香りの好き嫌いってありますよね。
職場で、他の部署なんだけど、忙しくて空になった段ボール片付けきれないでいると手伝ってくれる社員さんがいまして。
ええ、ホントにありがたいことだし非常に助かるんですがね。
なんかフローラルな香りが漂うんですね。
はあ。ちなみに男性です。
どの程度香るのか、ですか。
そうですね、2、3メートル離れていてもはっきり判るくらい香ります。そりゃもうフローラルに。
柔軟剤の分量を間違えたのでしょうか。あるいはクローゼットにうっかり奥さんや恋人の香水をぶちまけてしまったのでしょうか。
私も改まった外出のときなど、香水を使うことがありますが、あんまり匂いを振りまくのは不粋ですから、ごくかすかに、近づいたら判るくらいのつけ方にしています。そうですね、距離でいうなら、ショートレンジ通り越して白兵戦くらいの距離ですか。
自分で使用するのは、フローラル系か柑橘系の、とにかく軽い香りが好きですね。あんまり激しい主張をしないものがいいです。
さて、ここからは聞かれてもいない「私の趣味嗜好妄想」のお時間ですよ。
まずこの方ですが。
ご婦人相手の情報収集デエトでは、ムスク系とかつけてそうですね。普通にお仕事だと、シャキッとした柑橘系じゃないかと。で、いずれにしろ、嫌味のないほのかな香らせ方で、そんなところまでめっさ紳士。
ニコ兄はねえ、私ん中では、ヤニと硝煙と砂漠の砂と太陽の匂い。あくまでも私ん中では。
漢前は匂いに頼らなくても、そのままで充分漢前なので。
ああ、言いたいこと言ったのですっきりした。
で。
匂いって、振りまくよりも、近づいたときにやっと判るくらいが上品でもありえろくもあると思うんですよ。あらねどあれどえもいはず、ですよ。
どうすかお客さん。
あと、ラベンダーの香りと聞くと、反射的に「土曜日のっ、実験室ー！ 」と叫びそうになるのは、どうしたらいいのでしょうか。若者には通じないネタでしょうか。すみません。
とりあえずニコ兄には、ショートホープとかショートピースとかの、きっつくて重めの煙草吸っててほしい。キャメルでも可。
