雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

うちの加州清光のかわいさ無限大すぎてやられっぱなし

今日は休みだったので、雨だけど散髪してきたのであった。

昼に予約取れたので、今回はカラーとカットのみ。これから暑くなる一方なので少し短くしてもらった。

看板犬の接待部長は、今日はワクチン注射があるのでお休み。また次回ですね。

午後遅めの時間に終わったので、そのままショッピングモールに出て、遅めの昼食べて昼薬飲んで、ダメもとでジーンズ屋に入ってみたら、1本だけあった。ブーツカット

リーバイスのレディース。レディースかよ…。

「管理人さん、ヘコんでる場合じゃないよ。まずはメンズも出てるのか確認しないと! 」

加州はファッションのこととなると、フットワーク軽いよね。

「そりゃあ、だって流行りはあっという間に変わっちゃうからね。いつでもかわいい俺でいないと」

かわいいなあもう。

で、まあ一応メンズのコーナーも見たんだけど、ない。なぜ。

だがもうこれを逃すと、また延々とブーツカットが見つからない可能性が濃厚だったので、とりあえず一番でかいサイズで試着したら、ジャストサイズ。

店のお嬢さんは「私ブーツカットって最近入荷してきたから初めて見ました」…うん、10年ちょっと前はド定番だったんだけどね。

最近ブーツカット履いて歩いてる人が増えてきたので、もしやまた売るようになったのかと思って見にいったんですよ。まだそれほど本格的に戻ってきてはいないのかもしれないけど、ひとまず手に入ったのでよしとしよう。

だがなあ。レディースはストレッチ効かせてる上に、生地自体がうっすいんだ。すぐ破れそうな、ジーンズというものの本来の特徴からはかけ離れてるものだから、もう1本は欲しいところ。来月あたりにもう1本、何か買っておくかな。

「はいてて楽だしシルエットすっきりするし、いいと思うんだけどなー」

「だがこの姐さんが衣類に求めてるのは、そこじゃないんだな」

「じゃあ何なのさ」

「ザックリいうと、長く保ってずっと着ていられるもの、だな」

「それ言ったら超定番しか着られないじゃん」

「加州、思い出してみろ。姐さんが流行りの最先端のものを着ていた試しがあったか? 」

お、何だなんだ、なんか失礼な話してるだろ。

「君の普段の格好の話をしていたところだ」

「ねえねえ、管理人さん、ほんとに今度俺に管理人さんのこと、デコらせてよ!俺ちゃんと全力でやるから! 」

うーん、加州がそう言ってくれるのは嬉しいんだけどなあ。

「おう何やってんだお前ら。姐御まで一緒になって」

「お、同田貫いいところに。ねえ近侍補佐でしょ、管理人さんにもっとオシャレしてって言ってよ」

「何だそらぁ。別にいいじゃねえかよ、外出たときに捕方に捕まるような、公共の迷惑になるような格好じゃあねえんだし」

「よくない! もう同田貫のおばか! おばか近侍補佐! 」

「それにしても加州は熱心だな。御手杵同田貫はこの通りだし、光坊と歌仙は『短刀と一緒に畑や馬小屋の手伝いをすぐできる』『出先で疲れた短刀を抱っこしてやれる』って理由で何も言えなくなってるのにな」

「俺は! そういうのに! まけない! まけない! 」

やだ、かわいい上に不屈の闘志…! うちの子がかわいい上にカックイイ…!

「ありがと♡ 」

かんわいいなあもう。

「でさあ、管理人さんは、どんな服なら着たいの? 俺、希望出してくれればその方向でプラン出すよ? 」

すごいなこのグイグイ来る感じ。そしてかわいい。

そうだな、うーん、もうスカートは面倒なのではかないな、たぶん。

「じゃあパンツスタイルね。オッケー。あと、好みとかある? 逆にこれだけはダメだとか」

そうだなあ。できるだけ簡単なのがいいな。あと洗濯が楽。動きやすいのも大事。

「それって写真撮って歩くの基準じゃない? 」

バレたか。だがそれでも、釣り人ベストみたいなのは着ないよ。あれは確かにポケット多くて楽だろうけど、上半身もたつきそうでなあ。だったら腰にベルトポーチの方がまだすっきりする。

「何となくわかってきた。シンプルなのが好きなのね。それじゃその方向で、いろいろ考えてみるね」

いや、そんな張り切らなくていいのよ。

「任せて! 絶対みんなにかわいいって言わせてみせるから! 」

あのー、きよみっちゃん? 管理人さん、もういい加減、ドラクエでいうたらある程度レベル上がってルイーダの酒場で呑んだくれて、メンバーチェンジ待ってる中堅冒険者みたいなもんだからね、そんなかわいげは出さなくていいのよ。

「すごいな加州、何がここまであいつを動かすんだろうな、驚きだぜ」

「よくわかんねえけどよ、まあ好きにやらせてやりゃいいんじゃねえのか。変に水差すと気持ちが折れちまってもアレだしよ、いっぺんくらい付き合ってやれよ姐御」

君ら他人事だからって、言いたい放題な! 面白がってるだろ!

「面白いは面白いが、これで加州が君を変身させることで、ちょっとは光坊も張り合いが出るだろうと思うと、なあ」

過保護! 伊達の白い過保護!

「正直俺ぁ見てくれなんざどうでもいいが、どんな事故が起こるか気になるってのもある」

事故って言われた! 近侍補佐に!

「管理人さん、俺がんばるね! 出陣とか遠征とか、本来の仕事もちゃんとやるけど、非番の日とか、そういうときにやるから、楽しみにしててね」

ああああありがとう…。

 

さて、なんか加州のかわいさにすっかりやられっぱなしでしたが、明日仕事なのでまずはそこから。

今ちょっと気になって呼吸器科の予約確認したら、まだしてなかったのか。来週の水曜でおさえたが、さあ結城にはいつ行くか。

とか言って即座に行ってしまうとかは気をつけよう。

と心がけながら、いい加減フートン出して寝る支度しなくてはな。

だがその前に、明日の仕事の支度しておくか。