リハビリ行ってきました。
仕事の復帰は少なくとも11月いっぱいまでリハビリ続けてからと言われました。嘘だろ…。
サントリー美術館の刀剣展、行きたかったけど難しそうですよ。てゆうか「行きてえ」と言った瞬間、宗三に信じられないものを見た的な顔されて説教されました。
「来るのはそりゃあうれしくないわけじゃないですよ。でもそれ以前に、あなたやっと5分ばかり立っていられるようになったかどうかでしょう。ちょっとの洗濯物を干すのがやっとの人が、土地勘のない街で、松葉杖ついてまともに歩けるんですか」「どうしても来たければ、誰かしら同行者といらっしゃいよ。平日に」「あなたが無茶をして、泣くのは兄様とお小夜と太閤なんですから、僕が何というかぐらい、あなたもわかりきってるでしょう」「何ぐずってるんですか。そんなことしてもかわいいのは弟たちや短刀くらいですよ。あなたはまずは足を治しなさいな。話はそれからです」
さすがは天下人を手玉に取り続けた刀。遠慮がない。馬鹿じゃないのかという顔はやめてくれ。
この後には骨喰にじっと物言いたげに見つめられ、通訳の鯰尾には「兄弟が心配してますよ。その足でうっかり来られても、怪我せずちゃんと帰れるのか不安しかないから正直やめてほしいって」と言われ、お膝ちゃんには仮面ノリダーの「やめろジョッカー」ばりの勢いで「あんた何考えてるんだ! 」としがみつかれ、とどめに大人たちや兄さんが騒いでるのに気づいて来た秋田君に、泣く寸前の顔で「ぼく管理人さんが歩けなくなっちゃったらいやです! 」と…。
仕方ない。こうなると、出かけるとしてもトーハクぐらいか。上野は何度も行ってるから大体土地勘、とまではいかないけど勝手はわかるし、7日の亀甲お披露目に間に合わなかったとしても、9日には三日月じーさんの公開が始まる。今スケジュール確認したら、小竜はじーさんと一緒の公開だったのか。
「あるじ殿、いやさ管理人さん、弟たちが心配しております。無茶はおやめくださりませ」
保護者筆頭がきた! これもうダメだ。
「おう大将、お抱え薬剤師として言っておくが、意地になって出かけるなら、俺が一発どついて縛りあげるから、そのつもりでいてくれや。行くならもう少しリハビリが進んでから、勝手のわかるトーハクだな」
わかった。もうわかったから。
仕方ない。今回の刀剣展は諦めるか。
しかし、今日は朝起きてリハビリ行ったぐらいなのに、午後にすげえねむみに襲われ、小一時間寝てしまったのだが、リハビリ、大してハードなことはしてないのに、そんなに疲れるのか? それとも仕事に戻れるのかと構えてたら肩透かしくらって、そういうストレスが出たのか?
「いいから大将は食って寝て動け。今大将にできて、真っ先にやらないといかんのはそれだ」
とりあえず明日は銀行に行ってこよう。
なんか思わぬ強制休みステージ延長にガクッと来て、すっかり忘れてたけど、あとで寝る前にでもアメリカ決勝観なくては。
「ごごご主人様大丈夫だよ! 今回の公開に来られなくても、それは放置プレイなんだって僕はちゃんとわかってるからね! むしろご主人様への思いは高まるばかりだよ! 」
亀甲はブレないな。大したもんだ。