仕事してきた。明日あさって仕事すると休みですが、さて何をしたものか。
金ないので家にいるのは確定なんですがね。
「金がないのはいかんばい」
「博多が瀕死だ」
「おい誰か大典太の旦那に頼んで小判何枚か出してもらってくれ。耳元でチャリチャリ鳴らせば生き返るだろ」
「いや死んでないから」
「弟を殺すな」
まあね、まるでないことはないんだけど、使わないに越したことはないでしょう。
さて、今年はまだこれといって旅の予定はなし。
いや、行きたいんだけど状況が落ち着いてないのと、貯金が今ひとつ思うように貯まらんのでまだ現実的でないのな。
マミーの膝が悪いのが落ち着かないので、もうちょっと気温が上がって過ごしやすくなって、マミーの足が少しはよくなるか、当人がうまいこと付き合い方を心得るかしないと、何日も家を空けるとかは不安しかねえ。帰って即掃除とかは勘弁して欲しい。
行くとしたら5月の連休明けに湯治だろうか。おそらくその頃には、俺の体がボッコボコだろうと思いますが。
その頃なら、むしろTシャツジャージで歩けるから楽かもしれない。
もうね、湯治に行くなら楽な格好が一番いいんだ。初めて行った10月は、ジャージで歩いてたからそらもう楽だったもの。
「自分、去年の温泉でガッカリ体験しましたわ」
どうした。
「湯畑の横の足湯におったら逆ナンされまして」
まじか。
「いい感じに話弾んどったら、そこにプリン屋から出てきた蛍と国俊が来て、」
それでどうなった。
「自分、職業不詳のイケメンお兄さんのテイで話しとったのに、蛍と国俊が自分のとこまっすぐきて『パパー! 』って」
うはは。本当のことなだけに否定できないな。ほたきゅんも愛染君もいい仕事するなあ。
「あかんやろ、イケメンお兄さんに小学生の息子が二人もいてたら生々しいですやん」
お前、自分をフェアリーみたいなファンシーでメルヘンな感じと思ってるのか。違うからな。
「もう女の子、自分ほったらかしですわ。蛍と国俊のかわいらしさに夢中ですねん」
でしょうね。
「まあ実際二振りともかわいいですし? あの子らだけで外歩いとって、誘拐とかされたらどないしょうて思う程度にはかわいいですし? でも逆ナンしたお兄さん放置はないですやろ」
仕方なかろう。あの子達のかわいさに勝てるわけないんだからさ。
まあ次回、逆ナンされるのかどうかだな。されたら今度は私が乱入しよう。何で行こうかな。カラテの師匠とかかな。
「妻ちゃいますのん。ボケるなら」
やだ。どうせボケるならニンジャの師匠とかカラテマスターとか立喰師と蕎麦屋とかがいい。
来い。お前にインストラクションを授ける。
「難儀なお人やな」
どうせなら面白い方がいい。私とお前で妻は面白くない。
さあ、明日はいつもより出勤時間が早いんだよなあ。
もう明日の支度して寝るか。
今日はフェリシモの支払いしてきたので、これできのう届いたみっちゃんの処方薬ケースとゆきちゃんのショール用クリップは完全にうちの子になりました。ので、心置きなく使える。
クリップがいい加減気温上がってから届くと出番ないな、と思ってましたが、まだまだ頼る場面がありそうでよかった。
まずは明日あさって仕事してきます。