今日もいい天気でしたね。
きのうさぼったので、今日はコンビニまで歩いてきました。
歩き方が変わったせいか、到着まで15分短縮して30分。おやつ買って帰って、往復で1時間ちょっと。だいぶ時間も短くなったし、歩いてても疲れにくくなってきました。
明日は雨が降らないうちに、ちょっと外を歩けたら行ってみよう。
「そう言えば管理人さん、昼間の外出で写真を撮っていただろう」
ああ、これか?
歩いてたらカマキリ見つけました。何せ松葉杖がオプション装備なので、アングルもピンもこれが限界。
カマキリは見かけたら撮るよね。
「これはオスなのではないか」
たぶんオスだと思うよ。腹が膨らんでないし。
お母さんを見て学習してるんだ私は。そのくらいの見分けならつけられるぞ。
「顔がおじさんのようだが、女性なのか? 」
説明が面倒だな。ドン包平はいっぺん、えねっちけEテレのサイトで「昆虫すごいぜ! 」を1時間目から観ておきなさい。児童向け学習番組をひとりで観るのがきつかったら、秋田君いまつるちゃん小夜ちゃん謙信君になーちりー、愛染に蛍ちゃんあたりを呼んで一緒に観なさい。
「今小さい子の話してました? 」
ヒィイ! あ、毛利か。いやしてない。してないよ。
「してましたよね。小さい子たちと『昆虫すごいぜ! 』観るとか観せるとか」
全部聞いてたんじゃねえかよ! ドン包平とカマキリの話してただけだよ!
「小さい子たちと観賞会するなら、ぜひ僕にもお声がけくださいね。ああ、大包平様のことです、まさか僕だけ爪弾きなんて無体なことはなさらないですよねえ」
「ぬぐぐ」
「おやつは麩菓子とミルクせんべいにすももジャム、あと飲み物はラムネがいいです。大包平様よろしくお願いしますね」
「…注文をつけるなら金を出すんだろうな」
「やだなあ、大包平様は小さい子からお金を取るんですかあ」
すげえなこの、毛利の手玉にとってる感。
「お前という奴は…」
ああ待て待てドン包平。そのぐらいなら私が出してやる。
「おやつの話をしてただろう」
「聞こえたぞ」
来たな。
「そうか。『昆虫すごいぜ! 』を観るのか」
「あの番組は面白いからな、俺たちも観るぞ」
「俺たちは大人だからな、自分のおやつは自分で工面するので心配するな」
「ということで、国、明日はスーパーでおやつを買おう」
「行こう伽羅。ベーカリーコーナーで食パンにするかバゲットにするか、今のうちに決めておかないとな」
「決め打ちにしておかないと、売り場で目移りして迷うからな」
君らのその食い意地はどこから来てるの。まあいいけどさ。ちゃんとごはんが入る程度にするんだぞ。
「安心しろ。歌仙と燭台切の飯はうまいから別腹で入る」
「あの二振りの料理はうま過ぎていくら食っても腹が減るんだ。いくらでも入る」
うん、わかるけどもさ!
あ、みっちゃんと歌仙さんが部屋に入りかけて、今の言葉聞いて人にはお見せできないデレ顔で引っ込んでいった。
明日の飯が朝から豪勢になりそうで心配。
なんだか足首ぶち折れてからこっち、睡眠時間が増えておりますが、いい加減軌道修正していかないと、とは思うものの、どうなんだ、完治し切ってないから体が休養を必要としてるのか? とはいえ、いつまでも睡眠時間8時間9時間なんてやってたら、自分の時間も持てないからなあ。どうにかしていかないと。
今日は昼までゴロゴロしてたので、明日は朝のうちに起きるぞ。
「そうか、では俺が起こしてやろうか」
いやいやーいやーそんな、ドン包平にそんな面倒をかけるのは申し訳ないよ!
「む、そうか? では時間に気をつけて、早寝早起きを心がけるのだぞ」
うんうん。おやすみドン包平。
「正直、朝っぱらから大包平様の大声で叩き起こされるのはつらいですものねえ」
これ、毛利! しー!