仕事してきたった。デコポンあほほど切り身にしてきた。96玉使用ってあほか。
今日の仕事帰り。夕日がなんか見事にわかりやすかった。
今日はアーマッドのダージリン。見てくれこの水色。
明日はトレス台使うか。その前に洗濯だ。
誰だ。今「湯飲みで紅茶飲むのか」って言ったのは。
いいんだよ白い茶器は水色がわかるんだから。
先月は仕事も早上がりが多かったし暇だしで、食ってばっかりいたので、これからしばらくは気をつけないと。
あまりに連休ばっかりだから結構呑んでたもんねえ。
「いいじゃねえかよ酒」
「そうだそうだー」
昼間から酒臭いおっさんに言われても説得力ないぞ正三位。次郎ちゃんもこんな酒焼けしたおっさんと仲よくしすぎないようにね。お兄ちゃん泣いちゃうでしょ。
「あー…兄貴はねえ、なんか、こう、スー…って感じで泣くからねー」
こんな感じ?
「そうそう」
太郎ちゃん…。
「そんな兄貴は最近、リリアン編みにハマってるんだけど」
え、あれ私どこでやめればいいのかわかんないんだけど太郎ちゃん大丈夫なの。あとリリアンって何に利用すればいいのかイマイチ思いつかないから、編み方自体は単純だけど、どうも始められない。
「兄貴のは直径おっきくして、冬の帽子とか編んでるよ」
何その器用な御神刀! そういえばこの前、乱ちゃんが虹色のニットっぽい帽子かぶってたけどあれってもしかして…。
「そう。兄貴の作品」
まじか!
負けておられぬ。私もバラバラ殺人事件状態の編みぐるみパーツをつなぎ合わせなくては。
「姐さん俺も手伝ってやろうか」
お黙れ日本号。手伝いたいなら酒を抜いてから来い。酔った勢いで遊星からの物体Xを錬成されると困るんだ。
「ひでえよ姐さん俺と姐さんの仲じゃねえかよー」
どんな仲だ。
「俺を顕現させたのあんただろー。冷てえなー姐さーん」
誤解を受けるような発言はやめろ。お前とは確かに呼んだ人呼ばれた槍という関係か、あとは呑み仲間ぐらいの関係しかないだろうが。なんかお前、ときどきめんどくせえ女子みたいになるよな。こういうとき。
「おいしゃん、こげんところで寝転がっとったら邪魔ばい」
「博多ーいいところにきたなお前ー。姐さんが冷たいんだよー」
子供に泣きつくなよ。博多ちゃんが思っくそかわいそうなものを見る目になってるぞ。
「愚痴なら15分200円で聞いてやるばい」
「なんだよ金とるのかよー。身内価格とかないのかよー」
「カウンセリング料ばってん、身内価格で200円やけん、一般価格は500円ばい」
しっかりした子! これで下宿屋本丸の経済は安泰だ!
「日本号、いくら広いからといって、皆が移動する縁廊下で寝転がるとは、交通の邪魔になるとは考えないのか! 黒田の者はだらしがないなどと思われては心外だ、しゃんとせんか! 」
あ、大番頭。
「なんだよーもー、姐さんは冷てえしお前はうるせえし、俺はもう傷ついたぞー」
「長谷部、今おいしゃんカウンセリング中やけん、もうちょっと様子ば見てくれんね」
「カウンセリング? こいつがそんなものを必要とするほど繊細か? 」
「まあまあ。10分350円で引き受けてしまったけん、あと4分で終わりやね」
「さっきより金額盛ってるんじゃねえ! 守銭奴! 」
うわあ博多ちゃん商売上手! かわいい! 賢くてかわいい!
「ちなみにカウンセリング料は、明日の短刀のお子様おやつ代として有効に使わせてもらうけん。350円もあれば、角の駄菓子屋で10円の麩菓子をみんなで食べられるばい」
日本号よ。明日の子供たちのおやつのために、払え。350円。払いなさい。
「まあまあ、今すぐでなくてもよかよ。おいしゃんならトイチで待つけん」
「博多、トサンにしたらよかろうもん」
「俺の身内もれなくひどい! 」
いやすげえな黒田さんち! いいトリオ漫才見せていただいたわ! 笑いすぎて腹痛え!
あ、なんか明日小さい子全員にんまい棒おごる条件で手打ちになったようです。じゃあ私もんまい棒を。
「姐さんでかいんだから自力で買って食えよ」
なんだと。でかいおっさんにでかいって言われた。理不尽。
もういいよ! 正三位のゴーグルの内側にタバスコとか塗ってやる!
「うわそれ地味にダメージある分嫌なやつ。姐さんやめてお願い」
杵君ー! おっさんのゴーグルにワサビとか仕込もうぜー!
明日は「刑事コロンボ」観ながらなんかやろう。
今日は薬飲んで寝てやる。