仕事して接骨院寄ってきた。
朝、アイッフォーン落としたときに、ストラップがわりにつけてた六角堂の厄除け銀杏が木っ端微塵になってだな。そらもう木っ端微塵。もう回収云々より、掃除機で吸い取るしかないくらいに木っ端微塵。
これはそこまでのでけえ厄を肩代わりしてくれたということなのか。それとも「次の銀杏が欲しかったら京都になる早で来い」ということなのか。
「前者だと思うぜ。まあこれからまた何かあるようなら、俺らで叩っ斬るから、そのつもりでムチャクチャはするな」
「石切丸と数珠丸と物吉呼んでくるかい? 」
え、やだなに、ましゃも鶴丸もなんか優しいのだが。
「そらもう優しいぜ俺は。なんたって連隊戦では俺をぶっ通しで出陣させてくれる、いい審神者だもんな姐御は」
そういうことか。
「実は光坊が、真空調理器を欲しがっていてな。あと伽羅坊は『ギャグマンガ日和』全巻、貞坊はSwitch2が欲しいそうだ」
「なんか打刀の一部で流行ってるらしいんだ」
まじか。ちなみにあいつはどのシリーズがお気に入りなんだ。
「伽羅坊は松尾芭蕉のシリーズが好きだぜ」
さて今日はな、iMacに接続してHDMI回線繋げるようにできるアダプタをポチったのな。
明日届いてる、はずなので、帰ったら最後のUSB -C接続口に取り付けて、と思ったら、うちにあるHDMIケーブル、片側がLAN端子だった…仕方ない、ポチるか、1メートルぐらいのやつを。
とりあえずアダプタもケーブルもプライム特典で今日中に届くみたいで、おそろしいな物流のパワ。
届いたら、テレビとiMacをこのアダプタとケーブルで繋いで、作業しながら配信で映画とか観られるようにしよう。
「わー、いよいよオタクの部屋って感じに仕上がってきてますねー」
「兄弟はこう言ってるが、本当は要塞みたいでカックイイと言っていた。俺もちょっと面白そうだと思ってる」
「ちょ、なんで! バラすの! 黙っててって言ったじゃん! 」
「俺だってカックイイと思う。兄弟の気持ちがよくわかるし、恥じることではないとも思う。俺はカックイイものをカックイイと認められる兄弟がカックイイと思ってる」
「もー、もー本当もー! そういうとこ! もー! 」
おい兄弟で仲よくキャッキャするな。
だがどうだ、これいけてるか?
「そういえば前に、姫様方が『配信するのか』なんておっしゃってましたっけね」
うん。しないけどな。あくまでもこれは「打鍵しながら動画配信とか円盤観ながら効率よくなんか調べ物してえ」を突き詰めた結果たどり着いたからな、これを実行した時、下手するとiMacで物書き、テレビで配信か円盤再生、iPadで何か検索かけて、そこにLINEやらついったのDMやらで誰かとやり取りする必要が出たらMacBook開いて、アイッフォーンで本丸に繋いで出陣、とか、地獄仕様になる可能性が爆誕。これを実行すると画面5枚を同時展開だ。どうだ、あほだろう。
「すごい! あほだけど、なんかカックイイですよ! それやる時は俺呼んでください! 管理人さんの席にちょっと座ってみたい! 」
「俺もやってみたい。いい子にするので座らせてほしい」
「あ、包丁と秋田と五虎退呼んでいいですか? あいつら、ニチアサの戦隊モノとか大好きだから絶対喜びますよ。ほら、敵が巨大化するとでかくなるから、ロボットに乗るじゃないですか。あの操縦席みたいで絶対好きだろうと思うんですよ」
いうて、ただ画面が並んでるだけだぞ。
「いいんだ。チビ達には、管理人さんが本丸の采配をする端末を自分が見られるという、そういうお仕事体験が楽しいんだ」
なんて説得力だ。
まあ、じゃあそのうちにな。それまでに部屋片付けておかないと。そうだ、ぼちぼちわんぱくな近侍補佐と初期刀が来るだろうから、場所確保しておかないといけないんだった。神棚もどうにか拡張しないとな。
ああいかん、もう寝ないとまずい時間だ。
仕方ない。明日の支度して寝よう。
明日は帰ったらイロイロやる。