仕事して接骨院行ってきた。体は案の定バッキバキに悪かった。
なんかもう生きる活力が欲しかったところに、朝いきなりこんなものを目撃してごらんなさいよ。
死ぬぜ。
この胸板に懐手はね、いかんです。けしからん。しかもこの見た目で中身は砕けたおっさんでしょ。余計悪いわ!
うちの孫六さんですか。ええそりゃもう、スナックにいる親爺を煮しめたような見事なおっさんですよ。次郎ちゃんの小料理屋で、大般若と一緒にちょっとエッチなダジャレ連発で大爆笑ですよ。もう顔面の力では中和できないレベルですよ。
この前なんか私が岩下の新生姜食べてたら、それ見て「だってーしょうがなーいじゃなーい」とか歌い出して大般若とドッカンドッカン笑ってて実に鬱陶しい。その後「なんか楽しくなってきたな、よし歌うか」とか言い出して、何歌うんだと思えば「俵星玄蕃」。それを大般若とデュエットですよ。二振りで「先生! 」「おお、蕎麦屋かぁ! 」ってやってるんですよ。仲よしかよ!
「だが姐さん、そんな俺たちのこと嫌いじゃないだろう」
チクショウうちの子だと思うと嫌えねえ!
さて、今日は帰ったところでまたでけえ買い物してしまった。
前々から、2階で使ってる掃除機を買い換えようと言ってはいたんですがね。何にしたもんか調べていたら、尼損でダイソンの掃除機がそこそこお手頃な金額で出ていて、叔母としばらく相談の結果、そんじゃあこれにしようか、と決まってポチりました。
これな。
コードレスで最長40分使用可能、先端ノズルも隙間用とブラシ付き、更に布団用がついてて、何せダイソンなので本体バラして掃除できる。別に1時間2時間掃除機かけ続けるようなこともあるまいし、家庭用で連続40分使用可能ならまあ十分な性能でしょう。バッテリー劣化したとしても交換可能だし。
これだけだと置き場所に難儀することに掃除機ポチってから気がついて、タイムセールで出ていたスタンドもポチった。
「やったばい。ダイソンも最新型を定価で買うとえらい金額になるばってん、型落ちでも性能に不満がないなら、ほどほどのお値段で買うんが正解やけん、管理人しゃんの後ろから囁いて正解やったね」
「姐さん、掃除機の話してる間ずっと博多の声が聞こえるような気がしたって言ってたぞ」
「他のメーカーの掃除機見てしまうとお値段はお高く思えるかもしれんけど、アタッチメントばいろいろついて、ハンディにもできて、できることが多かけん、お買い得ばい。先行投資地思ってくれればありがたか」
「長谷部の片腕の片鱗を見たなあ」
あー、うちの長谷部、萬屋の仕入れ関連の会議に出ると「攻めの国重」って呼ばれてるもんな。大量買いするものは値切るのは当たり前、ただし金に糸目をつけない買い物が必要な場合は出し惜しみないというメリハリの効いたストロングスタイル。あいつの軽装、もはややり手の大番頭なんだよなあ。
「長谷部は金勘定だけでなく、本丸全体の収支とか設備の状態とか、大きかところば見とるけん、俺は財務を見て補佐するんが役割ばい。厚兄は軍略、小夜は備蓄。それぞれ得意なことでサポートしとっとよ」
「姐さんは短刀見ると、呼吸するように膝に乗せるよなー」
小さい子は審神者と接触が多いと安定するらしいからな。あと何よりもかわいいし。
とりあえず掃除機本体は土日のどっちかで、スタンドは土曜に届くらしいので、電源をどうにか考えておかなくてはな。延長コードを書棚の後ろに通して持ってくるとか出ないと無理だろうなとは、もう覚悟はしてるの。来週の休みで、神棚の掃除ついでにやっておくかな。
明日仕事すると休みなんだがな、明日はアレよ、また刀ミュを見ながら語り合う会をやる上、翌日には親を連れて上野に行くからな、体力をどうにか温存していかないと。
「今日の懐お当番はお小夜と太閤でしたね」
「はい、太閤は歯を磨いたらすぐに来るって言ってました」
「では、先に行って待っていましょうか」
わあああああああああ小夜ちゃんいらっしゃいいいいいいい! お布団敷けてるからね、先に寝ていていいからね!
「ではよろしくお願い致します」
はい。よろしくね。
「小夜っち寝ちゃった? 」
太閤君も来たね。小夜ちゃんもうちょっとで寝そう。管理人さんも寝るから、先にお布団入って寝ちゃっててな。
「ウキィ! 」
明日は酒やめようかなあ。体調落ちて戻りきってないし。お茶淹れて、なんか茶菓子買って、たまには酒なしにするか。土曜には朝から出かけるし。
仕方ないので明日も仕事してくるか。