仕事して接骨院行ってきた。
明日は上野に行ってキャリーケースのタイヤ直してもらわなくては。
ということは早く起きないといかんのであった。なのになんでサラミとか買ってくるのか俺よ。
呑んじゃうじゃん。酒を。
だが体調はビミョー。どうするかな。
「次郎ちゃんはお酒でもお茶でも、楽しく呑んで楽しく過ごせればそれでいいと思うよ! 」
「甘酒飲んでた俺も極めてからはカルピスなんだけど、それでも楽しいからほんと気が楽」
「不動さん、カルピスは乳酸菌がいっぱいでお腹にやさしいんですよ」
「なんだよ、黒田武士呑んでるの俺一振りじゃん。やだ寂しい」
「おいうるさいぞ、何時だと思ってる。というか、黒田武士を秘蔵していやがったな。こいつは没収だ。俺が預かっておく」
「長谷部も一杯やってくかい? 」
「俺は寝る。管理人さんが『あまり根を詰めて仕事を片付けるのは体によろしくないからしっかり休め』とおっしゃってな。『よく寝て朝になってからスパートかけろ』とのことだ。主命だからな、俺は寝る」
「それがいいよ。だってお前、さっきも70の顔色だったもん」
「そうか? そんなにひどくはないだろ、いくらなんでも。月末の処理はこれからが本番なんだぞ」
「長谷部さん、手が必要になったらつでもお声がけください。大きい私でもお役に立つならお手伝いいたしますよ」
お。次郎ちゃんやってる?
「やってるよぉ! 長谷部とゆきちゃんはもうそろそろ引き揚げるけど」
「うん。俺ももう寝ようかな。長谷部行こう」
おお、ゆきちゃんはいい子だねえ。ちゃんと時間になったらスッと寝られる。いい子だよお。
「姐さん、そんな搾り上げるみたいに抱きついたら不動折れちまわねえか? 」
「管理人さん、長谷部はお言い付けの通り今日はこれから休みますよ」
よーしよしよしよし。長谷部もいいぞ。えらい。頭脳労働はちゃんと脳を休ませてからでないと効率が落ちるからな。しっかり爆睡するんだぞ。
さあ明日の支度をしておかないとな。キャリーケース出して、財布に金入れて、薬出してあと何があったっけ。まあいい。
いきなり持ち込んでかまわないお店だそうなので、行くだけ行ってみるか。さっきマミーに明日出かけるって言っちゃったしな。
とりあえず寝る支度しちまおう。