もう3月も下旬だというのに、雪だなんて。
出かける用があったのに、何でこんなに寒いんだ。
昼過ぎに仕方なく支度を始めましたが、それまでフートンから出られませんでしたよ。何も用事がなかったら、久々に一日寝て過ごす休日になるところでした。
2時過ぎに家を出て、神田の某所で用事を済ませ、その足でちょっと寄り道してみました。
遠かったら諦めて帰ろうと思っていたんだけど、検索かけて経路を調べたら、歩いても10分もしないで着くというので。
途中でこんなところを通ります。コレ桜ですか? もう咲いてるの? 西多摩はど田舎で山に近いから気温も低いってこと? うちの近辺ではまだここまでは開花していません。やっぱり都会は違うな。
歴史を感じるこんな街灯を横目にぶらぶら。こんな標識が立っていました。
道路を隔てて湯島聖堂を裏から拝み、
あっという間に到着。
こういう、ビルの谷間に風格ある寺社という光景って、東京都心ならではじゃないかと思うんですよ。京都も確かに街の中に寺社がゴロゴロあるけど、雑多な時代のものが入り混じっているせいか、もっと自然に調和していて、ここまでクッキリハッキリ線引きされてはいないですよ。
手水場で手を清めてから、明神様のお宅にアポなし訪問です。天気が悪いうえに夕方とあって、人はあまりいませんが、ここだけスコンと空が抜けていて、雰囲気がいいです。静かなんだけど、居心地のいい静かさ。
神様のお住まいだというのに、初訪問に浮かれまくってバッシャバシャ写真撮ったのはまじですんませんでした。でも他の用事があったので機器はアイッフォーン使用。心もとねえ。天気のいい日に改めてデジイチ持って行こう。
御百度参りの石碑とかあると、昔から地域の人たちと寄り添ってくれる気さくな神様なんだなと思います。町に暮らす、どこにでもいる人たちの、素朴で生活に根ざした、でもなんとか叶えてほしい願いを、こう、「なに今回はどんなお願い? よかったら話聴くよ? 」って向き合ってくれるような。で、そういう神様だと感じられるから、町の人たちも何かあると願掛けに来たりするような。
で、またこういうもんがあるとアオリで撮影したくなるんだよなあ。
明神様は手水場をリニューアルしたので、この方は引退されたようです。第二の人生はモルジブ辺りでリゾート三昧だそうです。
神社のこういう細かいところにある彫刻ってカックイイなあ。好き。ああしかしやっぱりアイッフォーン撮影は心もとない。
コレも、こういうのもめっさカックイイよな。日本でもヨーロッパでもアフリカでも「その土地の気候・住民の性質・歴史から生まれた独自の文化」というのは、真似ができないからこそカックイイと思います。アフリカのカラフルな伝統衣装なんて地元の方が着ているとめっさカックイイし。もちろん、よその国の出身だけど心底その地域の文化を愛している方が取り入れているのだって、それはそれでマ・クベ風にいうと「よいもの」です。キシリア様に伝えてくれ。
今回は時間が遅かったので湯島の聖堂には入れませんでした。最後はニコライ堂を遠くから拝んで終了。
帰宅して早速、明神様で買ってきたこいつを、アイッフォーンのカバーにつけてみました。
ナマズのお守り鈴だそうですが、コレをみて真っ先に思い出したのはこいつ。
「御手杵と仲よしだからなあ」とか素でぼんやり思った私は大丈夫なのか。そしてそれが理由でつい買っちゃった私はどこへ行こうとしているのか。
で、買ってつけてみたんですが、ちょっと動くとめっさチリチリいうので、アレ。人によっては多少うるさく感じるかもしれないけど、鍵だとか携帯電話だとかUSBだとか、なくすと甚だしく困るものにつけると、置き忘れや紛失に気付きやすくていいと思います。
さあ、明日から4連勤だ。でもそれが過ぎればいよいよF1開幕ですから、死なない程度にがんばります。