雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

夏の終わりにぼんやりとおやつ食いながらもの思う

前回「夏が終わる」とか言っていたらですね。今日の空、雲が秋の雲になっていて、なんていうか、もう終了か。

早過ぎるだろ。

でもまだTシャツに下駄でいける。充分いける。

 

明日仕事に出たら、明後日は派遣仲間のお食事会です。集合は世界の首都・国分寺なので、前乗りして殿ヶ谷戸庭園で写真撮ってこよう。

 

しかし「魔法陣グルグル」妙にクオリティ高いなと思ったら、I.Gさんで作ってるのね。道理で。

原作のラストまでやってくれるのかしら。勇者の火の修行のくだりが好きなんだけど、やってくれるのかしら。

あと原作中でも重要な、ククリが運命の女神に嫉妬するエピソード。あれもちゃんと押さえてくれると信じているよ。

 

んで。

最近また、牧野修の「傀儡后」読んでます。何回読んでも凄まじい。

ものっそいフェティッシュと業と滅びの予感とハイパーテクノロジーの一大伽藍。変わること失うことへの愛憎半ばする想いが、登場人物それぞれの立場や過去、心のありようなどの要因により様々に描かれています。この小説にも、私の想像力は完膚なきまでに叩き壊されまた新たに築き上げられました。

2001年宇宙の旅」が公開された当時、インタビューでこの映画について質問された「ガラスの仮面」の作者・美内すずえ先生は「私なら地上でやります」と答えられたそうですが、その答えに相通ずるものを感じます。とにかく徹底して人間の変化と、それによって引き起こされるパニックを描いていて、若い子がうっかり読んだら、この1作で性癖が決まってしまいそうなパワがあります。

ホントこの小説、SF大賞受賞も納得の凄まじさですよ。未読の方は迷わず読むべし。

 

さあ、私も自分の妄想をかたちにしてみよう。でもその前におやつ食うべし。

ああお菓子うまー。何コレうまっ…うまあああああああああ。うまあじ。

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よっしゃひとまず明日仕事してきます。