仕事帰りに今年初の接骨院行ってきた。
案の定、身体中がバッキバキにやられていたのであった。
明日は朝のうちに起きて、掃除機かけてから行けるといいんだが。
しかし、あの大量の甘い梅干しはどうしたものか。もう梅ドレッシングとか作って消費しないとやっていられん。
「あんまりしょっぱいのは体によくないよ! 塩分の取りすぎに気をつけようね? 」
だがみっちゃん、梅干しは元々保存食なんだぜ。
「まあそうだけど」
保存するために塩がんがんに効かせて漬物にしてたんだぜ、昔の人は。
「でも今は冷蔵庫とかあるでしょ。なんでもお塩に頼るのはよくないよ」
いやいやいや、そうでなくてよ。塩の殺菌効果と、梅の殺菌効果がこう、いいかんじに合体変形ロボになってだな。それによって弁当の飯が悪くならないんだ。あとはわかるな勇者よ。
「それは確かにそうだけど! 僕だって遠征のみんなにお弁当作ってるんだからわかるよ! でも限度があるでしょってことだよ! 」
いいかなみっちゃん。今回、梅干しを自分で買ったり、マミーが買ったのを食ったりしてわかった。私の好みは塩分17%だ。
「お塩が強いよ! 」
10%もなあ、7%よりはいいかなと思って期待してたんだがなあ。甘かったわ。なにあれ梅ジャムじゃん。
みっちゃん、あの梅ジャム、なんかに使えないかな。みっちゃんならうまいことおいしいものに錬成できると思うの。
「無茶言うなあ」
だって、みっちゃんの料理好きだから。
「もう! やるだけやってみるけど、いっぱいあるから何回かに分けるけど、いいよねそれで! 」
やったー! みっちゃんの梅干しアレンジ料理だー! 絶対おいしいやつだー!
「そう言うことなら、歌仙君にもお願いしてみようか。彼の料理も好きでしょ、管理人さん」
うん。
「実際、僕も好きなんだよね歌仙君のお料理。おいしいよね」
「ご指名とあっては、やるしかないね。梅干しとはいえ、味も見た目も雅で美しいものを作らないと」
やったぜ。ありがとう台所の神様。
「僕らは君の刀なんだけどね」
「僕としては、燭台切やご母堂様と同意見だよ。あまり塩のきついものは体によくないと思うのだけれど」
だが飯に合うのはしょっぺえ梅干しなんだってばよ。
「和泉もそんなことを言うのだから困るよ。あの子は元の持ち主の影響で、たくあんが大好きだろう。ただでさえたくあんをたくさん食べて、塩分を摂りすぎだというのに、しょっぱいお煎餅もおやつに食べているんだ」
兼さんポテチ好きだもんなあ。
「だから塩分は、日頃の食事で気をつけてやらないと。君もね」
アイエエエエエ! 矛先こっちにきたー!
さあ明日は休みだからな、今日も武勇を呑んで寝るとしよう。
明日は朝のうちに起きて、掃除機かけてから接骨院に行きたいんだが、多肉をベランダに出して風に当てておきたいんだよな。
天気はいいみたいなので、朝のうちに出してやらないとな。
「つまり、今日は酒の量は控えるってことだな。浴びるような呑み方するなよ姐御」
クゥーン…。
仕方ない。今日は程々で寝ます。
「言ったな。程々で終わろうとしなかったら俺と杵で寝かせるから覚悟しろ」
アッハイ。
ということで、今日はいい加減寝る支度するか。