仕事に出たら明日出勤になったのであった。
代わりに日曜が休みになったものの、だが接骨院は行けねえな。
もう明日は帰ったら酒をしこたま呑む。
だが最近特に、夜の飯が胃に重くてなあ。
「歳だな姐さん」
鶴丸タイキック。
「姐さんそういう時は俺を呼んでくれよなー」
え、やだこの近侍頼もしい。
「管理人さん、そのようなときは甥にご用命ください」
長谷部は寝ようか。
「何のこれしき。正月の各行事の経費をまとめて政府に申請を叩きつけてやりましたよハハハ」
ありがとう! 寝よう!
「来週を楽しみにお待ちください。さあどのくらい戻ってくるかな」
だめだもう強制的に寝かせるしかない。
さあいけ毛玉。
「わたしは毛玉じゃなくてこんのすけですよ」
いけ、長谷部を眠らせるのだ。
ああ胃が落ち着いてきたな。もう最近は飯食ってる最中で既に重いんだよな。休み休み食わないときついのよ。おかずなんかは1種類でいい。
だから酒のツマミも、もう軽いもんにして様子を見ようかなと。
今クラッカーあるから、それとチーズと生ハムをいい加減食ってしまいたい。
「おい、ご母堂様の夕飯はどこだ」
ファッ?
「ご母堂様の夕飯バイキングって聞いてきた」
ファッ?
「いやファじゃなくて」
「長谷部が、あんたがご母堂様の夕飯を食わせてくれると言っていた」
「ご母堂様のごはん食べたい」
「あるんだろう、出せ」
いや、ないよ? もうないよ? 今日の夕飯終わったよ?
「嘘だろ」
「嘘って言わないと兄弟と兄弟を呼ぶぞ」
お国ちゃんや、保護者の方を呼ぶのはやめようか。
「あっ腹が減った」
「しっかりしろ国! 」
君ら1日に何食食ってるの。
「朝とお10時と昼とおやつと夕飯と夜食」
6食! 食い過ぎ!
「何でだ。ごはんはおいしいんだぞ、管理人さん知らないのか」
あほの子の返答!
「国、厨いこう。今の時間なら光忠と歌仙が明日の朝飯の仕込みしてるはずだ」
「そうだった。行ってみよう」
よその大倶利伽羅さんも山姥切国広さんも、もっとカックイイししっかりしてるんだけどな。うちのはなんで食うことしか考えてないかな。
さあ明日は帰ったらもう酒呑みながら読書だ。
「屍者の帝国」は、あのエピローグで本編中の旅の全てが凝縮されているが故のあの一言が圧倒的でなあ。未読の方はいっぺん読んでみてくれ。まじで。今ちょうどワトソン君がロンドンに帰ってきた辺りまで読み進めたので、明日あさってくらいで読み終わる気がする。
それが終わったらこの前買った本を読むぞ。
しかし、最近のアイッフォーンはカメラの性能すごいよな。
デフォルトで星空写真がこの通りですよ。
月のすぐそばに星がいくつか固まってるのも、こんなにしっかり写ってるのどうなってるんだよ。
9月の京都でもこの通りだったもんなあ。
下手したら星空写真を撮ろうと思ったら、素人はアイッフォーンが一番きれいに撮れるのかもしれない。
さあ明日は仕事になっちまったので、仕方ない支度して寝るか。
明日は帰ったらしこたま呑む。