仕事して接骨院寄ってきた。
接骨院でとうらぶのイベント周回してたりするもんだから、ちょいちょい刀の話になったりするんですがね、今日は何故か「刀剣ガチ勢な患者の爺様が持ってきた刀剣カタログを貰い受ける」という謎イベントが発生。刀身や拵えの写真と一緒に、刀剣の来歴や特徴、お値段が出てるガチのやつです。何故これを接骨院の先生に譲ったのか爺様。てゆうかちょっと話聞きてえのだが。

乱ちゃんに「ダメだよ管理人さん、茎は隠してあげよう? 」ってちょっと恥ずかしそうに嗜められちゃったのでぼかし入れてますが、こんな感じのカタログ。なんか毎月出てるらしく、爺様は毎月2冊取り寄せて、1冊は自分用、もう1冊は布教用にしてるようです。年齢関係なくオタクは同じムーブをすると知った。だがこういうのもちゃんと読んで、もうちょっとうちの子らについて詳しく知っていかないとダメだな。毎日小料理屋次郎でだべったり、バア大般若で管巻いたりしてちゃいかん。涼しいサルーンでコロナを飲んだら、灼熱の青野原に出なくてはいかんのだよ。

「姐さんなんでいきなり逆噴射構文なんだ? 」
え、だって逆噴射総一郎先生のコラムすごいじゃん。
「それで、君のいう涼しいサルーンってのは、本丸でいうとどこなんだ」
そうだな、おしゃれバル光忠とか?
「おいおい、それじゃあ僕のかわいい坊主たちがやってる、コンセプトカフェ『かわいい』の立場は? 」
いややってねえからな。きよみっちゃんもやっさんもやってないからな。そりゃかわいいけど。あとあの子らは爺さんのじゃなくて私の刀。
「僕も管理人さんの刀だぞう」
「俺も姐さんの刀だな」
何についてどう競ってんだあんたら。
ああもうなんで見た目がいいだけで中身がどうかしてるコンビが来るかな。そしてなんで接骨院で刀剣カタログなんか手に入っちまうかな。
しかもこれ、長野の超有名な刀剣のお店が出してるやつだから、たぶんちゃんと読むとすげえ学べるし、いいものばっかり載ってるやつだ。
「君な、この流れでルーペ買うというのはどうだ? しばらく前から博物館に行くたびに『あった方がいいのかな』なんて言ってるだろう。加州の坊主からも南泉の坊主からも聞いてるぞ」
そうだな、どんなのがいいかなとは思ってる。
「よし、僕が買ってやろう! 」
だが断る!
「なんでだ。君決して裕福ではないだろう。僕は浴槽いっぱいに札束入れてもまだ余るくらい持ってるんだから、ルーペの一つや二つ」
お前はどこのジョニー・デップだ。

だがな、いいか、そういう道具は自分で探して、納得いくものを買って使ってこそなんだよ。
とりあえずあとで、金額とかどんなものがあるのかとか、ちょっと調べておくかな。
と、散々目を逸らしたところで、いい加減荷造り始めないとまずいな。すぐに使うわけでもないものは、もうぼちぼちまとめておくか。
まずフートン出して仕事の支度して、終わってから荷造りだな。
やること片付けて、薬飲んで寝るか。
「なあ君、僕らが添い寝してやろうか」
お断りだ。孫に頼めよ爺さん。あとダジャレおじさんは、桂小枝の小ネタ120連発をやろうかとか考えてるんだろうが、それやったら明日からしばらく、仏刀トリオと祢々ちゃんと蜻蛉ちゃんとで編成した部隊の引率させるからな。なみいる真面目な先輩相手に、ダジャレかませるもんならかましてみやがれ。
「俺が悪かった」
わかったか。わかったら私を安眠させろ。
よし。これで静かになったな。落ち着いたので薬の支度から行くか。