仕事してきました。帰ると風呂の間に洗濯して、夕飯済ませて干して、さてお茶淹れるか。
最近いきなりポテチに飽きたので、ここしばらくおやつや茶請けは主にナッツとか豆。あとジャーキーと、この前は昆布買ってきた。甘いもん欲しくなっても、この前作った琥珀糖がまだあるし、飴ちゃん買ったのもある。しばらくはこれでいいな。
さて、明日はまたしても、休みなのに休まないんだ。
朝は郵便局のニイちゃんが生命保険の契約に来るし、それが終わると即座に聖地・立川の伊勢丹行って物産展で出町ふたばの豆餅買うから並ぶし、たぶん諸々終わるのは夕方だな。
今晩のうちにちょっとがんばってイロイロやっておくか。
「そんじゃ管理人さん、五虎退が寝る前に、今のうちに吸わせてもらうかにゃ? 夜中になったらさすがに五虎退も一緒に起きてろってのはかわいそうだからにゃ、しかたない、今日ばかりは俺吸わせてやるにゃ」
え、やだ南泉君、カックイイ…。お兄さんじゃん…カックイイ…。で、五虎ちゃんはおやすみ前のトイレの帰りだね。それならお兄さんたちが待ってるね、すぐ済ませよう。はいおいでー。ぎゅー。
五虎ちゃんも虎君もみんないい子だねえ。ヨスヨスヨスヨス。
「えへへ、あ、ありがとうございます」
うーんいい子! ありがとうねえ。おやすみー。
「お、おやすみなさい」
「管理人さん、五虎退にねだられたら油田とか買いそうだにゃ」
五虎ちゃんは油田なんて欲しがらない! 虎君のおもちゃがちょっとぼろくなって、サンタさんに新しいの1個くださいってお願いする程度の超いい子だ!
「俺、去年のクリスマスは新しいスニーカー欲しいってお願いしたにゃ」
南泉君のところにはサンタ来たのかな。
「サンタ来てたにゃ。俺の欲しいものピンポイントで当ててくれたのすごかった」
そりゃあだってサンタだもの。
「管理人さんには来なかったのかにゃ」
人間は大人になるとサンタ卒業なんだよ。南泉君は打刀でよかったね。
「落ち込むなよ。ほら、俺の頭吸っとけにゃ。元気出せ」
ありがとう。うーんシーブリーズの香り。高校生みたい。
「よくわかんねえけど、元気になったか」
なったなった。南泉君もヨスヨスヨスヨス。
ちなみに管理人さんは、今年のクリスマスは武勇の一升瓶と魔界への誘いの一升瓶が欲しいです。未開封で。
「なんで未開封って付け足すにゃ」
だって、ちゃんと未開封って言わないと「瓶だけでいいんだろ」って中身全部呑まれそうだから。そしてから瓶だけ渡されそうだから。主にこのおっさんに。
「あー、いや、でもなんやかや日本号、全部呑んじまっても『なーんてな』とか言ってもうちょっとランク高い酒出してきそうだにゃ」
まあねえ。やるけどさ、あいつそこに到達するまでの間が女子高生みたいになってめんどくせえんだよ。なんであいつ、酒が回るとめんどくさくなるの。
「失礼する小鳥、」
え。なん、どうしたん山鳥毛さん。
「我が家の子猫の姿が見えないのだが」
いるよ。ここに。
「うっす。お頭、管理人さんがお疲れだったから俺の毛並みで癒してましたにゃ! 」
「そうだったのか。子猫はお役に立ったかな」
そりゃもうしっかりと役に立ってるよ。現在進行形で立ってるよ。
「そうか、子猫は一文字の誉だな」
そうだね。ああ、南泉君、もういいかげん深夜だからもう部屋戻って寝なされ。管理人さんはもう少し片付けるものがあるから。ありがとうな。
「じゃあ管理人さん、明日早いんだからちゃんと自力で起きろよにゃ。さっき鶯丸が、明日管理人さんが起きられなかったら枕元で大包平の好みの女のタイプを読み上げるって、なんか書いてたにゃ」
何その地獄絵図。起きる。がんばる。
うーん、ドン包平の異性の好み? なんか「奥ゆかしいご婦人」ぐらいしか出てこないか、やたら詳細に語り倒すかしそう。
とりあえずフートン出して、即寝られるようにして作業しよう。
明日は寝覚めに胸焼けしそうなものを読み上げられないように気をつけます。