はいどーも! この猛暑を顧みず、行ってきましたよ!
ネオサイタマ・東松山で開催された「槍とふれあう会」!
まずはこちらをご覧ください。
うちの近侍、地元で自分が主賓のイベントが開催されて浮かれております。
うん、うれしいねえ。
電車を乗り継いで、東松山へ。会場のまちカフェへの道はわかりやすくて、わかりにくいと定評のあるGoogleマップでも迷わず着けます。
こちらが会場の展示と、参加者に配布されたレポート。左の袋はシロテ……白手袋が入っております。
月末に公開の映画のパンフもありました。
今回の参加者は全員が審神者だったので、レクチャーしてくださる比企御手杵会の会長さんも、もう基本的なところはサラッと「すでにご存知ですよねー」で軽く行って、深めのお話をガッツリ伺いました。
結城の杵君を作ったときは、資料が写真しかなくて大まかなサイズしかわからなかったそうで、その後、結城の杵君ととうらぶの杵君の効果で新資料発掘。正確なサイズが判明して、比企の杵君につながったそうです。
で、月末の映画の裏話もすごかった。
原作の小説にはほぼ登場していなかったのが、いざ映画化決定、となったところで色々リサーチしたところ、なんか家宝の槍がすごい人気らしいと判明。「コレは出さにゃ」となり、なんとメインキャストと同格の扱われ方で本編にガッツリ登場! ちゃんと名前がテロップに出るそうです。
なんかね、隣のうちの子がジャニーズ入りましたって言われて、テレビ見たらユニットの中心的なポジションでソロパートまであった、みたいなね、感慨深い。
さて、お楽しみの触れあいタイムだ。
まず、実際に杵君と触れあってひと言。
戦国武将とか好きなお子さんがいらっしゃる方、是非親子で参加しましょう!
歴史好きなお子さんだったら、実際にこうやって、見て触れてどんなものなのかを体感できるというのは、実に貴重な体験だと思います。今月はまだ開催日あるし、夏休みの自由研究でレポート書くとか、いいと思う。
実際に持った姿がコレ。
杵君、自分で「俺重いからなぁー」なんて言ってますが、確かに重いです。それに加えて、構造からどうしても頭でっかちというか、穂先の刃の部分が玉鋼、柄は竹や木だから、余計に重さが増幅される。
日常でちょっと重いものを持つぐらいのつもりで持つと、確実に腰をやられます。
どうしても腰を落として重心の位置を変えていかないとダメ。
ちょっと太極拳の馬歩を思い出しながら持ってました。
前に、北の大地在住のおろし丸にいさん(芸人システム採用による呼称)が「戦国時代の武士はバーバリアン」と言ってまして、だよねー、なんてことがありましたが、実際に杵君と触れあって納得。
あいつら、もう体の使い方が現代人と違う。
大名行列では杵君が先頭を務めてたそうで、江戸城の門潜るとき、殿様が「クルッてやって」と無茶振りしたそうです。たぶん殿様的にクルッてやるのクールだったんでしょう。
杵君の元々の体重に、更にくまたんの鞘がつくんですよ。それをね、こう、カックイイ感じにクルッてやるんです。鍛え方云々どころじゃないでしょ。腕力では賄えないですよ。もう体の使い方が根本から違うんですよ。
能・狂言の発声法や立位姿勢を思い出して、なるほどなあと思いました。
さて、明日からまた仕事なんだよなあ。
このあと、近くの箭弓神社に寄ってドチャクソ写真撮りましたが、今日はとりあえずこの辺でやめとこう。
関東にお住いの方、一度是非参加してみてください。ハンドメイド感がとてもいい味になってます。
それにしても、杵君はほんとに地元の方に愛されてるよなあ。