仕事の帰りに電車乗ろうと思ったら、JRは線路だか電線だかが火事で止まってて、運転再開がいつになるかわからないというので、そのままバスで来た道を戻り西武線で帰ってきたのであった。
帰るとファイブスター18巻届いてましてね。
すごかった。気がつくと一気に読んでた。ので読み返したら泣いた。
何この怒濤の激流みたいな展開。ここまで魔導大戦、あちゃこっちゃで戦っていながらも戦局は硬直していたのが、あいつが死んであの子が死んであの子が壊れかかって、更にファティマ64名でファッションショーがあって、18巻ラストエピソードのあれで、19巻は凄まじきことになりそうですね。
あいつの正体が判明したり、新たな場所と新たなキャラクターが登場したり、これ19巻読むまで死ねないな。

「で、来年あたり19巻が発売されて読むと、20巻出るまで死ねねえって言うんだろ」
いやいやそんな。
「もうな、あんたの言うことは予測できるんだよ。簡単に」
まじか。
で、そんな肥前君はこの漫画、誰がお気に入りなのかしら。
「バランシェファティマは、なんかいいようにおちょくられそうでこええな」
厄介だよな。マスターに口答え平気でするもんな。
「とりあえずヨーンは、ちょっとそこ代われとは思った。パルスェットは俺が幸せにする」
あ、ああいう健気な子がタイプ?
「俺ならぜってえ危険な目に遭わせねえ。俺が幸せにする。あんみつ毎日食わせてやる」
ああ、うん、管理人さんがああいう健気な美少女じゃなくてごめんな。
「あんたはあんたで、違うベクトルで守らないといかんとは思わせてくれるからな」
それはどういう感じかな。
「パルスェットは守ってやりてえと思うが、あんたは赤子より目が離せなくて守るしかねえと思う。3歳児初めてのお台所のお手伝いって感じだ」
なんですってクシャーッ!

「やあご主人様、肥前君。楽しそうだね。なんのお話かな」
あ、わかりやすい子がきたよ。
「え、姐さんがファイブスター18巻買ったから、この漫画で誰が好きかって」
亀甲はあれじゃろ。アイシャさんとか言うんでしょ。
「僕はねえ、コーラスの王妃様だね」
そうきたか。だがわかる。しとやかで美しくて物腰穏やかと思ってると、実は元ヤンってのがね。独断で騎士団動かした娘を叱り飛ばすのが、完全に総番長の風格。
「僕もあんな風に叱られてみたいなあ」
そうかそうか。
「あっあっ、でも一番高まるのは、当然ご主人様のお叱りだよ! 言ってみたらこれは、ときどきちょっと変わったものを食べてみたいって感じの、普段はごはんにお味噌汁の朝ごはんを、たまにフレンチトーストにしてみる的な感じのやつだよ! 結局ごはんと味噌汁に還るやつだよ! 」
じゃあ亀甲は、
「うんうん、何かな」
そこでお座布団になりなさい。
「ええっ、そそそんな、いいのかい? 」
肥前君のお座布団に。
「おい俺を巻き込むな」
「え、」
そしてその、お前のお座布団になっている恥ずかしいところを、私が見ていてやるからな。
「それはあのそれは、そんな、いけないよ! 恥ずかしいよ! でもなんだろう、この、恥ずかしいけどもっと見て欲しいと思ってしまうこの心の動き! 」
「俺こんなモゾモゾ動く落ち着きのねえ座布団、座らねえからな。シンプルに座りにくい」
「肥前君、僕ならいつでも構わないよ! 」
「荒い息を吐くな」
なんだろう、こんなに食い合わせの悪いコンビも珍しいな。「文化が違う」感じがすごい。
さあ、ファイブスター18巻も読んだし、明日の仕事の支度するか。
ファイブスターはね、読むと「戦争とはどんな現象なのか」「それによって国家元首レベルでは何を考えて行動するのか」とか、そういうことがよくわかる。割と序盤の3巻では、戦争が起こると新兵器や試作兵器を投入して実戦データを取ろうとするとか、この18巻では「戦争の本質は経済で相手国を支配することが目的」とか、今まさに大きな戦争が3年も続いていて、転びようによっては世界大戦に発展しかねない世界になっている中で読むと、すごい発見や学びがある。
明日仕事から帰ってから、1巻から読み返すとかやらないように気をつけないと。水曜忙しいんよ。
さあ明日の薬の支度せな。