仕事して接骨院行ってきた。
明日は出かけるからな、いつも通りに起きないとまずいぞ。
さっきマミーに勢いで「明日出かけるからな」って言っちまったので、自動的に出かけることが決定しましたよ。
朝イチで接骨院行って、何時に終わるのか次第で行き先の順序が入れ替わる。
午後早めの時間に帰れるように動きたいので、まじで仕事に出るのと変わらない時間に起きないとな。
「管理人さんは何をそんなに急いでいるのだ? 」
「早く帰ってゆっくり茶を飲みたいのだろうさ」
「それはお前だろうが」
「管理人さんは、明るいうちに帰って掃除機をかけたいそうです」
「掃除機を」
「はい、掃除機です」
「掃除機」
「随分じっくりと繰り返すな大包平」
どうしたお三人さん。
なんだ、掃除機かけるのはいくないのかえ。
「いや、いいことではあるが、外出から早く帰宅したい理由がそれというのはどうなんだ」
いいだろ別に。世の中には「サンバルカンの再放送が始まるから早く帰る」という小学生だっているんだ。
「それは小学生の頃の管理人さんだな」
悪かったな。
だがしばらく掃除機かけられなくているからな。茶の間にかけておきたいんよ。
「御母堂様はこの前おみ足を悪くされましたからね」
そう、膝は痛いけど首から上が元気なので面倒。
「いいことではないか、なあ平野」
声でけえ。私ゃ船乗ってるんじゃねえんだ。
「志ん生だな」
うぐやん落語好きなんか。
「割と好きだぞ。その昔はこっそり博物館から抜け出して、寄席に通っていたものだ」
まじでか。古典と新作どっちが好き?
「桂歌丸の怪談話は趣があってよかったな。管理人さんから支給された個人端末で、ヨーチューブに繋いで聴いているぞ」
そんな使い方してるんか。まあそれぞれ、あの端末の使い途も使用頻度もまちまちだけどな。相談役は茶飲み友達とLINEとかインスタとか駆使して会話してるみたいだし。
「俺はねえ、端末でメイクテクとかファッション情報とか見てるよ」
そうか。だからきよみっちゃんは常にかわいいのか。
「僕はねえ、園芸情報の動画とか見てるよ。あと農学者の論文読んだり、肥料メーカーのサイト見たり」
ぶれない。
なんだ、意外とみんな活用してるんだな。元々は迷子対策で持たせてたんだけど、一振り1台で正解だったな。
さあ明日はカメラは持たないで出るか。
天気はいいみたいだけど、気温どうなん。日中はそう寒くはないのか。23度とか出てくるが、朝晩がやっぱり気温低いんだな。それでいて日中は半袖で行けとは。
仕方ない。あとで考えよう。
とりあえず明日は早く起きる。これだけをまず考えよう。
ということで、寝るか。