退院したぞアッコラー!

「なんだ大将思ってたより元気じゃねえか。待ってたぜ」
待ち構えるんじゃないよ。
まあそういうことでね、どうにか帰って参りました。
朝飯の後に星海坊主(親父)とマミーが迎えに来て、車で帰ってきたわけですが、乗り込む時点でまず、キャリーを車の中に突っ込もうとしたら足が萎えてて膝から折れたのでかなり体力が落ちていると思われます。
「思われます、じゃないよ。君ね、それは完全に体力が落ちているじゃないか」
「管理人さん、それでは俺と一緒に大包平の観察などどうだ。あいつは結構歩き回るからな、それなりにいい運動になるぞ」
てゆうか君ら、毎日顔出してたじゃない。百鬼夜行討伐の采配の連絡で。鶴丸なんかお前、飯時狙って来てたろ。
「だって病院の飯ってどんなの食うのか、面白そうだし。一度うどんが出たのは驚いたよな! 」
うまかったよ。細めの麺で。
「しかし、うどんもなかなかだが、きのうはパンが出ただろう! あれにはびっくりしたよな! ずっと粥とか白い飯いだったもんなあ。しかもチョコレートソースまでついてたもんな」
まあ、たまにそういう驚きも挟まないと、人間はああいう閉鎖環境にいるとすぐセイシンテキが折れるからな。まして病人怪我人ばっかりがいるところじゃ、そういう面で刺激が必要なんだよ。実際、食事が結構な娯楽になってたし。
で、まあどうにか帰ってきて、まず荷物を整理して、昼飯を済ませて、何せ急な入院だったので洗ってる暇なんかなかったスタカンとサーモポットを漂白して、部屋を少し片付けてました。
入院前に姉が来ていたから、その前に結構しっかり片付けてたので、突貫で荷造りしたとはいえあまり荒れなかったんだけどな、それでも少しは細かいものが散らかっていたわけですよ。
部屋を片付けて、午後はゆっくりしながらすえひろがりの配信観て、入院中にポチったものの見舞いが来なくて読めずにいた「茶匠と探偵」を読んでました。
明日は朝のうちに市役所行って、指定難病の医療費助成の手続き相談に行かないと。こういうのは先に伸ばすとめんどくせえし、イロイロ忘れるし、どんどん億劫になるし、仕事に戻ってからだと時間を確保するのも難しくなる。クソほど時間がある療養期間中にやっちまうのが楽でしょう。で、案の定、台所が結構な汚れ方になっていたので、その足でホムセン寄って泡ハイターの詰め替えと部分汚れ用の洗濯洗剤買わなくては。

「姐さん、仕事は9月に入ってからの復帰やき、その前に日帰り散歩でもして体力戻しておくのはどうかにゃあ。わし、一緒に行って姐さんの写真、こじゃんと撮ってやるきに」
いや私はな、撮られるより撮りたい側だから。むっちゃんと一緒よ。
「まっはっは、ほんならワシ、姐さんの介護士さんじゃあ。疲れたらおぶうて歩くがじゃ」
やめろください。
だが本当に、一日そういう日を作って外を歩いておかないと。どこに行こうか。トーハクは確か、大般若の展示が今月いっぱいで終わるんだよな。だが実は川越にも行ってみたい。
「御手杵の鞘の復刻が展示されちょったの」
うん。いっぺん観に行ってやりたい。
「行くなら、天気がちっくと心配やけんど、木曜日は涼しくてえいろう。最高気温の予報が29度じゃあ」
そうだな、さすがにまだデジイチは持って歩ける状態じゃないから、できるだけ身軽にするようにして、この辺りで行ってみようかね。外で食事するのに気をつけることとか、実際にやらないとわからないことも多いし。朝のうちに出て、早い時間に帰ってくる時間の割り振りだったら行けるんじゃないかな。
病院内に散歩できるような場所があるかと思ったら、コンビニ行く程度しか歩ける場所がなくてな。ほんと散歩の機会が持てなくて、そりゃ足も萎えるだろ。
「任いちょき姐さん! 他にも一緒にお出かけしてくれる連中もおるぜよ! まず肥前のと先生と、ああ、薬研も来てくれるがじゃろ」
「あったりめえだろ、俺は大将のお抱え薬剤師で、旦那とは本丸立ち上げからの付き合いだしな」
「それから、大倶利伽羅とお国は菓子屋横丁に行って、鰻ば食てみたいそうじゃあ」
完全に動機が食い気のみ。
「あと乱と京極と加州は、小間物屋で買い物がしたい言うちょる」
やだかわいい。
もういいから、着いて来たい子は全員おいで。
「それ言うたら全員じゃの。いっそ現地解散・時間極めで集合で班分けするんが早いじゃろ」
アッハイ。もうその辺はむっちゃんに任せるわ。
なんかほぼほぼいつものノリで出かけることになりそうですが、まずは明日の朝、早く起きて市役所行かないとな。
入院中にすっかりねむみが来るのが早くなっちゃって、ゆうべなんか耐えられずに9時で寝ちゃったもんな。その分やたらと早く変な時間に目が覚めて、夜中3時に思い出してここの更新してましたが。
今日ももうすでに軽くねむみが来ているので、寝る支度だけしておこう。
明日は午前中に市役所行って、帰ったら掃除機かけないとな。