仕事してきた。
明日は休みだが忙しいのでまたしても忍法ニセ休み。
トーハクの大覚寺展、最終日手前で滑り込みのおかわり。
今度こそ早い時間に入りたいので、明日はいつも通りに起きるぐらいのつもりでいないと。
接骨院に行ってその足で上野。
だが毎回、どこで昼飯を食えばよいのか迷うんだよな。上野。
あと何を着ればよいのか迷うんだよな。季節の変わり目は特に。

「迷ってばかりではないか」
「まあそう言ってやるな」
「上野の飲食店はどこも、お昼時には混み合いますからね」
「藪蕎麦があるじゃないか」
「だが大包平、考えてもみろ。管理人さんのことだ、花粉症の薬の飲み合わせで酒が呑めないと言うのに蕎麦屋だなんて、ちょっとした拷問だと言い出すだろう」
「管理人さんはお蕎麦屋さんに入ったら、蕎麦がきや板わさでお酒を呑みたいとおっしゃるでしょうね」
「なんであの人はあんなに酒が好きなんだ」
「好きは好きだが、酒に呑まれて翌日寝込むほど浴び倒すことがないのは大したものだ」
「管理人さんがおっしゃっていました。昔、お酒をたくさん呑んで倒れたことがあって、それ以来限界量がわかってしまったそうです。よほどのことがない限り、無意識にペース配分ができてしまっているとか」
「それもどうなんだろうな」
「しかし、この前ご母堂様に洋菓子を買ってきたときに、管理人さんは自分の分で洋酒を効かせたケーキを買ったろう。あれを食べた翌日に、仕事中すごい眠気が来たと言っていたからな、花粉症の時期が終わって服薬がなくなるまでは酒を休むだろう」
「そうすると、お酒があまり恋しくならないものをお昼のメニューに選ばれるでしょうね」
「となると、蕎麦屋はないな。中華もだ。管理人さんは中華となると酒を呑みたがるだろう」
「すると、軽いものになりますね。パスタはいかがでしょう。管理人さんもお好きですし」
「お前、本霊が上野に転居して何年になる。土地勘はあるだろう、いい店を教えてやるといい」
「俺を便利に使うな! 」
「大包平様、僕もお手伝い致しますから」
お、賑やかだな。
「ああ、管理人さん丁度よかった。大包平が、上野で昼食をとるのにおすすめの店を教えてくれるそうだぞ」
「鶯丸! 」
でかい声!
「仕方ない。…管理人さんは昭和の喫茶店が好きだったな。この前は国立の白十字が改築後に、喫茶スペースがほとんどなくなったのでがっかりしていただろう。それなら珈琲王城に行くか、面倒だったら新橋の富士に行けばよかろう」
新橋、東京駅挟んだ向こう側だから電車の乗り換えがなあ。好きだけどさ。あのお店。
「管理人さん、明日は土曜日だ。日暮里まで歩くと弥々亭はおそらく開いているぞ」
その手があった。
「そうですね、ラーメンを食べて、日暮里駅まで歩く途中で後藤の飴にも寄れますよ! 」
平野君、誉。
「花屋、だったか。日暮里駅前の甘味処にも寄れるな」
ドン包平冴えてるな。
そうとなったら明日の支度だ。フートン出して寝るだけにして、明日の支度するか。
カメラどうすべえ。明日の朝、持って行きたくなったら出すか。
明日の朝起きられないといかんので、そこそこで寝ます。