以前にどんな日常を送っていたのかを全部忘れる。覚えてはいるけど切り離す。まあ、一時的なもんだから、戻るときには思い出さざるを得ないんですがね。それでも何もしないよりはまし。

京都に行くと「ここでなら暮らせるな」と思うんだけど、それは日本の中であそこはちょっと独特な、言ってみればパリみたいなもんで、よそからの移住者や旅行客がうごうごしてるから、ふらっと立ち寄ったというスタンスであれば干渉されにくくて煩わしさがないし、いつ入ってもいつ出て行っても、何度出入りしても構わない、そういう雰囲気を濃厚に感じるんですよ。「ここに! 骨を! 埋める! 」とか気負わなくても住めるし、滞在程度でそれが終わっても、気がついたら死ぬまで住んでたとかでも、フツーにさらっと、そんなもんだなで済みそうだし、出戻ろうと何だろうと構わない。パリの亡命者が「好きでいるわけじゃない」などと嘯きながら、それでもパリで暮らしてるみたいなスタンスでもいい。まあ私の場合は、好きではあるんだけど、およそ人間らしく生きるのに適した土地が他にないから、ということなんだけどね。

「まともな暮らしがよそでできるわけねえだろ」と笑い飛ばしながら、流れ者の顔で何となく吹き溜まって居続ける、そんな感じですかね。

元々が、家だとか墓だとかにあまり幻想を持たないんですよ。墓参りは抵抗なくやるけど、自分の墓はどうでもいいし、どんな家に住みたいとかもほぼないし。蔵書をいくらでも置けて、でかいモニタ置けて、電気水道が通ってて、雨漏りだの戸締りだのに問題がなくて買い物に出るのにさほど支障がなければ、別にどんなボロ屋でも構わないし、家じゃなくてガレージだろうと、住めれば文句なし。

できるならとことん気楽に生きていきたい。

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このぐらい、難しいこと考えるのがばかばかしくなるぐらい気楽に。

 

だが今はまだイロイロめんどくせえもんを切るわけにもいかないので、とりあえず明日からまた仕事してきます。