帰ってきました。日常に。
いやあ、今日も朝から動いたなあ。
朝イチで粟田神社の出世えびすを拝み、
そのまま高台寺まで歩いて、
石塀小路を抜けたところでいぬとたわむれ、安井金比羅宮で縁切り石を潜り、京極かねよできんし丼食べて、買い物して、と動き回っていたら、新幹線の時間までちょっとぎりぎり気味に。
で。
今回の旅は初めて行くところが結構な割合を占めておりまして、それなら買い物も、初めてのものがあってもいいよなあ、と、ふと思い立ちました。
おしゃれなおやつ皿とかほしいよな。
そう、食器です。それも、その辺で売ってる大量生産じゃなく、いわゆる骨董アンティーク、そんな雰囲気のある食器。
河原町三条に出たところで、小一時間ばかりゆとりがあったので、周辺のアンティークショップを検索してみました。口コミ情報を読んで、雰囲気がよいと書き込みのあったお店に吶喊。
通り沿いの木戸から中へ入って、奥まったところにあるそのお店は、普段裸で槍持って野を駆ける雑種犬すら一瞬気おくれするような、静かな佇まい。
思い切って中へ入ると、高い天井と、ほのかなお香の香り。
で、骨董屋さんなんだけど、その辺のガラクタまであと何歩な骨董じゃなく、ちゃんといいものばかり集めてる骨董屋さんなのがあきらかで、「しゃべくり007」中谷美紀嬢がゲストに出たときのホリケンみたいになってしまいました。
スマホ検索で出たホームページを見せて、このお店で間違いないかとスタッフのおんなのこに確認していると、店主のご婦人が出て来られました。品があって気さくな感じで、初めて骨董を買うので、いきなりとんでもなく高価なものではなく、少しずつ愛着の持てるものをじわじわ集めたいと話すと、いくつか手頃なものを見繕ってくれました。ありがとうございます…。
伊万里焼の小さいお皿2種類が気になって見せてもらいましたが、いいなと思った方は、小さいんだけどお値段がちょっとよかった…。やっぱりね、実物見ると、微妙にだけど違います。
もう一方も気になったのは確かなので、4枚くらいあったのかな?たぶん、組みで買う方がいいのかもしれないけど、1枚でも売ってくれるというし、いい機会だと思い切って買いました。
真ん中の絵が、組みの中で一番くっきりと出ているのが決め手になりました。店主のご婦人から教えていただいたところ、手塩皿、というそうです。小ぶりのタルトやケーキ1ピースが乗るぐらいの大きさです。
買ってきてよかった。1枚よんせん円だけど、まじでよかった。ありがとうございます次の旅でもまた寄らせていただきます。今度はもう少し時間取ってゆっくり拝見します。
ということは、また京都に行くということですね解りやすいなオイィィィイ!
で、このお皿、写真撮るために一度出しましたが、すぐに梱包材ぐるぐるにしております。
茶器をしまってる棚をきれいにして、この伊万里ちゃんをいい状態で置けるようにしなくては。
あ、今日ここに貼ってる画像はスマホの中にあるものばっかりですが、デジイチで撮ったものは次回貼ってまいります。大した写真はないけど、それなりにお楽しみに。