雑種犬肉球日記

雑種犬が書いたブログ。

うちの山姥切長義はおそらくよその長義さんよりあほな個体なのは確実

仕事してきた。明日あさって仕事すると休み、なのでそこで刀剣博行ってくるか。

ゆうべなんとなくゴミをまとめたので、こいつを遠征までに回収日に合わせて出していかないといかん。が、回収日が今ひとつよくわからんので、市のサイトでゴミ回収カレンダーのページ出して印刷しております。印刷終わったら貼っておかなくては。

とか言ってたら、泛塵君がカレンダー見て「塵のセットリストだな」って、どこでそんな言葉覚えてきたの。

「鯰尾が教えてくれた。ロックフェスとか、政府広報の歌って踊る本丸とか、これで観客が盛り上がるそうだが、本当か管理人さん」

ロックフェスはわからんけど、歌って踊る本丸はそうだね。

なんて話をしたら納得した様子で、うなずきながら部屋に戻って行ったけど、本当にみんなどこで何を覚えてきてるのか、油断ならんな。

現在花火は35000花火まで集まっておおりますが、お仕立て券が欲しいのでもっとがんばらないと。

「1個2個と数えるのが正解だと思うけどね」

いいだろ。花火玉集めてるんだし。

「俺としては、せめてお国の前ではきちんとした単位で数えて欲しいね」

なんかさあ、チョーさんもずいぶん丸くなったよね。うちに来た当初はナイフみたいに尖っては触る写しみな傷つけてたのに。

チェッカーズじゃないんだから」

知ってんなあ。

「政府にいるといろんな年代の生まれの人間と出会うからね、世間知はかなり鍛えられたよ」

じゃあ天江戸コンビはともかく、一文字の爺さんとか、肥前君とかが時々妙なこと知ってるのはそういう。

「定期的に近現代の歴史に異常がないかも見回っていたから、潜入のためには周囲の人物に違和感を与えない程度の知識が必要とされることは、君も大概わかるだろう」

そういうの大事な。チョーさんもかなり苦労したんだな。

「そうだよ。それでここに配属されて来てみれば、写しは俺そっくりの顔を晒していながら、何をやらせても『本歌はもっとやる』『本歌ならもっと速い』な上に、頭の中身が小2の夏休みで食ってばっかりときたら、初手で嫌味ぶちかました俺の立場ってなんだろうってなるだろ。卑屈だけだったらまだしも、俺のハードル上げるのはやめろ! 」

あー、大変だったよねえ。あの頃。

「おかげで堀川君と山伏さんの笑顔にいろんなものが含まれていて、あなたに半分騙し討ちみたいにしてお国と3人だけで酒を呑むまで、しばらくかなり怖かったよね。まあ、今ではお二方とも親しく付き合ってくれて、お国の学習も一緒に見てくれているよ」

まんば君はさ、計算は分数と小数点を教えてるってこの前言ってたけど、それ以外には何か教えてるの。

「今は歌仙君とコラボして、和泉守君とお国に『銀河鉄道の夜』を課題図書として読ませて、読書感想文を書かせているところだよ」

まじか。

「うちの図書室は大半が管理人さんの蔵書なのはいいが、こういう時に最適なものがなかなかないのが困りどころだね。もっと文学作品を揃えてくれると嬉しいね」

芥川龍之介あるだろ。

「あれは御尊父様の蔵書をちょろまかして来たものだろ。ちゃんと自分で買いなさい。不可」

手厳しい。だがうちのチョーさんが審神者マンセーじゃないので安心した。ちゃんと言いたいことや異議を、面と向かって言ってもらえる審神者ってラインはまだ守れてるな。よかった。

「この際だから聞くが、君の思う良い審神者とは、どんなものなのかな」

え。そんなもん、短刀ちゃんが安心して甘えられて、でかい連中は思ったことを正直に言えて、誰も折らないのがいい審神者に決まってるだろう。

おいなんだその顔。

「管理人さんがまともなことを言っている! 」

待て。自分で質問しておいてなんだその言い草は。

「大変だ! こうしちゃいられない。ああ、猫殺し君! 今すぐ猫殺し君を吸わないと! 猫殺しくーん! 」

「なんだ馬鹿野郎」

荒井注じゃないんだから。

「猫殺し君! 管理人さんがまともなことを言っている、今すぐ俺の精神を安定させてくれ! 具体的には吸わせろ! 」

だが断る! にゃ! 」

「なんでだよ! 俺の精神は君を吸うことでリラックス効果を得て安定するんだ! 俺がストレスでおかしくなってもいいのか! なんて友達がいのないやつだろう! 」

「いつ俺とお前が友達だったよ。お前よりお国の方が一緒に遊びにいく率高いぜ。この前もお国と月見バーガー食べに行ったしにゃ」

「ひどい! 俺がジャンクフフード苦手なの知ってて、なんであの子とそんなとこ行って自慢するんだよう! 」

チョーさんってジャンクフードダメなの?

「長船だからにゃ。燭台切の食育で磨きがかかっちまったにゃ」

みっちゃん本気の食育、すごいもんね。

「にゃあ! 管理人さん、頼む! このおんぶお化けひっぺがしてくれ! お礼にさっき後藤からもらった酢昆布あげるから! 」

え、酢昆布? よっしゃ待ってろ南泉君。

「管理人さんがあほで助かったにゃ」

 

よし、明日の燃えるゴミは出したぞ。次はなんだ、火曜日にプラごみ、水曜に小型家電、金曜にい硬質プラか。で、来週の金曜に雑誌か。塵分別のリストだとカッコして本全般ってなってるから、ここで古書を出してもらうとしよう。

やっぱりゴミ出しのカレンダー、部屋にあると違うな。

まずは明日の支度してフートン出して寝るか。