仕事してきた。左手の爪が縦に割れやがりまして、まあ割れたとはいえ根元までは行ってないので、爪用のテープ買ってきて貼り付けて補修してますが、どの程度保つのか。
とりあえず明日は帰りに通勤定期更新して生命保険の金を銀行口座にぶっ込んで、土曜日にキャリー引きずって上野に行ってきます。渋谷と新宿、池袋にも店があるようですが、上野がおそらく一番場所がわかりやすい。そしてトーハクに寄れる。時間に余裕ができるようなら、両国にも寄って貞ちゃんと明石に会ってくるのもいいな。いつぞやの証の展示はなかなかに衝撃だったよなあ。展示室の奥の方にいるんだろうと思ったら、入って目の前で「ここでっせー」って寝そべってたもんな。手を振るな。やめなさい。いい子にしてろ。
土曜は早く起きないといかんな。
修理屋さん、10時開店だそうなので、9時くらいにうちを出れば開店からそう間をおかずに修理頼めるな。修理にかかる時間によっては、待ちの間にトーハク行って、終わったところで両国に出て刀剣博物館。早く起きられれば行けなくはない。どっちも観光地だからな、コインロッカーだってそれなりにあるだろう。
「本当に起きられるのかよ」
「姐さんはこういうときは意外にちゃんと起きるからな。お前も酒ばっかり呑んで寝てると、姐さんに叩き起こされるぞ」
「おいおい、どうせなら優しく起こしてほしいもんだぜ」
そんなら虎君に頼むとしよう。私よりずっと優しいぞ。
「イヤン! 」
「五虎退の虎は賢くて素直だし、いい子だぞ? お前も修行から帰ってきたんだから、いい加減克服しろって」
「待ってこういうのは段階を踏んで」
どうしたおっさん、乙女になっちゃった? てゆうか何が段階だ。もうショック療法で、しばらく五虎ちゃんと内番組んで回すか。虎君いい子だぞ。五虎ちゃんもいい子だが、似たんだな。朝はお顔ペロペロして、チューで起こしてくれるぞ。
「お顔洗わなくちゃ」
洗うなよ。チューしてくれてるんだぞ。ほんと変なとこ繊細だな。
「だって正三位は福島の殿様と母里君が奪い合うほど魅力的だから…」
「自信満々だなー」
なんて言ってる君の方が、謎の多いミステリアスなイケメンじゃないのさ。
明日は9時出勤だからな、今日はもうとっとと寝てしまおう。
明日の薬用意しなくてはな。
まずは仕事してくるか。