雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

坊さんの写経は洋の東西を問わず発想は同じ

いやあ、今日もクソほど暑かったですね。

その暑い中を行ってきましたよ。上野。

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これな。普段トーハクの本館13室で刀剣の写真をバッシャバシャ撮っておりますが、今日は西洋美術館。接骨院からまっすぐ直行。

見るからにいい天気でしょう。気温何度あったんだろう。知りたくもないがな!

今日思い切って行くぞって言ったら、松井と長谷部が見るからにテカテカしながら顔だけはスン顔で、何そのいかにも自分は冷静で浮かれてなんかいませんという、実家思い出して嬉しいくせに。

面白いと評判だとはいえ、物がものなので客もポツポツなんだろうと、思っていた頃が俺にもありました。

すげえ客入っているのだが。

どうも写真撮影してもいいようで、大学生と思しき女の子が写真バチバチ撮っておりました。

実際に展示されている物がこちら。

うさぎおった。

細かく見ていると、こういう謎の生物がワサワサいる。

こんなちっこい判型にこんな文字と絵を手書きで入れてるんですよ。

これは何を思ってこのデザインにしたんすか。発注通りのデザインなんすか。

こう言う、日常で見るものはすげえきちんと描かれてるだけに目立つんすわ。おかしな物が描

いてあると。

切ねえなオイィ!

ああ、うん、猿ね。

ファッ? 「猿」?

ねえ松井、これ、

「いいから黙って受け止めなよ。黒いならチンパンジーと思ってればいいじゃない」

でもあんまり猿っぽくは、

「管理人さん、真実は見る者の目に宿るんですよ」

長谷部までどうした。お前、こういうの結構ツッコミ入れる方じゃなかった?

「ああ、今日は聖書のありがたい写本を見られて、充実した展示ですね」

「ほんと。管理人さんにしてはいいセンスだよね」

これ書いた人、米粒にお経書くおっさんと仲よくなれそうな気がする。

なんかこの特別展はアレですよ。「薔薇の名前」を思い出しましたよ。あれも、こういう写本に力入れてる修道院が舞台だったからね。みんなこういう細かすぎて苦労が伝わりにくい選手権を毎日やっているところで事件が起こるわけですよ。

「言い方」

「管理人さん、なんと言うか、その、もう少し手心というか」

小一時間展示を見て、ちょっとだけ通常展示ものぞいてみた。

聖☆おにいさん」ベロニカTシャツの元ネタ。いくらなんでもここまで鮮明じゃないのでは? 言わんとすることはわかるけど。

そして私の好きなブリューゲル兄弟の作品。細かいところまで小ネタ仕込んでたりする一族なので、見ていて職人芸の狂おしき無駄遣いというか、伏線が多い短期連載というか。最高かよ。

ブリューゲルを見られて満足したので、昼食べてちょっとだけデジイチで写真撮って引き揚げ。

上野の駅ナカでいつも通り、ひよこのお店でまんまる焼き買ってから東京駅周りで帰って、聖地・立川に着いたのが4時。そこから電車乗り継いで途中下車して、4時半前に銭湯。

いいお湯でした。いよいよ出歩くときに風呂セット持つのがくせになりつつあるな。

更にホムセン寄って、風呂場のカビ取りジェルとリールキーホルダーの強力なやつ買ってきた。耐荷重1キロだそうですよ。カバーつけてても、アイッフォーンぶら下げたところで屁でもない。見た目の改造はそのうち。

銭湯からの帰りに遭遇。もうすぐ巣立ちだな。

 

散々歩いて、今日の買い物がこちら。

アロマディフューザー。結局これだけ買ってきた。刀剣の展示だとしこたま買い物するのにな。

 

ということで、しばらくぶりに出歩きましたが、明日はまた仕事。

さすがにゆうべ2時半まで泡の出る茶色いやつ呑みながら読書してたので、今日は早く寝るようにしよう。

次の休みで風呂場のタイルの目地をどうにかしようと思います。

さあ寝る支度するか。