休み1日目終わり。
見事に何もしてません。夕方に寝癖直しのスプレーと岩下の新生姜とチョコミントアイス買ってきただけ。今はえねっちけBSで百物語スペシャル見ながら、一龍斎貞水の皿屋敷講談待ち。小松和彦先生と夢枕獏先生のツートップをゲストにお招きだなんて卑怯過ぎる。妖怪好きは入れ食いだろコレ。
昼間は起きて身支度しようとしたところで、姪のおともだちが遊びにきて、外だとあっついからうちの中で遊び出して、部屋から出づらくなって夕方までゴロゴロしてたし。いや、寝癖すんごいし呑んだ後の寝起きの顔ってたいがいものっそいことになりませんか。
よし、チェイサーがわりにコーラ持ってきたから、コレで体力の続く限り酒呑める。
ホントはサイダーの方がいいのかもだけど、炭酸で甘いものがこれしかなかった。
ちなみに「サイダーをチェイサーにして酒呑む」というのは、南條竹則先生の「酒仙」に登場する、先生行きつけのお店をモデルとしたニライカナイの仙女経営の泡盛屋さんでやっていた呑み方。程よく呑んで健康になるためにお酒を出しているので、一人の人に一日に出すのは3杯だけ、必ずチェイサーもつける、と、適度に楽しくお酒を呑むということを徹底しているお店で、実際のお店も、こういうあったかいお店なんだろうなあと思います。先生の他の作品では、呑みに行ったら女将のおばちゃんが「今日は鬼平犯科帳やるから」って臨時休業になっちゃったなんてありましたが、うん、鬼平さんカックイイよね。おばちゃん解ってる。
ちなみに仙女曰く、サイダーをチェイサーにするのは「甘くてさっぱりしているので、口の中をリセットできる」とかなんかそんな感じだった。
ああ、京都で4箇所同時中継、しかも妖怪好き入れ食いなツートップが出演ってことで見てますが、なんか番組自体は今のところソフトタッチ。このままソフトに終わっちゃったら「陰陽師」原作読もうか。野村萬斎の実写版ってHuluに入ってるのかしら。
しかし京都ってステキだよなあ。こういう怪異と現代の文明と、古いものと新しいものとが当たり前に一緒にあるのが最高な。だから何度行ってもやめられないし、帰りの新幹線で既に次の旅のことを考えてるんだよなあ。
「立喰師列伝」を思い返してみると、東京はたぶん遅くてもオリンピックと同時期に、こういう「ヒトとは違う何か」が存在する余地を切り捨てたんだよなあ。つまらない街だよなあ。
ああ、なんだかすっかり頭の中が京都で怪異になってしまった。
蔵書整理したときに「陰陽師」文庫版を本棚の一番いいところに出しておいた年末の俺正解。
さて呑みながら続きを見よう。
いやあ、しかしこの手の番組を見ると、ああ夏だなオーボンだなと思うよね。今は稲川淳二だけど、昔はおもいっきりテレビの新倉イワオ強化週間がそうでしたよね。
縁日の子守がんばってパパ。
じゃなくて、オーボンは明けると忙しいのは、あの世も同じみたいですし。
よし。明日はもう少し動くぞ。