雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

お行儀の悪い商いは揉めたときに馬脚をあらわす

きのうは変な時間に目が覚めるから睡眠がおかしな具合になってる話をしましたが、ゆうべはあのあと、結局3時ぐらいまでダラダラしちゃって、昼過ぎないとヤル気が実家から帰ってきませんでした。

掃除と洗濯だけして、ドリフ5周目を観てました。

 

なんか幻冬舎がえらいぼうぼう燃えてますが、俺の本棚、今ぱっと見た限りですが、幻冬舎から出てる本、押井監督の「ケルベロス」と古野まほろ先生の新約天帝シリーズぐらいなので、たいして買っていない。アレはね、アレはまずいよ。いくら何でも。セレクトショップの店主が、それも番頭まで一緒になって、仕入れた商品作ってる職人をこき下ろして「あんたの作る雑貨だせえからもう置かない」ってのを、他の職人だのお客だのが出入りしてる営業中の店の中で、でけえ声で言うようなもんで、しかもその職人は何十年の実績も信用も高い評価も職人仲間の人脈も、根強いファンも持ってる人なわけだ。

そういう人を相手にあんな侮辱を働けば、職人仲間もお客も離れるよね。

しかも手を切る理由が、店主のお友達が素人仕事で始めた雑なものを、品質チェックも動作確認もせずに、クッッソ高い値段で、店の一番いい場所に置いて、ちゃんと品質や安全性は確認したのかと訊かれたからってのは、もうそれダメだろ。商売としてやるならやるで、お友達だろうと基準は基準、それをクリアできない、かといって取り扱いを断ることができないというなら、店を畳んで素人の手作りでも言い逃れできるような、たとえば町内会のバザーにでも出せばいいんだよ。

実際、何人かの作家さん方は「あんな信義にもとることをする版元では安心して仕事なんてできない。あそこでは書きません」と宣言されていて、このまま社主が津原先生にドゲザして例のコピペ大集合な「ぼくのかんがえたにほんのれきし」を回収するなりしてケジメしない限り、作家さんが続々と版権引き揚げを始めるのじゃないかと思われます。まあ、そうなったらなったで、どんな作家が残るのか、一つのバロメーターにはなるかも。

あの例のコピペ本をありがたがってる人たちに訊きたいのは、日本ってそんなにすごい国だったことがいつあったっけ? よそさんをこき下ろしてすごいすごい言わないと保てないプライドってのも、随分とやっすいよね。

もうさあ、雑なエロビばりにすごいすごい言うのやめようよ。側から見てるだけで恥ずかしいよ。

よそさんばけなしたり、すぐにばれるつまらん嘘ばつかんと維持できん誇りなんぞクソじゃ。日本ん侍も南蛮の武者も、すごかもんはすごか(CV:中村悠一)(薩摩訛りで)

 

ということで、我が下宿屋本丸の図書室には、日本の小説・漫画や画集・写真集もあれば外国のものもあるし、歌仙さんは和漢の書物に加えてギリシャ悲劇だのシェイクスピアなんかも読んでるみたいだし、子供達はタンタンの冒険大好きだし、たぬき君はシステマのトレーニングメソッド読んで体術に取り入れてたりするし、鶴丸は世界のマジック研究してるし、もうほんとおまいら、何百年と存在してると、その辺の感性やわらかいよね。管理人さんも驚きだよ(ついに中華菓子まで作れるようになった小豆君の胡麻団子でお茶をしばきながら)(下宿屋本丸のお料理研究会は日夜世界の料理を探求しています)

でもまあ、そのぐらい何でもありな方がまっとうだと思う。世界は広いんだ、おらが村に何もかも揃ってるわけじゃないし、村の外に何があって何がないのか知りたいと思う者がいるのは自然なことだと思うよ。

 

日本がすごくないからって、別に爆発四散するわけじゃないんだから、たかが相対的で雑な評価如き、靴の裏よりどうでもいいじゃない。

そんなことよりラーメン食おうぜ。

 

ドワーフと一緒に飯食ってるときの、めっさがっついて満腹になったときのお豊かわいいにも程があるだろ。もうね! あんな顔されたらね! 「飯ならいくらでも作るから」とかね! 口走るよね! そして作るよね!(キレ気味に)

それでいて普段イケメンだし戦わせると漢前だし、もう何なの。ニコ兄といい無用組といい、戦闘狂ども何なの。私をどうする気なの。よしわかった。来い。俺の首はここだ(仁王立ち)

「おなごの首はいらん。おなご首取るんは恥じゃ」

うん、だよね! あと一応気を遣っておなご扱いありがとう(むせび泣く)

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アレです。私ゃこういう人が、
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不意にこんな漢前なところを見せるとダメなんですよ。わかりやすいイケメンに用はない。

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みっちゃんが料理好きでも、単にイケメン度が上がっただけで、これで「趣味は盆栽とゲートボール」とか「最近は水墨画にハマってる」とか言いだしたらまだしも、イケメンにイケメン要素足したところで。てゆうかみっちゃんは、俺の中ではオカンだからね。むしろ。気配りが行き届きすぎてオカンのようになってるからね。下宿屋本丸のみっちゃんは、大倶利伽羅とかが夜更かししてるといきなり部屋の戸を開けて「伽羅ちゃん僕先に寝るからね! 」と謎の宣言をする、オカン以外の何者でもない。

 

何の話をしていたんだったか。

 

そうだった。津原先生の例の件だったっけ。

まあ、あれは結局、あの出版社の社主は自分たちがどんなものを扱っているのかを、全く理解していなかったのだということが露呈しただけで、自分の職業に求められているものがまったくわかっていないからこそ、花村萬月先生がツイートで仰っていたような「小説は最後しか読まない」なんてことを平然と言い放ち実行できているわけで。自分がどんなものを扱って客にすすめているのか知ろうともしないってのは、決して褒められた話じゃない。

とりあえず、この問題がどう展開するのかは、しばらく様子見だな。ここまでケチがついた社主を他の幹部がどうするのかしないのか。他の作家さん方がどう動かれるのか。

 

明日あさってはまた仕事だ。今日はなんかボーゼンと過ごしてたので、次の休みはもう少し健康的に過ごしたい。

みっちゃんが謎の宣言をしに来る前に寝ることにします。それでも起きてると、今度は歌仙さんが来て「もう寝なさい」ってひと言叱られた上に、頭を拳骨でしばかれた兼さんが部屋へ連行されるまでのワンセットが待ってるので。

気がつけばすげえ長文になってるけど、もう知らん。