雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

トリックスタアと雅なお菓子

きのうは朝から掃除にかまけていましたが、今朝は起きてすぐに床拭いて洗濯して、昼前には年末調整の書類を郵送して、大体の面倒を片付けてしまいました。

昼にはお茶淹れてダラダラ。天保江戸城で時間遡行軍の残党狩りして攻殻SACを何話か観て、あとは十二国記の続きを読んでおりました。いやもう、泰麒がたくましくなっちゃったなあ。たぶん十二国の住人は麒麟というと気が優しくておよそ争いごとはできない、というイメージが完全に先行してるんだろうけど、あの子は蓬莱で辛酸舐め尽くしてやっと迎えが来たというイレギュラーな子で、しかも戻ってみれば主人は行方どころか生死すら不明。たぶん白圭宮で陽子の世話になって養生してる間に、脳味噌使って闘う覚悟を定めちゃってたんでしょうね。

しかし、あの世界で麒麟を怪物と認識している琅燦の、あの発想がどこから生まれ出たものなのかが気になる。無条件に「慈悲の化身」「弱い者の味方」と捉えられる麒麟の、先天的に持つ神通力にだけ着目して、その桁違いのちからを冷徹に化物と断ずる世界認識は、何をもってして築かれたのか。阿選の些細な劣等感と謂れのないやましさを突いていいように動かし、自身はまったく状況を支配しない。完全にトリックスターの立ち位置で観察する、一番わかりやすい動機が、天命の矛盾点を刺激するとどうなるのか見たいというのがね。何だ。仙籍に入って歳取れなくなったら退屈したのか。何でそんなもんを知りたいと思ったのかは、最終巻で明らかになるんですかね。まあその辺も楽しみにしつつ、泰麒の頭脳戦と李斎の探索行を見守ろうと思います。

 

さあ明日からまた仕事だ。

来月のシフトは出たんだろうか。マミーは江戸東京博物館の他にも、シネマ歌舞伎観たいとか言ってるので、早いところ休みを確認したいところなんだけど、どうなのか。勘三郎の、えーと、何だっけ「文七元結」だったっけ? 演目見るのを忘れた。

 

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やっと遠征で買い込んだお菓子の、日保ちするもんを食べ始めましたが、何このうつくしさ。お菓子なんだよねえ。下宿屋本丸の歌仙さん大喜び。「君もこんな雅なお菓子を買ってくる感性があったんだねえ」「普段もこういう買い物をしたってバチは当たらないんだよ」「今度茶菓子を買ってくるときには、是非こういう風雅なものを選んでおくれよ」なんて、満面の笑顔でテカテカしながら喜んでおります。「今代の主は雅趣なんて持たない無粋な人間なのかなんてふと思いもしたけど、すまない、僕の思い過ごしだったね」って、ああ、そんなふうに思ってたのね歌仙さん。ごーめーんーなー(ドラえもんの真似が似ない)

この琥珀糖にはみっちゃんと小豆君も興味津々。1枚目の写真は抹茶、2枚目の写真はダージリン味で、風味も感じるし色もきれいだと盛り上がっております。

琥珀糖、寒天菓子だからそんなにモリモリ食べるものじゃないし、三度の食事には響きにくいものだからってんで、短刀の保護者連中にもおおむね好評。子供達はきれいなお菓子に喜んでおります。薬研以外。「なあ大将この前取り寄せたっていう酒はいつ来るんだ」って、お前もう短刀じゃなくておっさんだろ。実は。やっぱりなあ。酒の席っていうと大概いるもんね。お前。平安生まれのいまつるちゃんなんて、9時にはもう寝てるのにね。

そうな、酒は来月入ったら届くから。呑むのは正月まで我慢しような。な。

ということで、明日も酒代とか遠征資金とか名産品買って推しの地元に課金するために仕事してきます。

名産品買うと課金できる推し、最高だな。