仕事してきた。そして帰ると届いてました。これ。
とうらぶの防災セットに、駿河屋でポチった光る棒とSwitchのとうらぶ無双ハードカバー。
防災セット、中のキット見たら全部に初期刀がいる! 配給の水を持って帰る袋にはきよみっちゃん、救助を呼ぶ笛の袋はむっちゃん、防寒用のシートはまんばちゃん。寝袋には歌仙さん、レインコートははっち。バッグ本体には刀剣お守りのプリントが入って、もうこれ完全に持ち主は審神者ってわかるよな。で、ここにしばらく前から集め始めている防災用具を足してみたのがこちら。
だがこれ、大手ゼネコンの充電用ケーブル、対応するものってあるんかなあ。
「君なあ、なんだその大手ゼネコンってのは? 企業? 」
え、大型手回しゼネラルコンバーター。略して大手ゼネコン。今買うとお食事券が付いてくる。
「元ネタがわからん」
「宇宙家族カールビンソン」を読め。話はそれからだ。
「で、手回し発電機がどうしたんだ」
うん、これすげえ昔のだから、今のスマッホの充電なんかできないんだわ。プラグが合わない。かといって新しいのを買うかどうかも迷う。すごい昔にマミーが持ってきて、それ以来使われることなくそのままになってたからな。
「動作実験とかしたのか」
まだしてない。が、とにかくやたらと多機能だから、どれかが経年劣化でイカれてると連鎖して壊れる可能性もあってだな。
「お、なんだこれ、すごいな! 懐中電灯にラヂオ、ソーラー充電に手回し充電か」
もう新しいのを買う方がいいのかもしれないと思いながら、目を逸らしてる。
で、まあ大手ゼネコンと、あとは水を濾過して飲めるようにできて、しかもフィルターを洗えるキットと、しばらく前に買った火おこしできるやつ。マグネシウム棒を削って薄紙とか着火剤の上に乗せて、削り棒で火花散らせて火おこしする。マッチとかライターだと使い切っちゃったら詰みだけど、これはそうそうすぐに使い切るとか無理だろう。
あとは何が必要だろう。非常食とかか? とりあえず火と水の入手はどうにかできたから、次は食糧か。ああ、十徳ナイフも入れておく方がよさそうだな。いやいきなり缶詰とか入れると重いか。じゃあ塩とか簡単な調味料と、カロリーメイトみたいな日保ちする簡単な食料と、あと何がいるかな。
「酒」
「人妻の作ったお菓子に決まってるだろ」
「プロテインは忘れてはならぬであろう。なあ兄弟」
「だよね! 」
「大事だよな」
「さよう、よい筋肉は日頃の鍛錬と食事から。筋肉がしっかりと体を支えることで、更には心をも支え、災害に負けない心身を得られるのである」
「え、災害で必要なもの? うーん、弟かな? 弟はねえ、なんでもできて、しかもかわいいんだよ。絶対必要になるよね」
「兄者…! あ。管理人さん、これはさっきそこでご母堂様から預かった菓子だ」
みんな言ってることがバラバラもいいところだな!
当てにならん!
「俺なら飴玉や、退屈したときのために暇つぶしができそうなものを入れておく」
そうか。そういうのもあるのか。
「井の頭五郎か」
暇つぶしっていうと本とかよさそうだけど、死ぬまで読める系の本がいいよな。「百年の孤独」の実用の方とか入れておこうかな。あともう1冊くらいなんか、文庫本を非常持ち出し用に買って入れておく。「アヘン王国潜入記」とかにしようか。
「なあ大将『家庭の医学』も入れてくれよ」
コンパクトなやつあるの? それ。
とりあえずこれで、防災対策はどうにか始められるようになったな。
明日は接骨院と呼吸器科と歯医者だったか。支度して寝よう。
早く起きられたら午前中に全部終わるようにしたいので、あんまりがんばらずに寝るか。