きのう遠出しましたが、今日は仕事。4時間どうにかまともに仕事ができました。
何人かにきのうの撮れ高を見せたところ、評判が良かったのはこれでした。
いやまあ実際カワイイなので仕方ないっちゃあ仕方ないけど。
先ほどまで、また「鎌倉殿」見てました。やっぱり上総介は実にけしからん。あんな悪カックイイおっさんを公共の電波に乗せたら、若い娘さんが何人性癖を歪めることになるか。あんなキャスティング俺得でしかない。
今日はラストによっつね・よりちょも初の対面がありましたが、先週のあれと今日の「顔そっくり! 」で、よっつねが脳味噌AC/DCな激ヤバ案件キャラになってることに違和感をお持ちになった方、安心してください。史実通りのキャラです。私が今楽しみにしているのは、まず上総介タイムと、よっつねが戦闘に特化されすぎて社会性が丸ごと欠如してる様子がどう描かれるのかですね。最大のハイライトは壇ノ浦で「水夫射殺せ」でしょうけど、それ以降もねえ。お兄ちゃんやお義姉さんに「お友達は選びなさい」「何でも簡単に貰っちゃいけません」って言われてるのに京都でゴッシーに洗脳されて院宣貰ってくるからね。いうたら呂布みたいなもんで、喧嘩は強いけど頭が致命的に弱かった、戦闘しかできないタイプですから。しかも倫理観とか社会性/ZERO。
前にもこの話したと思うけど、要約すると義経の末路は「制御不能な社会性・倫理観欠如の厄介者は家族がどうにかするしかなかった」に尽きる。歌舞伎やなんかで語られる義経は、そりゃあお兄ちゃん大好きなだけのわんこみたいな少年ですが、史実を知っちゃうと、こんな奴、家族どころかたまにしか会わない親戚にさえ一人いられたら迷惑でしかないレベルのモンスターですよ。
って思うけどどうだって、うちの源氏兄弟に訊いてみたら、お膝ちゃんは「否定できない」ってため息ついてるし、お髭ちゃんは弟に飴ちゃんあげてましたね。
「ほら弟ー、うしの飴ちゃんだよー」
え、いつの間に買ってたの。
「僕の弟はかわいいからね、飴ちゃん1個に1000円ぐらい、この子が舐めるなら安いもんだよ! 」
やだ仲よし。
なんてやってる一方で、スラヴは今日も燃えてるわけで、この3日ばかりいよいよ救いようのない泥沼展開になり始めているのを見るにつけ、泣きたいけど涙も出てこない状態。露軍ザポリージャを占拠と聞いて、言えるのはこれくらい。
全部を冗談にできたらどんなに気が楽か。
「umn…管理人さん、今夜は『裏切りのサーカス』を観て存分に泣くのがイイと思いマス。泣き用の胸で蜻蛉切を連れてきマシタ」
「いきなり部屋から強引に連れ出されたと思ったら。何があったのかと思ったぞ」
「管理人さんを助けると思って協力してくだサイ」
よしよし、村正は今日もイイ子だねえ…。
冷戦の唯一まだ今よりはマシな点は、死ぬ人間は多少は出てしまうけど、それでもほとんどが、いつそうなるか漠然とではあっても覚悟ができる立ち位置の人間だったわけで、今現在のように、訓練だとか言われて唐突に隣の国に突撃させられて死んだり殺したりするわけではなかった、というね、選択肢としてはどっちもクソだけど、冷戦時代はいうたらうんこ味のカレーであって、かろうじて食えなくはないけど、今はうんこ味のうんこだからね。救いがなさすぎる。
あれ、みっちゃんどうしたの。重箱いっぱいの大量のつまみは何。
「夕方に村正くんがね、管理人さんがどうも元気がないからって、みんなで映画上映会しようって」
やだもうほんとうちの村正いい子…!
管理人さん花粉症の薬が、酒飲むと死ぬぞって遠回しに副作用注意の欄に書かれてるから素面だけど、みんな遠慮なく酒呑みなさいね。
寝る支度だけして映画観よう。
シリアが燃えていたとき、貧乏で私にできるのはアレッポの石鹸を買い続けて、シリアの石鹸屋のおっちゃんに少しでも売り上げが回るようにするくらいだったけど、今は何ができるか。仕事にやっと戻れたので、給料をもらえたら真面目に考えます。