仕事してきた。休憩のタイミングでわさわさ買い込みました。
そろそろ食うものに気をつけないといかんだろうと、バナナとプリン、ゼリー、粥の出汁用に中華出汁の素とカステラ。この辺は前日の夕飯くらいまで食べても問題ないそうなので、もうこういうもんで打線組んでみた。
明日は朝のうちに粥作っておこう。

「よし、管理人さんや、粥には卵を落とすぞ」
うん、まあ合わせるよね。卵。
「ジジイのおすすめは、殻を割ってそのまま落として月見にするスタイルだ」
いや、溶き卵にするが。
「なぜだ。管理人さんは『立喰師列伝』が好きであろう。月見の銀次は、月見そばを頼んで丼の中に景色を見るというではないか。ならば粥の中にも景色を」
いや、だって溶き卵の方が食べやすいし。
「あなや」
ショック受けすぎじゃないのか。
「それで、お味は…管理人さん、お出汁は何味にするのだ。和風かな、コンソメで洋風かな」
中華。ごま油入れられないが中華。
「中華か。なるほどそれも捨てがたい」
いや、あのね相談役に作ってあげるんじゃなくて、私が自分で作って自分で食うものだからな。
もうね、この何日かで腹が下ってるときみたいな出方になったり、相変わらず血の塊が出たりしてますが、内視鏡検査までそう日にちがなくなってるからな、土日やり過ごせば多少なり原因はわかるはず。
「ボラギノールをもらって帰ってくるのだろう。医者殿が大爆笑していたら斬ってもいいか? 」
え、相談役そんなに私のこと好きだったっけ?
「俺を顕現させた審神者なら、多少なり慕われていると思ってくれないと困るな。そうだな、人間でいうなら、すき焼きの日の母ちゃんくらい慕っているぞ」
それ肉出して食わせてくれるからでしょう。肉に釣られて寄って来てるだけじゃん。
「何を言うか、子供だけで肉をおいしく調理できるわけがないだろう。母ちゃんの料理センスと経験がものをいうのだぞ」
アッハイ。もうなんでもいいよ。だが斬るんじゃなくてもうちょっと平和にな。せいぜい大喜利に持ち込むとかにしとけ。
「そうか。では俺は司会の春風亭昇太のポジションを」
いや、相談役は木久扇師匠だ。よその三日月宗近さんはどうか知らんが、相談役は木久扇師匠だ。

「ときに管理人さん、お腹の具合がよろしくないようでしたら、うどんなどいかがでしょう」
ヒッ。ピストル長谷部が台所に!
「心配しないで、僕が見てるから」
あ、台所の神様いた! よかった。
はあ安心したら小腹が減ったな。
「それはさっきお腹が降って厠へ行ったからではないか。お腹に何も残っていないだけだろう」
何もってのは言い過ぎだろ相談役。
まあいいや、カステラはあまり腹に負担がかからないみたいですね。検査受ける医者でもらった案内に、食べてもいいものの一覧が出てましてね。プリンだのゼリーだのと並んでカステラが、消化によいものの欄に入っております。意外や、牛乳や乳製品はあまりよろしくない様子。あぶねえ、チーズ買って来たものか迷ってやめたんだった。
さあ明日は接骨院行ったらもう何もしない。
そろそろ寝る支度するか。