仕事してきた。
結局手芸屋には寄ってません。なんか仕事終わったら疲れちゃったのと、そういえば年末年始は金が出ていく一方なのを思い出した。なので、それまでは前に編んでたモチーフを増殖させて繋げて、新たに毛糸買うなら年明けてからにします。
明日の仕事が、病欠者が出ていつもより早く出勤に変わったのでね、早く寝ておかないといかん。
「お、大将今日は早く寝るのか。よっしゃわかった、ちょっと待ってろ」
待て薬研、何をする気だ。嫌な予感しかしない。
「よし行け幼児兵器! 大将を寝かせちまえ! 」
兵器てお前! かわいい弟たちだろうが!
「よ、よくわからないけど、薬研兄さんが、管理人さんが呼んでるって」
「今日は僕がお当番ですが、平野と五虎退も連れて参りました! あ、大典太さんも呼んで参りましょうか」
いや、おでん君は寝かせてあげようよ。安らかな眠りを守ってあげよう?
「おう、悪ぃな江雪の旦那。ちょいと一晩、末の弟を借りるぜ」
「お小夜、管理人さんのお役に立つのですよ」
「はい」
無理しないで! あの、小夜ちゃんはお兄さんたちとおやすみしよう! ね! 兄弟水入らずを邪魔するのは忍びない!
「おっしゃ大将、あとは誰にする? 俺のおすすめは、うちの鯰尾兄と骨喰兄なんだが、もうちっとでかい子供も呼んでみるか? 」
でかいってどのくらいでかいのが来るのよ。
「伊達には二度童がいるっていうからな。童ってくらいだ、そりゃもう子供だろ」
だが断る! あれは子供ではない、精神年齢一桁の50代だ!
「だってよ、旦那」
「そりゃねえぜ姐さん! 誰が50代だよ、俺は肉体年齢20代のピッチピチなステキお兄さんだぞ! 」
ステキお兄さんは自分でそんなこと言わない。
「いや待て、大将待ってくれ。候補はまだいるんだ」
まだいるのか。嘘だろ。
「本丸最年少のお子様だ」
「おい誰がお子様だふざけんなよ。ギルティギアで勝負だ、かかってこいや」
「こういうところが適性でかいだろ」
てゆうか待て。お子様というなら、プロのご意見も反映しておかないといかんだろ。いるだろ、お前の兄弟にお子様ソムリエが。
「あいつは本格派だからな、うっかり軽い気持ちで頼もうもんなら、4日ぐらいは付き合わされるぜ」
まじか。
「しまいには『素人は黙っとれ』とか言い出す」
素人って。
「問題は、あいつのお子様認定が何基準で出されてるかなんだが。実年齢なのか精神年齢なのか、見た目なのか」
知りたくないねえ。
「大将、口調が今こんな感じだったぜ」
知りたくない。
ということで、明日はちょっと早いのでその分早く起きないといかん。
今日はまじでそこそこで寝ます。