仕事終わった。
明日仕事すると休みなんですがね。またしてもやることばかりなので忍法ニセ休み。
帰ったら風呂入って片付けるもん片付けて本を読むと決めているのだが、どこまで順調に運ぶか。
「そんなのはあんた次第だ」
正論。
「そんなもの、帰ったらすぐに入浴して食事を摂れば済む話だろう。疲れてるんだろうけど、君は帰るとひと息入れてから動くじゃないか」
わかってる。わかってるから。
「俺としては、もう少しシャキッとしてほしいところだね。お国の教育によくない」
教育てあなた。チョーさんの写しとはいえ、いい加減育ち切った打刀を相手に。
「あの子はあれで、体は打刀、中身は小2なんだよ! 」
逆コナン君!
「だから君にはヒトの体で生活する上での手本になってもらわないと困るんだよ! 」
そんな、私に小笠原流家元みたいな挙動を期待されましても。
「そこまでは求めてない。安心しろ、君には無理だとわかってるからね」
それはそれでひどいな。
おい大倶利伽羅、お前からなんかコメントないのか。お前まんば君の親友だろうが。
「特にない。国は本歌大好き芸人だからな、長義があれこれ構うと喜んでいる」
「当然かな。本歌を嫌うお国なんていてたまるか」
ああ、うちのチョーさん「美しいが高慢」属性、こういう風に出てくるんだ。なるほど。
「何がなるほどだ、俺を観察するんじゃない」
面白かったから、つい…。
「いいから! とにかく君は、帰ったらすぐに入浴して食事を摂るんだよ、いいね! 」
ハイカシコマリー。
さて明日は帰ったら、片付けるもの片付けて酒を呑むよ!
「無駄にいい顔だにゃ」
「猫殺し君からも何か言ってやってくれ」
「何かもなにも、言うだけ無駄だにゃ。今の一言で、日本号と次郎と陸奥、あと御前もいきなりキラッキラしてアップ始めてるもんにゃ」
「君のところのお爺さん、そんなに酒は強くないだろうに」
「酒の席が好きなんだよ」
よーし明日は一文字の爺さんを潰すぞー。
「お手柔らかにしてほしいにゃ。お年寄りだからにゃ」
「いやあ、君のところの高齢者は、いっぺん手ひどく痛い目見た方がいいと思うけどね」
チョーさん、もしかして政府にいた頃あの爺さんとなんかあった?
「まあそれなりに、ね」
「御前がすまねえにゃ」
「そうか、初手で国に対して当たりがきつかったの、そういうストレス由来のアレだったのか」
チョーさん苦労してたのね。ハゲ散らかってもおかしくはないよな。
「美しい俺がハゲるわけないだろう」
よかった。本当によかった。
ということで、明日はツマミ買って帰るぞ。
今日はもうほどほどで寝る。
さて接骨院行くか。