仕事してきた。
今日は帰ると届いてましてね。これで揃ったな。
伊達の男が全振集合。みっちゃんと鶴丸を見て舌打ちしていた倶利伽羅も、貞ちゃん登場でにっこり。
最近、夜にテレビ見てると番組のことでマミーが星海坊主(親父)に怒るので、もういっそテレビをネットに繋げられるならやっちまいたいと思って、イロイロ調べたところが、いける可能性がチラッと。
前に有線でルーターに繋いだところが、なんだっけな、ファミリンク? だったか? がメーカーのサービス終了だとかいう表示が出て、ダメなんだろうなとそこでぶん投げてたんですがね。毎日これで喧嘩になるんですわ。星海坊主が自分の見たいものを「ママの好きそうなものやってるから」と言ってシフト組んでいて、自分で選んで見てるわけではないのでマミーはまあ面白くはないわけでな。どの程度のガチめな喧嘩のかは、うなぎでいうたら梅の中くらいの、肝吸いつくかどうか店によって割れるところですが、ネットに繋げられれば、揉める前に尼損プライムに繋いで「篤姫」とか見せてれば平和。うちはマミーが「篤姫」と「八重の桜」は好きで、毎週必ず見てたのな。どっちも嫁いだ先で苦労する女性の話なので。
「そういえば管理人さんも『八重の桜』は好きだったんじゃなかった? 」
「管理人さんはあのドラマで、スペンサー銃の装填から発砲、廃莢と再装填の過程をきちんとやっていたのがすごいとおっしゃっていたな」
「マニアック」
「鳴狐も管理人さんのこだわりに驚いておりまする! 」
「俺も観ていたぞ。綾瀬はるかちゃんがお気に入りでなあ」
「三日月さんは清楚系に見えてアクションもできる女性がタイプなんだね。よその三日月さんはどうなんだろう、楽しみだね」
お、大勢集まって何してるん。
「長谷部君の息抜きに、ちょっとお茶淹れてお話ししてるんだよ」
「俺たちはそれぞれ水だのお茶だの取りに来たんだが、ちょうど長谷部が来てな」
「燭台切殿の新しいおやつの試作の、お味見のご相伴にあずかっておりました! 鳴狐も大層気に入ったそうにございまする! 」
「おいしかった」
「ホットケーキの生地を使って、電子レンジでカップケーキができるなんてね。一期君に教えてあげたら喜びそうだね」
「これなら博多や小夜も作る作業に参加できるな」
「今回は、カップの生地の中にブルーベリージャムとマスカルポーネチーズを入れてみたんだ。短刀の子が食べるなら、ミルクチョコレートを入れるのもいいよね」
「隠されると暴きたくなるよね。中に入ってるジャムのことだよ」
「俺はじじいだからな、洋菓子はあまり食べないが、これは手作りの感じが実に素朴でいいなあ。緑茶にもよく合いそうだ」
え、管理人さんの分は。
「ごめんね、試作だからあまり数を作ってなくて」
「俺の分がまだ半分ございます。こっちはまだ口をつけておりませんので」
いいから。長谷部食べんさい。お前は月末の書類仕事で疲れてるんだから。食べんさい。
「ではお言葉に甘えて」
ということで、相談役、そのケーキの残りをよこせ。
「あなや! 管理人さんが山賊に! 」
名乗りあげるか? 中華の山賊式に。
「管理人さん、この戦争が終わったら山賊になりそうだね」
お、青江も一緒にやるか? なんならうちの子全員でやろう。遡行軍と政府の偉いさん相手に。ただし子のいる家族連れは襲わない。乳幼児だったらオムツとかおやつとか持たせて通す。
「山賊なんてダメなのに、なんだか楽しそう」
「俺は当然参加するぞ。光忠、お前はせいぜい迷うがいいさ」
なんの話してたんだっけ。
「テレビがどうとかいってるのが聞こえたような気がするね」
そうだった。テレビをネットに繋げるんだよ。うちの平和のために。
さっき部屋のジャンク箱掘り出したらLANケーブル出てきたので、明日あたりちょっと接続してみるかな。
だがその前に、明日は接骨院からホムセン行くとかいってるので、さっき星海坊主に「俺をホムセンに連れて行ってくれ」「帰りは自力で電車乗って帰るから」と言ったので、ホムセン行ってボイセンベリーに行燈をつけるかオベリスクにするか、売り場で見て迷ってきます。
なんか疲れてるからな、今日は程々で寝るか。