仕事終わった。明日あさって連休な上、今日はモナコ決勝。
中継待ちながら「ぶらどらぶ」観ております。
下宿屋本丸では、爺さん連中にはマイとコスプレ部部長・カオルが「孫のようでかわいい」と人気。亀甲は風紀委員・仁子の一斗缶で殴ってもらいたいそうです。あと血比呂先生に注射されたいとも言ってた。
個人的には蜷川仁子で腹抱えて笑いましたわ。ええ。
血比呂先生の躊躇なき脱ぎっぷりと若かりし日の恋愛遍歴も最高ですわ。
いい女には過去も秘密もたっぷりあるのさ。
「彼女のこの脱ぎっぷり、私も見習わねばいけまセン! がんばりますヨ! 」
よしがんばれ。管理人さんは知ってるよ。村正はできる子なんだぜ。
とりあえず明日は、転職先に提出するものを揃えて、健康診断の予約入れて、掃除片付けしておかねば。
「おい姐御、9時になったぞ。中継20分からだろ。時間気をつけろよ」
なんか肥前君がちょっとテカテカしてる。
「肥前のは、あれで実はF1が好きなんじゃあ。中継がある日はご機嫌でな、かなり楽しみにしておるがじゃ」
あ、そうなんだ。いいんだよ肥前君、もっと堂々と観においで!
今日はね、ちゃんと岩下の新生姜買い足したし、ツマミも揃えて、100均でミント植え替える土も買ってきたの。
そうだった、明日はミント植え替える鉢も作らないといけないんだった。
やること多いな!
「いいことじゃないか。君はやることがないと、ろくでもないことに精を出すからね」
「鶴さんのいたずらに協力したりね。あんまり無茶なことしないでね」
えー。でもさ、この前やった本丸一周ドミノ倒しは楽しかったでしょ。
「あれは、お小夜も楽しかったと言っているし、コースを決めるときの計算は短刀達の勉強にも役立ったし、その点ではよかったと思うよ。ただねえ…」
「貞ちゃんも謙信君も、たくさんお手伝いしてくれたしね、僕もそれは良かったと思ってるけど、ねえ…」
え。何がよろしくなかったの。南海先生のカラクリか。鶴さんのファンタジックイリュージョンか。
「どっちもだよ。あんな危険な仕掛けがあるなんて」
「鶴さんはご機嫌だったけど、屋根から落ちて怪我したらどうなってたことか」
あ、あれは私もしてやられた側だよ。あそこまでやると思ってなかったもの。もっと控えめなプラン出されたから許可したんだよ。
「え、じゃあ南海先生がしばらく、ジャガイモにヨウ素溶液かけると色が変わる実験しかできなかったのは」
「鶴さんがフェルト細工で、押すとぷいぷい鳴くモルカーを萎れた顔で作ってたのって」
そう。私が指定した罰ゲーム。
「ああ、なるほどね、事情はわかったよ。してやられたとはいえ、これから何かやるときには、君もしっかり監視しておくれよ。いいね」
「なんか鶴さんがごめんね…。また何かあったら、いつでも僕を呼んでね。鶴さんがやり過ぎないようによくお願いするから」
オッオウ。
なんかみっちゃんの「お願い」がうっすらとコワイなのだが、気にしないことにしよう。
あ、中継始まる。
それでは、広間に集いし下宿野郎共、準備はいいな。
泣いても笑っても今年のモナコは今日でラストだ。見守ろうぞ!
次の更新で、レースについて一言も触れなかったら、そういうことだとお察しください。