仕事が休みだったので出かけてみました。
マミーが行きたがっていた正倉院展に、チケ取って行ったわけですよ。
朝6時に起きたものの、もう少し寝ていてもいい感じの出発予定だったので、小一時間寝るつもりでいたら9時前に覚醒。10時に出る予定だったので、仕事に出るのと同じペース配分で支度して出発。
上野に着いたら平日なのにワッサワサ人がいた。解せぬ。
そして上野の森美術館に着いたら、やっぱり入り口が5階婦人服売り場特設セール会場くらいの混雑ぶりで、これもしや最後尾の札持って並ぶのかと思ったら、ソヴィエトのスーパーマーケットくらい並んでるのは当日チケット買う行列だったようです。デジタルで取っていた俺は脇の専用入り口から入れてもらいました。
で、展示自体は、奈良から真物を運んできたのでなく、真物を作った当時の技術と材料で再現した模造を持ってきたそうで、その再現の過程も一緒に見せるというものでした。
瑠璃の盃を再現したものとか、銀の香炉とかイロイロある中、俺が最もしつこく写真を撮ったのがなあ。

「さすが審神者、すげえわかりやすかったぜ! 」
あまりそこは触れないでいただきたく。
まあ、とにかく写真撮ったのがこれ。

ななちゃんや丙子氏と同じくらいの時代の仲間、を再現したものでしょうかね。

こんな装飾が施されていたり、

柄はこの頃からエイの皮使ってるんだなと思ったり、興味深い。
変わり種としては、宝物を研究している人が日常使っている道具類を見せてくれたりしてました。

そして、驚きだったのがこちら。

これな。同じ絹糸でもここまで変わるか。この小石丸という種類の蚕の糸を見ていただければわかると思いますが、純白なんですよ。ピュアホワイト。おそらく鶴丸の羽織はこの糸で織られてるのかもしれない。

「バレたか」
バレたかじゃねえ。お前ね、その内番着だっていい反物使ってるんだから、穴掘ったり畑だとか馬当番とかやるなら、全員に配ってる作業着着てやりなさい。
今回展示物は全部写真撮影可。中でもここはまあ、ほぼ全員写真撮るよね。

マミーは終始「暗くて歩きづらい」と言い、うちの男士連中はマミーを気遣い、短刀の保護者は情操教育に余念がなく、まあ体験型の展示としてはこんなもんかなと。

蘭奢待の香りを再現したものがあって、嗅いでみたらこいつはアレだ。
お仏壇の線香の香り。をもっと上品にしてほのかに漂うくらいにしたやつ。
って言ったら歌仙さんに「君という人は」って言われたよ。まあこの香り、私は嫌いじゃない。確かにいい香りだった。あと仏刀の皆さんが嗅いでから拝むのが楽しかったです(感想文)
展示を一通り観て出るところで、スタッフのお姉さんが、マミーの杖に気がついてエレベーターに案内してくれまして、ついでにミュージアムショップを見たものの、今回はこれといって買っていこうかと思うものはなく、手ぶらで撤収。
ここで星海坊主(親父)が「寿司屋に行こう」と言い出し、以前に御徒町方面に行く途中のすしざんまいに行ったからそこかと思ったら、湯島に抜ける途中の別の寿司屋でした。

笹やん、チラッチラ見ながらそれでもお昼食べに行こうって言ってて、まあ同郷なら気になるよな。

いい面構えをしている。

俺が食えるのは鉄火丼でした。
お寿司屋さん、ちゃんと職人さんが何人かいて、カウンターにネタがあって、なんか昔のバイト先を思い出した。
そして帰りがけに面白い物を発見。



羊が客寄せしてる。


呉服屋にパンダ。


今日はデジイチ持たずにアイッフォーンで写真撮ってましたが、次の外出ではデジイチにしようかしら。
今日はしばらくぶりに上野に行きましたが、行き帰りの電車内ではずっと里を周回していたのは秘密だ。
明日はまた仕事なので、支度しておかなくては。
帰りの電車内ですでにねむみが凄まじく、里の周回しながら寝ていたので、今日は早めに寝よう。