正月休み3日目。早く起きるかと思っていたら、ダラッダラMAXで昼までゴロゴロしてました。まあいい予定なんかないんだ。
午後は「サハリン島」を読み進め、現在中盤に差し掛かっております。
あのねえ、ヒロインのボディガードを務めるアルチョーム君が、とにかく強くて頼れる寡黙なイケメンで、ちょっとまんば君を彷彿とさせる感じ。ただし食についてはそこそこ食えれば満足っぽいので、うちの腹一杯食いたいまんば君とは違うかな。そこだけは。いいうちのお嬢さんなヒロインをうまくサポートしております。
無口だけど必要な会話はちゃんとしてくれるところは大倶利伽羅っぽくもあるけど、ロシア人なのでたぶんビジュアルはまんば君寄りだと思ってる。銛なのか自分の本体なのか、武器が違う程度だと思って見てる。
そんなイケメンが、危機的状況を察すると自分の着てるジャケット分解して鎖分銅というかボーラというか、DIY的に武器作っちゃうの。戦闘能力高い!
騙されたと思って、いっぺん読んでみてください。そしてアタシに騙されなさい(CV:おすぎ)
ところで、かまぼこ隊ってなんでかまぼこなんだ。アレか。伸びしろすげえ子供たちが、それぞれ鍛え甲斐を感じた柱が弟子がわりに連れて歩くから、いつもひっついてるってんでかまぼこなんすか。まあいい、そのうちわかるだろう。
はい左からブー・フー・ウー(昭和の臭いがきつい)
まあね、正月ではありますが、外をふらふら歩き回るのも憚られるし、かといってやることも思い浮かばないからね、こんな感じになってるわけですよ。
とりあえず御歳魂集めて、あとはゴロゴロ。
ただ食い過ぎで腹が張ってるので、もう何も食わない方がいい気がしてはいる。
明日のおやつは懐中しるこに餅焼いて入れるぐらいにしておこう。
「姐御その状態で明日のおやつの心配って矛盾もいいところだな」
お黙りなさいたぬき君。
「あっはっは。食うことにかけたその情熱は大したものだ。さて、じじいはいささか退屈してきたのでな、なにか映画でも観せてもらえるとありがたい」
相談役はおねだりか。
うん、じゃあ観ようか。なあ。
アクションと静かなのとどっちにする?
「驚きがあればどっちでも」
「たまには落ち着いたのもいいですよねー」
「どういたー鯰尾、珍しいのー」
「いや、三ヶ日中下の弟たちの子守してたらちょっと疲れたもんで。かわいいんですけどねー」
「俺面白ければどっちでもいいや」
「…あの、俺はできれば、先日お願いしていた間者の映画を…その…」
おっ。五月雨君来てたのか。
「籠手切が、来たばかりだから管理人さんに馴染みを持ってもらうために、江派の代表として行ってくるといいと勧めてくれたたもので。お邪魔であれば俺はお暇す」
いや邪魔じゃないよ! ようこそ管理人室へ!(腕を鷲掴み)何ならみんな呼んできたっていいんだよ!
よし、じゃあ今日はアレ観よう。久しぶりに。円盤すぐ出せるところにあるし。
「どっちだ。『イノセンス』か。おっさんメインなのか」
いや、今日は君たちの大好きな、クールなおねえさんの方にしよう。「GHOST IN THE SHELL」だ。初見の五月雨君には1作目から観る方がわかりやすいだろうし。
ということで、いきなり新年初の映画上映会をおっぱじめます。
明日は仕事の支度せねば。明日は早く寝るからな。その分今日は存分に付き合ってやる。覚悟しろ。
まずその前に、終わったら即寝られるようにフートンを敷いてきます。