仕事してきた。明日は休みだがまた忙しいぞ。
マミーが朝出かけるというので、それに合わせて朝のうちに掃除しちまおうかと思うんですよ。終わってから接骨院と呼吸器科。そうすると午後には何もしなくていいのでF1の見逃し配信観られる。
午後がまるまる空いたら、里で花札して変な玉を集めながら配信観よう。
変な玉は今のところ67000玉ちょっと。20万玉を目指すとなると、今日の段階で10万玉いってないとまずいんだよなあ。だが仕事しながら生活しながらだと、どうしても休みの日にどうにか稼ぐってやり方にならざるを得ない。
だが玉を集めるのは二次的な目的で、一番は楽しく練度を上げることなので、できるときにできるやり方で行きますわ。
「おや、管理人さんがおねむのようだね。薬研、行って夜の薬を見てきておあげ」
「いち兄も一緒に行くか」
「私が行くと、センシティブ事項に引っかからないかな」
「着替えやなんかなら心配ないだろ。大将の寝間はちび達しか入らないし、そもそもの話、大将の着替えとか見てえか? 」
「そこはなんとも言い難いね」
「うちの大将はなんというか、俺らに対して完全に母ちゃんだからな」
「よその本丸では、うら若き乙女の審神者殿を巡って恋の鞘当てがあったりするところもあるという話だが」
「うちでは無理だな。顕現して最初の対面でもう『彼女ができたら報告な』『しっかりしたお嬢さんと交際してますと親御さんに伝えないといかん』って言われるからな」
「お前は確か初鍛刀だったろう。その頃からそうなのかい? 」
「おう。陸奥の旦那と並んで大将と向き合って言われたぜ」
「付き合いやすい方だが、いささか捌けすぎというか」
「いち兄、確か好みはダニエラ・ビアンキだったよな」
「美しいご婦人は大好きだよ」
「さすが長兄、頼もしいな。ちなみに俺は、流血シーンで失神しないおなごだ」
なんか誰かに噂されているような気がする。
「俺といち兄だぜ大将」
お前だったのか。
なんかもう疲れたな。明日診察だし、今日は程々で寝るとするか。寝る支度だけして、あとなんか観て玉集めるとしよう。