雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

刀剣まみれの休日を過ごしておりました

いい天気でしたね。

ゆうべは支度してたら1時になってたので、起きられるのか半分賭けのつもりでいましたが、あっさりいつも通りに起きてました。人体どうなってる。

最初は先に上野に出て、琉球展から行くかと思ってたんですがね。

出がけに慧那叔母様(叔母仮名)に「山手線止まってるよ」と教えられて、予定変更。

先に両国の刀剣博物館から回ることにしました。

どうも場所中のようですね。

駅前にしりあがり寿先生。

だが俺は力士には用がないので、国技館をやり過ごします。

Google マップで場所を確認すると、何だこれは。安田庭園の中にあるのか?

入園無料だそうです。とりあえず入ってみる私。

入ってすぐにこの光景。一般受けはしそうだな。私はスカイツリー嫌いですが。

と、ここまではアイッフォーンのカメラで余裕ぶってたんですが、この角を曲がった先でデジイチ出しました。

なんか鴨とかカメとかいますが、実際こんな立地です。

庭園内は静かで雰囲気のいいところでした。今度はゆっくり歩きたい。

で、国技館のそばの入り口から庭園に入ったんですが、どうももう一方の門から出て、その脇に刀剣博物館入り口があるようで、早速向かいます。

着いたら受付の老紳士から「当館には初めてお越しですか」とご質問。初めて来ました。そうしたら、展示室は3階ですよとご案内をいただきまして、なんか、その、ゲームきっかけでのこのこ来てすんまっせん…ありがとうございます…。

刀剣に絞ったピンポイントな博物館なので、展示室は1室ですが、なかなか充実しております。あと、当然ガチで技術の保存・継承や刀剣の保存もしてらっしゃるので、派手なことはあまりせず、地に足ついた質実剛健な感じ。静かだけど、真面目に刀剣の魅力を伝えようと活動していらっしゃる施設で、本当に好きな剛の者が訪れるにふさわしい場所でした。

これは江戸末期に打たれた、小烏丸の写。

展示室に入ったら先客が一人いまして、そのご婦人が展示台の一角でずっと固まってるので、何があるんだと思っていたら、

はい!

はい!

はい!

はい!

国広!

どうやらあのご婦人は、堀川兄弟推しだったのでしょう。いずれ名のある審神者とお見受けしました。

帰りがけにミュージアムショップを冷やかし、せっかく来たので付箋買って来ましたが、例のご婦人は小箱に入った玉鋼の粒を買っていかれました。やはり名のある審神者だ。間違いない。

 

 

ここで上野に出まして、さて行くか、と思ったら、脇腹痛え。朝食って出て来たのに。

さすがに腹が減ったままでトーハクもきついので、軽く昼をとってから入ることにしました。

いい加減、上野でうまい飯を食えて雰囲気のいい、あんまり高くない店を開拓しないと。ここもそう悪くはないんだけど、大して混んでもいないのに待たされるんだよなあ。

ひとまず飯を食って外へ。さつきフェスティバル? 五月みどり姐さんの祭り?

この中に近侍と補佐、まんば君と大倶利伽羅肥前君が突進しそうだ。あの子らはまず唐揚げで引っかかり、牛串でつかまって、戻ってこいって叱られると最後にお好み焼きで絡めとられる。

いい天気で暑いくらいですから、噴水前もこの通り。

琉球展の電子チケットは、日時指定でなく、開催期間中ならいつでもというタイプでした。みんな、行くなら平日の昼だ。曜日と時間帯のおかげか、さして混雑もせずにゆっくり観られたぞ。

展示はねえ、ある意味凄かった。打ちのめされましたね。琉球から沖縄への変遷の歴史で、どうしたって語らずに済ませられない、大東亜戦争の被害の規模を叩きつけられました。琉球王室の宝物ですら被害を避けられずに破損したり大破したりするんですよ。その中を、よくまああれだけのものが無傷で残ってくれたものだと思いました。ましてや、沖縄防衛戦の過酷さを、近現代史の一部として程度にでもかじってるだけでも、あまりの被害に言葉を失いますから。

そんな戦禍を潜り抜けた、奇跡の兄弟がこちら。

あああああああああああ! なーちりー! ちがねー! かわいいよカックイイよ! いい子だねえいい子だねえ管理人さんは君たちがうちに来てくれて嬉しいよ! よく来たねよく来たね!(錯乱)

撮影可能エリアに入ると、部屋に入ってすぐのところにドカンといます。会期前半はこの子たちが、後半は千代ちゃんが待ち構えているわけですよ。

これだけでも行った甲斐があるというものですが、今回はとうらぶとコラボしてるので、見てこれ。

平成館入り口の右脇、ロビーの奥に行くと兄弟揃ってるの。

手前に「ちむどんどん」の立て看があるのに惑わされるな! 琉球兄弟はその奥だ! 気を付けろ!

ここで時間は3時。いい加減疲れて来てるので引き揚げますよ。

博物館はもっと軽率にいろんなものとコラボして、博物館が大好きなお子様を爆誕させて構わないと思うの。

駅に向かう途中で、西洋美術館前に寄り道。

「課金したのに推しが出なかった人」

「後ろで頭抱えてるのはココイチで10辛に挑戦したのを激しく後悔してる人」

翌日肛門がからくなるやつ。

「最初はグー」

大喜利じゃねえか。

あとはいつも通り、駅ナカでパンダ大判焼き買って帰って来ました。

本日の戦果。

こんなの、かわいいが過ぎるわ。「来月また来るから千代ちゃんはそのときでいいかな」と一瞬血迷ったけど、どうしても兄弟引き離してるみたいな罪悪感が拭えなくて、揃いで買って来ました。

いいんだかわいいから。来月はまた血迷ってたら、たぶん缶入りの飴ちゃんとか買ってるかもしれない。

 

ひとまずこれで、今気になってるものは押さえられました。

あとは来月、もういっぺん上野に行って、科博の宝石展と琉球展後半戦、それからシン・ウルトラマンと花丸劇場版だ。たぶんシンマンはパンフ買うくらいだろうけど、花丸は投資できそうな要素があったらちょっとは突っ込みたい。とうらぶに関しては、ほんともう、公式と刀剣研究や技術保存してる施設・関係者が潤ってくれればと思って、できる程度だけど可能な限り公式にお金が回るように投資してるの。細々とではあるけど、無理なく投資は続けます。

 

今日は行き帰りの電車内や飯食ってる間に、じわじわ江戸城周回続けまして、朝は300ちょっとだった鍵が840弱に。このままがんばって、どうにか全部の蔵の箱を開けられるように鍵集めるぞ。七星剣=サン連れてると練度も結構上がるし。

さて、明日は仕事なので、早く起きられるようにいい加減寝る支度しておくか。

来月まで死なない。千代ちゃんに会うまで生きる。がんばる。