休みだったけどほぼ何もしてません。
ゆうべうっかり「書楼弔堂 霜夜」を最後の章まで読み切り、起きてから何時間かボーゼンとしていて、昼前にどうにか接骨院行ってから飯を済ませ、マミー連れて美容院。
自力で行けるだろうに。なぜ俺を挟むのか。なんだ。チャックに皮が挟まったのか。
「管理人さん、それは『銀魂』でやってたネタだろう。トイレにパイルドライバーされてしまう。俺の顔で中和させておくからやめるんだ」
あの、あれな。まんば君はほんと修行行ったら化けたよな。
「俺は管理人さんの刀で、めちゃくちゃ強くてカックイイ本歌の写しだからな」
みなぎる自信!
「挟めるといえば、油揚げでいろんなもおのを挟めると実においしくいただけますよね」
ヨダレ! バセットよりすげえヨダレ!
「私は鳥のささみとチーズにしその葉を合わせて挟むやつが好きです」
それ、みっちゃんがときどき酒呑連中に作って出すツマミだな。
「あれは私のおやつを、皆さんが無断拝借してるやつですよね」
我が物顔だな。
今日は美容院、看板犬が出勤してまして、マミーがカットしてもらってる間接待されましたが、とにかく抱きつきたい犬を抑える攻防の結果がこちら。
行きは電車だったんだけど、帰りはどうするかなと思ったところが、最初は帰りも電車なんて言っていたマミーが迷ってるようで、もうそんなら迎え頼むかと水を向けたところが「じゃあパパの携帯電話にかけてみて」…アッハイヨロコンデー。
20分弱待ってから、星海坊主(親父)の車で帰宅。夕方4時前だったので、流石にそこから掃除機かけるのもなと見送りまして、自分の部屋だけ掃除した。
ああだがまだ疲れが抜けない。そして明日から12月なんですってよ奥さん。
そういえばそろそろ加湿器を出したほうがいいんだろうか。毎年いつ出すか迷うんだよな。
そして今使ってる加湿器、掃除がちょっと面倒でなあ。掃除が楽な加湿器ないだろうか。
だが来月は手芸用にアイロンと毛糸欲しいんだよな。
12月はまず、押入れ整理して、毛糸出して、ベランダ掃除して鉢を洗って、台所をもうちょっと掃除して、あとは何がある。ああ窓も掃除しないとな。
「任せてくれ。高いところは大千鳥に頼む」
あ、ハウスクリーニングのプロがアップを始めた。
しかしその前に、まず正月用の酒な。武勇と魔界への誘いをポチらなくては。
「そういえば君、酒はあまり缶チューハイとかは呑まないね」
うん。ストゼロとかはまず呑まない。あれはほら、酒を楽しむというより、ただただ酔って前後不覚になるだけのものだから。酒は楽しんで呑まないと。だから私はいつも、今日は気合を入れて呑むというときは、そこそこいいものを呑むようにしてる。泡の出る茶色いやつは缶のものの方が後の始末が簡単だからそうしてるけど、本腰入れて呑むときは、手の届く範囲でそこそこいいものにしてる。
あ、防災セットになんかいい酒も入れておかないと。
「防災セットにはあまり適さないと思うのだが」
いやあ、そういうの大事よ? 災害に遭ったときに、一番危険なのは心が折れることだっていうからね。ちょっといい酒入れて、もち近侍とか入れて、最後の最後のところで心が折れないように支えるものがないと。あとは日持ちのするおいしいものな。そうだ、この前の遠征で金平糖買ってるから、それ入れておくか。
「金平糖? ああ、緑寿庵か。あれは歌仙もお墨付きを出していたね。いつだったか、君が一袋あげたら大層喜んでいたっけ」
あれ、3袋セット買ったら苺も入ってたのよ。
「まあいいんじゃないかな。日持ちするし、あれはなかなかにいいものだと俺も思うよ」
やったぜ。甘味はこれでいいとして、非常食は何を入れようか。シンヱヴァでアスカがシンジ君に無理やり食わせてたあれ、あのおかげですごい人気になっちゃってたけど、今はもうお値段落ち着いたのかしら。
「あとは簡単な調理器具や食器も必要ではないのかな」
お詳しい。
「政府にいた頃、定期的にサバイバル講習があったからね。あとは、長船には彼がいるだろう」
そういえばあいつは野外キャンプとか好きそうだよな。どうでしょうのユーコン川下り見てると、一振りだけ腹筋割れるほど笑ってるし。
「やっぱり調理器具、特に食器は大事だって言っていたよ。葉っぱを皿代わりにできる場所ばかりではないからね。それに水ばかり飲んでいるのも、季節によっては冷えてお腹を壊すだろう。お湯を沸かせるように五徳だとか、湯沸かしのためのカップや手鍋がないと。君はお腹が弱いからね、そういうところも気をつけていかないといけないよ」
人をぽんぽん弱き民扱いするな。
「実際弱いだろう」
それは誰しもそうだろう。
「とりあえず、君の食の嗜好を鑑みるに、クラッカーとコンビーフ、あとは簡単な調味料で事足りるのじゃないかな。塩胡椒にハーブ、味の素に砂糖と、物足りなかったらコンソメか中華だし、この程度でいいだろう。これをジップロックにでも入れておけば、非常食を食い尽くして魚を獲ったりしても、問題なく食べられる…と、いうのは小竜の受け売りだけど」
ガチのやつだ。まあ、そういうのは少しづつ用意していくとして、十徳ナイフとナイフ研ぎは入れておく。これがあれば大概どうにかなる。
「おい、まな板も忘れるなよ。五徳は小さいカップでもかけられるように小回りの利くものにしておけ」
「大将、救急セットも入れておけよ」
ガチのキャンプにお詳しいやつその2出た。
さて、明日からまた仕事だからな、そろそろ明日の支度して寝るか。
帰りに手芸屋寄ってみよう。